スポンサーリンク
スポンサーリンク

子育ては思うようにいかないことばかり。

子育ては思うようにいかないことばかり。 こども・家族

5月病、っていいますけど
4月に始まったことが
少し慣れてきて
でも完全に慣れるまでにもいたらず
なんだか鬱々してしまうっていうことあります。

特に思い出すと、
子どもたちが浪人した春は
そんな気持ちだった気がします。

1、子どもたちが浪人したときの思い

あれだけ高校時代に羽をのばして
遊んでいた子どもたちですから
そりゃ大学受験でどうにかこうにかいけるわけもなし。

と、ちゃんとわかっていたものの
実際に浪人するとなると
なかなか受け入れがたい気持ちもあり。

そもそも、受験の真っ最中は
どうなるやろう大丈夫かなぁと
心配で
先が不安で

そのときを考えると
浪人、と決まって
新しいスタートを切った子どもたちをみて
ちょっとすっきりしたようにも思うのに

少し慣れてきたところで

ああ、でも、わが子は

大学受験に失敗してしまったんだな~

お友達はみんな大学生になったのに
高校生でもなく大学生でもなく
1年後はわからないトンネルの中におるんやな~

私自身はふっきれていたから
人に聞かれても
浪人してんねん!
って言えるけど

本人たちは
けっこうつらいのではないかな~
高校時代とは違う
新しい世界が広がる周りの友達を見て

落ち込むんちゃうんかな~

と、
その子どもの思いを考えると
けっこうつらかったなぁ・・
と思います。

今思うと、

「子どもの思いを考えると」

ってところが

「子どもの思いを(勝手に)想像すると」

ってことやったんやなぁ~、
とわかるんですけども
そのときはすべてが
主観的に見えてしまって

なんだかとても落ち込んだり
胸がしめつけられる思いになったりしたことを思い出します。

いまから考えると

本当に「勝手に」だったのだなぁと思うのですけれど。

親が思うほど子どもは弱くなく
そして親が思うほど強くもない。

彼らなりに
なんでもないよ、
というところと
つらいな、
というところと
あったんだろうなと思うんですが

親が子どもの気持ちを想像して
気を使ったり
おちこんだり
ってことは

やってしまうけれども
でも

それは親の経験からくる
親の価値観での「想像」でしかない。
ということを
わかっておかなくちゃな、

と思います。

ま、それは今も同じです。

要は

子どものことなど
なにひとつわかっていないし

親ができることなど
ほんの一握りのことである

ってことですよね。

子どもは本当に別人格。

親はそれくらい思わなければならないくらいに
子どものことをわかってる、って思いこんでるところがあるって

そう思う今なお
たまにそういう自分が顔を出します。
根強いな~ほんまに(笑)。

2、だらだらしてる子どもたちを見たときの思い

子どもが落ち込んでるんじゃないかな?
という気持ちだけじゃなくって

全然勉強せーへんやん
何考えてんねん!

ってときも同じですね。

親に見えているのは
子どものほんの一部であるということ

そのときはホンマにわからないんです。

24時間監視したんかい!
っていう。
そして24時間監視したとして
子どもの心の中を覗き見たんかい!
っていう、ね。

自分がいないと死んでしまう
赤ちゃんのころから育ててきたわが子は
やっぱりどこかで
自分が一番よくわかっている

って思うところが
ずうっとあるように思います。

無意識の中でも。

ムスコもムスメも

ムスコ
ムスコ

浪人して1年がんばる!

ムスメ
ムスメ

来年こそ行きたいとこ行くで!

と、3月には言うてたはずやのに
実際に浪人生活が始まってみると、
おいおいどないなってんねん。

漫画ばっかり読んでるやないかい!
ゲームばっかりしてるやないかい!
家で1分でも教科書開いたかい?
ずっと寝てるけど?
テレビとyoutubeにほとんどの時間さいてるけど?

