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ムスメに教わることばかり2

ムスメに教わることばかり2 こども・家族

またまた続編(笑)

ムスメと1日歩いただけで
いっぱい話して面白かったんですが
1時間歩いてると
家にいるときとちがって
テレビや携帯で邪魔されないので
話すしかなく
コロナ禍を思い出すような
お散歩でした(笑)。

コロナ禍も

あのころも毎日歩いてたな~って。
友達とやけど
ムスメともたまに。

ムスメが
大学時代で一番思い出に残ってるのは
コロナ禍やなってよく言うんですが
近所の仲のいい友達たちと一緒に
どこまでもどこまでも歩いて
いったん解散してまた集まって
また歩いて・・
って

いっぱい話しながら歩いて
でも話がつきなくて
あれが一番思い出に残ってる時間!
って言ってましてね。

結局、どこかに旅行行ったとか
おいしいもの食べたとか
それよりもずっと
友達と会話をしながら歩くっていう
それが
豊かな時間の過ごし方だったのかなってね。

ほんと、人生の根本にもどって
考えさせられるような言葉でした。

だってそりゃたぶん
死ぬとき思い出すのは
いつもの普段の
普通の生活、
普通の家族や友達との会話、
そんなことだろうなって思いますもんね。
「普段の生活」が
どんなに貴重なものだったか
それが自分のすべてを支えているものだったんだなって
気づくのかもしれませんね。

普段だってこうやって
じんわり思うこともあるけれど
ムスメに言われて思いました。

コロナ禍に大学時代を過ごしたひとたちは
友達もできない
サークル活動もできない
オンライン授業ばかりで
宿題も多くて
留学も行けず
本当に気の毒だったと
よく言われるし私も思うんですが
でも、やっぱり
実は、本当に豊かな時間を過ごせたり
自分にとって
人生にとって
大事なものは何かに気づけたり
そんな時間だったのかもしれないなって
そう思うと、
なにごともやっぱり
マイナスしかないことなんてないなってね。
どんなことも経験になり
自分の血となり肉となるっていう。

そんなことを考えながら
ムスメと歩きました。

就職の話

4月から就職するムスメとは
会社の話や仕事の話をすることも多いです。

今回も、また
ムスメの友達の話をしていて

ムスメ
ムスメ

いったい何をしたいんやろな?●●ちゃんは・・。
もう転職するらしいけど、
その仕事はどうなんやろな?

と聞いてきまして。
●●ちゃんは
私の働く業界の仕事をするそうなので
確かにな~・・
それはあまり発展性がないかもな~・・
と思って

makko
makko

結局、使い捨てみたいになるケースもあるからな・・。
そこでどれだけ自分が出せて
このひとじゃないと
って思われるようになったら
上を目指せるけどな?

と言ったら

ムスメ
ムスメ

そうやんな!
結局、ひとやもんな!?
なんでもそうやろ?

私もな、就活のときによく聞かれる質問に

そういうふうに答えてたことあんねん!

というやんか。
聞いてみると、
IT業界を受けていて
「5年後、どんなエンジニアになりたいですか?」
と聞かれることがよくあったそうで。

ムスメ
ムスメ

そのときにな
『「M子さんにお願いしたい」って指名されるような

エンジニアになりたいです。』って言うねん!

これってな、本当にそう思ってるねんけど

けっこういい答えだと思ってるねん。

どんな業種でもそうやんか。

それに、その会社のことわからんから

下手に会社のHPとかみたりエンジニアの仕事を想像して

あれこれ言うと、ピントがはずれることもあるやん。

私ら学生やから会社の中のこととか方向性はよくわからんし。

でもその答えはな、けっこういいとこついてると思うねん。

だいたい面接官に「それはそう!」って言われることも多かったし!

でも本当にそう思ってるねんな~。

やっぱりさ、その会社にお願いするというより

私にやってほしいと言われることが大事やん?

ってね~!!!

やっぱり「ひと」やで!!!!

っていっつもムスメに言ってますけど
ムスメもやっぱそう思ってるんやなって
そしてこの若さでそれを認識しているって
すげーよムスメ!!
と思ったんでした。

たしかに私が面接官をしていても
この答えを言われると
この子と働きたい!!!合格!!!
って思うって(笑)。

いや~改めて、
ムスメはいい会社選んだけど
会社のほうもいい子選びましたぜ!
と、親バカは思います(笑)。

自分の機嫌は自分でとる

あとね、
そうやって仕事の話とかしていて
東京行ったらどうの~
関西弁はなおらんかな~
でも関西弁はやっぱりええで!~
みたいな話をあれこれしていて

ふとムスメが

ムスメ
ムスメ

でもさ私さ、

自分の機嫌は自分でとれるひとにはなろうと思うねん。

なんかおるやん?

