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熱量を持って行動すること

熱量を持って行動すること 出会った人

昨日に引き続き
「関西リーダー列伝」アーカイブを見ました。
なんだ突然ハマって(笑)。

少し前の、安藤忠雄さんの回。

安藤忠雄さんは

誰もが知る建築家ですけど
大阪におられるので
なんだか知り合いみたいな不思議な気持ちがあります。

安藤忠雄建築

なんかこれすごいな?
って思う建物って
だいたい安藤建築だったりします。
どんだけアイデアわいてくんねん?
って思うんですが
本当にすごいことだと思います。

建築学科のムスコは
一度、安藤忠雄の講演会を聞いて
いたく感銘を受けていたなと
思い出しました。
生い立ちVTRを見ていて

へぇぇぇと思うことたくさんあって。

小さいころは
祖父母のところで育ったとか
貧乏で本が買えなかったとか
学校に行くお金もなかったとか
(大学は出ていない)
世界を回って建築物を見て
世界の広さを知るという。

そこで感性がとぎすまされたんでしょうね。

なによりも、熱い気持ち、情熱、その熱量がスゴイ。
とにかく「わくわくする」ことが一番やと
リーダーに必要なことは
「自由と勇気」だと。

でしょうね。
話を聞いてるだけで
その熱量は伝わってきます。
いやもう81歳やで!!
全身ガンで、胆のう胆管十二指腸脾臓等
5つの臓器を摘出されてるんですよ?
なのにどうですか
それからの活動ってすごいっす。
報道で知る限りでも相当あります。

ムスコ
ムスコ

安藤忠雄って全身ガンで
内臓が全然ないらしい!

ってムスコが言ってたの
大学1年のときですよ?
それで元気に生きてる人はおらんと

医者に言われたようですけど
やっぱり人間って
「気力」とその熱量が
むっちゃ大事で

奇跡を起こすんかもしれません。

子どもの図書館、そして

そうそう、中之島にできた
安藤建築、子どもの図書館。
今はどうか知りませんけど
建築完成当初は
予約が全然とれなくて、
ほんとに人気で
私もいまだ行ったことないですけど

一度行ってみたいと思ってます。
テレビや雑誌で見るだけで
行ってみたい空間ですもんね。

あそこは、安藤忠雄が
私財をなげうって建築し
大阪市に寄付したんだそうです。
運営費は、大阪の企業が寄付していて
それも安藤忠雄が企業をひとつひとつまわってお願いしたとか。
80社回って、断るところは1社もなかったとか。

大阪を愛する安藤さんはとてもうれしかったそうです。

いやすごい話ですよね。
どこまでも動く。動く。その情熱のままに動く。
ステキです。

今は、大阪万博のために
桜をたくさん植えようと
また計画されているそうです。
万博の桜募金です。

そういえば、大阪の桜も(毛馬桜の宮公園~中之島)
平成の通り抜けと呼ばれ
安藤さんがよびかけて寄付をあつめて
植樹したそうで。

今回の万博の桜募金も
みてみると一口1万円、
寄付した方のお名前が
木のプレートに記載されるそうです。
粋じゃないですか!
みんなが参加できるその金額と
そしてそれによってみんなが幸せになるような世の中を作ろうとする
その熱い気持ちよ。
共感しないひといないんちゃいますかね。

そして思い出したんです

そう、そして思い出したんです。
安藤さんって、こうやって
寄付を募って、なにか事業をやりとげる方だよねって。

そういえば、東日本大震災が起きたとき
安藤さんは、

震災で親を亡くした子たちのために
「もも・かき育英会」を発足させて
全国から寄付を集めていたなと!
阪神淡路大震災を経験したことから
なにかできることがないかと考えたのだと。
それに共感して
我が家も10年間、寄付させてもらったなとね。

子どもが小学生くらいだったあのころ、
子どもたちにこの話をして
子どもたちも、おこづかいから
毎月50円を出して(年間600円(笑))
あとは私が出すからと
この寄付をしようよと呼びかけたこと。

あれから、子どもたちの寄付は
長くは続きませんでしたけど(笑)
(私も徴収を忘れていた)
毎年、1万円を寄付させてもらって
数年前に、
「10年間ありがとうございました」と
連絡がきて
ああ、10年間、なにかしら少しでもお役に立てることがあったのかなぁと
ふりかえって思いました。

そう、「その日」「そのとき」に寄付することはあっても
寄付って継続がないんですよね。

そこをちゃんと見越して
こういう事業をすぐにたちあげられる安藤さんは
本当にすごい方だと思うし
でもそれは、別に安藤さんだからできることでなく
私たちでもできたことであって
その差はただ
やるかやらないか
情熱が自分を突き動かすかどうか

それだけなのだなってね、
思いました。

そして改めて
私の人生の節々に
安藤さんを感じられるものがあるなと思っていたのは
こういうことだったのかなと
改めて思った次第です。

人の心に響く、
人の心に何かを残す、

ってこういうことなんだなって
彼を通して改めて思う次第です。

いやほんと。

子どもたちも、払わなくなった(笑)けども

この育英会の寄付は覚えていましたね。

なにかを感じ取ったことと思います。
そうやって人は
自分が苦しいときでも人になにかをささげることができ、
それはささげているようで
実は自分がもらっているもののほうが大きい
っていう
それを理解できたんじゃないかなって
そんなふうに思います。

だって、我が家で、育英会に寄付していたことって
誰かの役にたったかなぁと
想像するだけで
なぜかありがとうと思える

それがとっても尊い感情のように思えるんですよね。

いや~、安藤忠雄さん。
81歳でなお、熱い情熱を持ち続ける建築家。
我々世代に熱いエールを送ってくださってるような
そんな気すらした私です。

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