って
そんな生活だったので
だいぶやきもきしたんですが
(ブログで毎日吐き出していたような(笑))

いま、彼らと
浪人時代の話をすると

ムスメ
ムスメ

あのときはほんまにめっちゃ頑張ったなぁ~

ムスコ
ムスコ

友達とポケモンGOしながら帰るのだけが楽しみやった

なんて話をするんです。
一番びっくりしたのはムスコが

ムスコ
ムスコ

1日中自習する日とかあるやん。
自習室でやってたら
隣でやってた友達が
トイレに行ったみたいでおらんくなってて
ぼくもトイレにいったら友達がおって
『1ゲームだけやろ!』って
トイレの隣の個室に入って
1ゲームだけオンラインで対戦して
ほんでまた自習室にもどって勉強しててんで。

なんて言うてたこと!

あと、全然知らんかったけど、

ムスコ
ムスコ

あまりにいきづまってくるから
帰りに友達と
バッティングセンターに行って
ちょっとすっきりして帰ったりもしたんやで。

なんて話も。

へぇぇぇ~
私からみたら

大枚はたいて予備校に入れてんのに
えらい気楽でんな!
やる気のかけらもみえん!

と見えていたのに

ムスコはムスコなりに
追い込まれていたんだな~

予備校で頑張ってたから
家ではもう電池切れやったんやな~

ってね。

いまさら知ることがいっぱいあったりします。

3、実は子どものことを全く知らんかったという気づき

もちろんそれは、
小学校や中学校の時の話も同じこと。

私がガンガン叱りまくっていたことにも
実は理由があったりとか

友達との関係に
悩む時期もあったりとか

はぁ!
そうやったんかい!

が本当に多い。

やっぱり

親は子どものことは

知らないことが多い

のでなく

全然知らん!

くらいに思っててちょうどいい気がします。

たまたま私のおなかから生まれたというだけで
肉体もこころも
まったく別の
別人格。

高校になったときくらいにやっと
自分の中に実感としてそれがわいてきたように記憶してますが

それでもやっぱり
どこかで
わかってなかったんやろなぁ~
ってね、思います。

子どもは(親の)思い通りにいかないことばかり
というけれど
それはあったりまえの話なんですね。
逆に思い通りにいくほうがおかしい。

「子どもを信じて」
なんて言うけど、
それも
子どもが(自分の思い通りにいくと)信じて
と思っていたりするのが親ですよね~
少なくとも私はそうでした。

そうじゃなくって

子どもは
親がびっくりするような
親が絶対にいってほしくないような
そんな道をいくこともあるけれど

自分の力で
ちゃんと自分の人生を生きていく
その力があるのだと信じる。

間違ったと自分で思えば
軌道修正する力があると信じる。

親が思うのとは違う道でも
(たとえ親が、絶対にいってほしくない道にいっても)
子どもが好きで歩む道を
自信をもって進んでいけると信じる。

ということなのだなぁと

最近しみじみ思うんです。

思い返すと本当に
思い通りにいかないことばかりの子育てでした。

ふと思い出すと
そんな自分もよしよししたくなるような

そう、
親だって初心者なんやから
そうやって成長させてもらってきたともいえるんです。

まだまだいろいろあるんやろうけども
まゆをひそめるようなことがあったとしても
子どもを信じて見守っていければと思う
アラフィフ母なのでした。

コメント

  1. karion より:

    makkoさん、こんにちは!
    ブログお引越しされたようで、お邪魔させていただきました。
    いや〜、ウチも長男の浪人生活は、ホントmakkoさんと同じような気持ちで過ごしたものです。
    大学受験に失敗、何処にも属さない浪人…ってどこか心の中に鉛があるようなズーンとした1年だったような気がします。
    だから長男が大学生になって、『浪人は大変だったよねー?もう二度嫌でしょ?』と何気なく聞いた時、『えっ?そんなことないよ。予備校で周りみんな同じような環境の人ばかりだから、結構楽しかったし』と言われた時は驚いたものです。心に鉛があったのは私だけだったのか?と(笑)
    先日、次男も第一希望の大学が残念だったのを気にしているかと、『大学どう?』と話をしたら、『まぁ世間の偏差値で第一希望、第二希望というのはあったけど、自分の中ではそんなに差がなくて今の大学も嫌いじゃないから普通に入れて良かった』と言われ…残念なのは私なのか?全く子どもの気持ちを分かってない(笑)!!と実感したものです。

