いやんもうやめてほしいねん。
30日というもう
あれこれやらなあかんその年末に
テレビはなんでもかんでも
「ドラマ一気見!」みたいなんやってるやん。
昨日はハマってしまいました・・・
NHKに・・・
まずドキュメンタリーについて
振り返りながら語る~
みたいな番組やってて
ちょっと見入ってしまったんですよ( 一一)
ドキュメンタリーもさることながら
ヒコロヒーって
予想通りではあるけど
すごいしっかりしたコメントするんだな~
なんてことを思いながら見て。
最後に72hoursについての話をやってたんですよ・・
例の、NHKの、
同じ場所で72時間カメラ回して
そこにいろんな人がやってきて
そのひとたちの人の話や人生を聞くっていう・・
あれな~。
たまたまやってたらつい見入ってしまうやつ。
ああ~ドキュメンタリーの最たるものはこれやんなぁ
と思いながら、
この番組を見終えたんですよ。
そしてその後
また整骨院(最終日)に行き
ちょいと買い物に行って
さあ今日こそ掃除しようと帰ってきて
ごはんを食べるときにふとテレビをつけたらば
朝つけてたチャンネルやねんから
NHKがつくやんか。
そしたら・・・
やってたんです・・・
ドキュメント72hours 年末スペシャル2021
やめてやぁ~!!!
「もう一度見たい72hoursベスト10」を・・・・
ひとつずつ丁寧に・・・
放送しとるやないかーい。
ちょっと待って待って。
ダイジェストじゃなくて???
で、新聞見てみたら
驚きの7時間番組!!!
昼12時から19時前まで。
おいおいたのむわ!!!
ひとつだけこの回だけ見よう、
と見ると見入ってしまって
ほんでまた次の回がくるまで
掃除したり用事をして
次の回が始まると
また見入ってしまって・・・
まーじか~!!!
もうほんまにさすがはNHKで
やっぱり魅せるもん作ってますからね~。
いや結局これで30日は終わりました、まじ。チーン。
とはいえやはりすごかった
そう。
私の1日は
あっという間に過ぎてしまいましたけども(笑)
NHKはほんまにすごいですよ。
朝のドキュメンタリー番組で
リモート参加していた
ドキュメンタリー映像作家(やったかな?)の方々が
いろんな意見を出していて
その裏にしっかり見えたのは
NHKのドキュメンタリーのありかたに
羨みと疑問といろんなものが入り混じっていたこと。
民放で番組制作をしていた私には
痛いほどわかる意見でした・・
そう。
NHKだからできる。
スポンサーのからみもなく
制作費の制限も(民放に比べれば全然)なく
お金があるから時間の制限もなく
じっくりと真摯に
ただ、「ひと」や「もの」に向き合える。
いや~これはすごいことです。
テレビへのいろんな批判があるけれど
テレビ局に勤める人たちも
そこから発注を受ける制作会社の人たちも
スポンサーからの広告費が
制作費となり
お給料となるわけで。
なので、テレビはやっぱり
情報そのままじゃなくて
ある程度偏っていたりとか
いろんな事情で
放送したりされなかったりがあるけれど
NHKはね~違いますよね。
もちろんいろいろ他の事情もあるんでしょうが
少なくとも民放よりは
できることがたくさんあったりするんですね。
だいたい、1年かけて取材とか
3年かけて取材とか
民放の予算じゃ絶対できんって!!!
そりゃ、ええもんもできます。
とまぁ。それはいつも思っていたけれど
それにしたって、
時間かければ私でもあれが作れるのかと言われると
いや~無理やな、とも思いますがね。
特にこういうドキュメンタリーを作るのは
本当に難しいというのがわかります。
やっぱりディレクターの人となりはとても大きい。
し、もちろんセンスも問われる。
いろんな意味で
さすがNHK!でした。
濃いものつくりはります。
そして人生を思う
まぁこの番組見ていたらいつもですけど
どんな人にもその人その人の人生があって
そこには、唯一無二のストーリーがあるっていう。
みんな、いろんなものを抱えて生きているし
その人生には
喜びも悲しみも怒りも嬉しさも
当然のようにあって
1人1人が
「かけがえのない」ひとなんだなぁって
改めて思います。
特にね~
春の大阪バスターミナルな~
長距離バスに乗り込む人たち。
子どもに会いに来たお父さんが田舎に帰っていくとか
60歳まで銀行で働いて定年となった63歳の方が
第二の人生をと造園の専門学校に入学して
そのためにとか
春から就職でひとり東京に行くとか
そりゃもう
事実は小説よりも奇なり
そうですよ。
そして自分もね。
なんでもないようでいて
自分の人生を背負って生きている。
しみじみ
いろんなことを考えながら
見させていただきました。
かくして、なにもしないままに大晦日(笑)。
子どもたちはすでに朝から
バイトに出ていきました。
さあ今日は
カーテンの洗濯でもしようじゃないか。
皆さまもどうぞよいお年を。
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