学校の友達でもおるねん、なんか機嫌が悪い日がある子。

あれな、どうかと思う・・・!

私だってしんどい日もあるし機嫌がいい日ばかりじゃないけど

でももう大人やねんから

それを出すのはどうなん。

よう出せるなと思うねん。

やっぱり、機嫌がいいってむっちゃ大事やと思うねんな。

と、言ってましてね!

これももう共感しかなかったです。

本当にあるねんな。
50代になっても
不機嫌丸出しのひととか!!!!!
むっちゃおんで!!!!
すぐキレ口調になるひととかな?

でもやっぱり
他人には関係ないわけだから
やっぱり私も
愛想笑いと言われようとも
いつも機嫌よくはいたいと思ってるんです。
でもね、新入社員のころ
10歳年上の先輩女性社員に
「なんでいっつもニコニコ笑えるねん。
真似できんわ!」
と不機嫌そうに言われたことがありましてね。
ふるえあがりました。
一生忘れへんて。

その先輩はたしかに
普段からニコリとも笑わないし
かなりこわかったんですが
かといって仕事ができたわけでもない。
なんだかな~
と思っていたら
子どもができて退社されましたけど
本当にこわかった・・。

もちろん、普段からニコニコしてる必要はないけれど
少なくとも、
自分の機嫌は自分でとれるようになってはいたい。
それは本当にそう思います。
まぁ私は基本楽観的だから
あんまり自分を不機嫌にすることも多くないのだけれど
ムスメが社会で生きていく中で
社会でじゃなくとも
一人の人間として生きていく中で
それはむちゃくちゃ大事なことやで!
って思いました。

いや~、私よりよっぽど大人(笑)。

でもね、その例のひとつとして
笑福亭鶴瓶さんを挙げてましたよ!
関西に住んでるだけあって(笑)
鶴瓶さんには何度かお会いしたことがあるそうでしてね。
バイトしてる定食屋さんにたまに来られるそうで。

そのときに鶴瓶さんは
変装もしないから
むっちゃ人が寄ってくるそうなんです。

でもね、鶴瓶さんは、
ごはんを食べてても何をしてても
握手やら話しかけやらに
絶対にこにこ対応しているそうで。
ものすごくたくさん人が来ても
それは変わらんのだそうで。
そして、ムスメたちお店で働く人たちに
「邪魔になってごめんな・・」
とかって声をかけて
本当にあのままの
むっちゃええひとらしいんです。

いやこれは私も経験あって
若いときに、
たまたま仕事現場で鶴瓶さんにお会いしたことがあって
上司に、
「大好きやから握手してもらってもいいですかね?」
と聞いたら
「ええやろ!」と言われ(優しい上司)
握手を求めに行ったら
もう最上の笑顔で
「はいはい~!ありがとう~!」って握手な!!
してくれて。
それを思い出しました。

ムスメも
「あんなひとなかなかおらんで。
自分ごはん食べてんのに
握手してくれとか、キレそうなとこやんか。
本当にええひと。
あんなひとになりたいと思うわ!」
ってね。
言うとりました。

さんまさんもそうらしいですけど
やっぱり大物で生き残ってる人たちは
人格もすばらしい方が多いのかもしれませんね。
大阪の人は特に、
と思うのは、
私が大阪に住んでるからですかね(笑)。

そんなこんなで
ムスメとのお散歩は
相変わらず、はっとしたり、へぇ~と思ったり。

家の中で
家族に対しては
性格に難ありなムスメですけど(笑)

外ではしっかりやっとんな!
と、思いましたです。
これはもう保育所のころからそうですけど。
(たいがい外の人からはほめられることしかなかった。
家族はあんぐりやけどね(笑)。)

ま、東京に行っても
なんの心配もないなってね。
思いましたよ母は。
あとは私の寂しくなるメンタルだけが心配ですね(笑)。

ま、私もなんとかなる。
ムスメとの時間をとればとるほど
私自身も満たされるような
そんな気持ちになった母なのであります。
あと4か月。
ムスメとの時間を存分に楽しみます。
ま、相手してくれるときだけですけどね(笑)。

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