    そんな次男、設計と構造力学は対面授業で週に2日は大学に行っています。お友達のこととか考えると1年生は、オンライン授業だけでなかったのは良かったと思っているところです。
    やはり設計は毎週課題があるので、結構オンライン授業もみっちりある中、わざわざ課題のためにオンライン授業を終えてから学校に行かなければならないから〜と言うので、買いましたよ!!平行定規!
    思っていたのより大きくて、机と一体の物だったらウチ、置くところありませんでした。(笑)
    教えていただいていて良かったです。
    その節はありがとうございました。
    課題も『大変だねぇ』と言うと『まぁ大変だけど、楽しいで!』と言われ、『課題=忙しい=大変』と勝手にこちらの思いを変換していたことを反省…です…
    子育てって親が子どもを育てるだけでなく、子どもに育てられるとは本当ですね。
    いつももっとおおらかに…とは思っているのですが、なかなかできないでいます。
    …で、こちらにお邪魔して勝手に共感させていただいて元気をもらっています。
    長くなってしまってすみません。
    また時々お邪魔させていただくと思いますが、よろしくお願いします。

  2. makko より:

    karionさんコメントありがとうございます!
    めっちゃ共感共感・・そうよねそうよねわかる~!
    と思いながらコメント読ませていただきました(笑)。
    本当に親って不思議ですね~子どもの気持ち、めっちゃ思い込んでるし、
    そして気にしていたのが自分だけだったんかい?ってことも
    ほんと多いです(笑)。
    ほっとするやら気が抜けるやら、ですよね~。

    オンライン授業も対面授業も、そして課題もしっかりあって
    本当に大変だと思いますけど、私も、1年生でこの時期から全部オンラインだったら
    ちょっとしんどいな~と思いますので、対面があってよかったなと思います!
    平行定規、購入されましたか!ほんと、でかすぎですよね~(笑)
    うちは今は、机代わりにして普通の課題を製図机でやっとります(笑)

    まさにさっき話してたんですが
    「これまではずっと日曜日は設計課題やって模型を作ってたよな~。
    もどりたいとは思わんけど、でもなくなるとちょっと寂しいな~。」
    と初めて言うとりましたよ~!
    学校やめたいくらいいややったんちゃうんかい!
    それで留年もしてしまったのに!?と思いましたけど、
    結局子どもの言うてる言葉をそのまま受けて、ずっと親は覚えているけれど
    子どもは子どもなりに成長とともに変化もしているということなんだな~
    って思いましたよ~。
    まさかあんな大変だった課題を「なくなると寂しい」と言う日がくるとは思いませんでした(笑)。

    でも次男さんが「楽しい」と思っておられることは本当によかったです!!!
    設計のほうに進まれるのかもしれませんね!
    やっぱりせっかくですから設計を極めるのは素晴らしいことやと思います!!!
    しんどそうやけど、いろんな図面や模型を見るのは
    親としては未知の世界やから楽しいですしね!
    一緒に楽しめるというのはうれしいことですよね!
    次男さんのお言葉が聞けて本当に私もうれしいです。

    私はもう偉そうなことを言っても、全然おおらかに受け止められてもいない母なのですけれど、それもまぁネタでええか!(笑)と思ってますよ~。
    私こそいつも元気をいただいています。
    本当にありがとうございます!!!

  3. 渋茶 より:

    はじめまして。
    うちにも、大学生の娘と息子がいます。

    息子はこの春から晴れて大学生。去年一年浪人して、希望の大学に進学しました。
    高校受験、大学受験いずれも不合格を経験し、特に現役での大学受験失敗後は、別人のように暗くなってしまい、進路よりも本人の命や健康を案じるような心配をしました。担任の先生や周りの支えもあり、予備校に通うことを希望し、本当に1年頑張り抜きました。合格したときはそれはそれは嬉しかったです。

    が、そこからは新たな心配の始まりです。
    中学からの地元のやんちゃな友達と夜中車に乗って遊び回る日々。
    コロナのことや、車の事故など想像するだけで、胸が塞がります。
    大学で、前向きに充実した生活を送るんだろうと思っていたのですが、それは私の理想であって、本人の価値観とは違うということを目の当たりにしています。
    するべき注意はしていますが、とどきません。

    子供は子供の価値観があること、また、子供を信頼して見守る親でいたいですが、なかなか思うように行かないです。

    色々自分に突き刺さることが多い中、私も51歳、人生折り返しているし、健康不安もある中、モヤモヤする日々も多々あります。

    そんな中、このブログにたどりついて、あぁ、これは私も変えなきゃいけない課題なんだ、と受け入れられそうです。
    子供さんとのやりとりも、とても共感してしまいました。

    今後もまた、拝見させてください。

    ちなみに、娘は大学を休学し、やりたい事があると茨の道を進んでいます。

    本当、どうなることやら、ですね。

  4. makko より:

    渋茶さんコメントありがとうございます!
    そうなのですね~
    息子さん、浪人されて希望の大学に合格されたのですね。
    浪人してもなかなかみんな希望の大学には入れないもので、
    ムスコのまわりももともとの希望大学に受かったこは本当に少数でした。
    ですので、いろんな葛藤の中で本当に頑張られたのだと思います。
    そんな自分を律する力のある息子さんなら
    ご自身の中に芯があるのだと思いますし、
    これからも自分の足できちんと歩いていかれることと思います。

    地元のやんちゃな友達と遊びまわる日々~!!!
    もうわかりすぎます。
    うちはその「やんちゃな」ほうなのかもしれませんが
    大学に入ってからは本当にいろいろありましたよ~。
    夜遊びもさることながらギャンブルやなんやと
    本当に本当に心配することがたくさんありすぎました。
    まさか!
    と思うようなことをしていたり
    そんなところに行っていたり
    ひょんなことから知るので
    本人を問いただすこともできず
    もちろんブログに書くこともできず
    いったいどうなることかと暗澹としていました。

    ひとによって
    性格も思いももちろんその経緯も
    全然違うので全然参考にはならないと思いますが
    うちのムスコのことを
    今振り返って思うのは
    彼なりに大人で
    彼なりにいろいろ感じたり考えたり
    していたのだなぁ
    ということですかね・・

    とはいえいまだに
    心配は尽きませんけど・・・。
    親の私とはやっぱり
    価値観や大事にしているものや
    そうではないもの、
    全然違うんだろうな~と思います。

    でも、わがムスコのことを考えると
    渋茶さんの息子さんは
    そこまで頑張られたということは
    ずっとしっかりされているのだと思いますから
    きっと大丈夫と思います。

    あと、やんちゃな友達は今もたまに遊んでいますが
    みんなそれなりに大人になったなということも思います。
    結局は、なにかあったときは
    昔からの友達が支えになったりして
    子どもなりの関係を築いているのかなぁと思ったり。

    親はようわかりませんね(笑)
    私は特にですが
    いったりきたりで迷ったりしながら
    いまだに日々を過ごしています。
    共に頑張りましょう~!!!
    コメント本当にうれしかったです。
    ありがとうございます!

  5. ひまわり より:

    こんにちは
    以前卒業目前で留年が決定し、就活することになった理系男子の母です
    息子が、第一希望の企業さんから内定をいただきました!!
    すごく嬉しいしホッとしました
    お互いに息子たちの門出を応援したいですね📣
    あとは無事に卒業できることを願いましょうね!

  6. makko より:

    ひまわりさんコメントありがとうございます!!
    そうですかそうですかそうですか!!!!!本当によかったです!
    息子さん、優秀なお子さんでいらしたので心配してませんでしたけども
    それでもやっぱり就活はわからないとこありますから
    本当に本当に、本当によかったです!
    第一希望の企業から内定、っていうのは
    まずは本人の自信につながりますよね。
    本当によかったです。
    おめでとうございます!!

    そうそう、あとは卒業(笑)。
    留年してるから大丈夫やろうと思っておりましたけど
    心配なんで大学の個別懇談を申し込みました(笑)
    本当に信じてるんかい、と自分につっこみつつ(笑)

    でも、本当によかったです。
    やれやれですね!!!!

タイトルとURLをコピーしました