ムスコが中学生くらいのときに
はじめて出会った
イメージトレーニングの先生 尾崎里美先生ですが
初級コース、中級コースとあって
それはもう、何度も何度も
びっくりするくらいにリピートをしました。
出会い
最初は
先生の本「想像して創造する」を読んで
すっかり魅了されて、すぐにセミナーに申し込みをするという。
それくらいに説得力があったんですね〜。
本で読めばわかるやろう、
とそれまでの私は思っていたんですが
会って、話を聞くことは
もう全然違って
ああ、ちゃんと会って、本人の口から話を聞くって
めちゃくちゃ大事なことなんやって
はじめて知りました。
子どもができてからというもの
子どもにお金をかけても
自分にお金をかけるということがなかったので
セミナーに行くのにそれなりのお金を支払うということに抵抗があって
今思えばそれが自分のお金のブロックなんですが
しばしそれに悩んだことは覚えてます。
それでも、行ってみよう、と自分で決めた・・
そこから私のなにかが変わったのだろうなぁ
と思います。
なにかしらの「一線」を超える
ということが
変化のきっかけになるということなんだと思います。
どれだけ話を聞いても
自分が変わらないのは
自分になにかしらのブロックがあって
その大事な「一線」を超えていないから
「動く」「行動」しないから変わらない
と言われるのは
きっとそういうことなんだろうなと思います。
そこからの気づき
イメージトレーニングを知ってからというもの
自分がこれまでいかに
過去の経験からの記録によって
こうあらねばならない
こうすべきである
という思い込みに縛られていたのかを知り
いろんな気づきもありました。
「ええやん」の思想は
真面目な日本人には
もっとも遠い思想なのかもしれません。
みんな知らないうちに
自分の過去の脳への記録から
自分に制限をかけて生きているということと
それが自分を苦しめているのだということに
気づかせてもらった気がします。
ものごとには「良い悪い」はなく
お金も含めてすべてが中立で
「良い悪い」を決めているのは
「自分」なのだと言うことに気づくと
そうか、正解ってないんだと
そこにいきつくんですよね。
いま、自分が、これはアカンと思っていること、
本当にそれは「アカン」のか?
誰が決めたん?
→自分が決めたんです。
なんだって
「ええやん」
の思想を持つということは
ほんまに大事なことですね。
そのころ私は
子育てに悩んでいたころで
思い通りにいかない子ども、
なぜこういうことをしてしまうのか
なぜ自分の思い通りにいかないのか
そんなことを毎日思っていたんですが
そうか、
別に、あんなことしてたって
ええやん
こんな習性があったって
ええやん
それは決して
投げやりになったらいいということでなく
「あなたの過去の記録」が「正解」じゃないからなんですね。
誰が決めてんそれ!
ってやつです。
いろんな教えを受けるうちに
私はだんだんと子どもへの監視の目を離していけるようになったし
子どものいいところがいっぱい見えてきて
ええやんこれで
と本当の意味で思えるようになって
すごく救われました。
イメージトレーニングといっても
いろんな心理学を組み合わせている部分もあるので
ただ単にイメトレするということだけではないんですね。
本当にいろんなことを教えていただきました。
今でこそ、心理学系のことはよく知られるようになりましたけど。
そして最近びっくりしたこと
そして先日のこと。
阪神タイガースの沖縄キャンプのニュースをやっていて
選手たちが矢野監督を胴上げしていたんですよ!
「予祝」と称して。
つまり、先に優勝することを祝うっていう。
これをみて、
あれ???
イメージトレーニングやん!
いまでこそ「予祝」って
いろんな人が提言して
本もたくさん出てるけど、
あれってイメトレやんな〜
って思ってたんです。
つまり、自分のなるべき姿、夢を
「なりたい」「かなえたい」
でなく
「もう実現した」「かなった」
ことを
視覚聴覚触覚の五感を用いて
具体的にイメージすること。
これは羽生くんもやってるそうですね。
飛行機の中で何時間も。
具体的にイメージしたことが
現実になる、という理論です。
これは決してスピリチュアルな話でなく
実際にスポーツ選手はじめいろんな人たちが
取り入れてきた手法。
イメージすることを脳は現実に起こるものと勘違いして
そこに近づく行動を知らぬ間にとっているってことです。
ひいては結果として、本当に実現することになるっていう。
「やせたい」じゃなくて
「やせました。ありがとう。うれしい!!」ってやつです。
それでいうと、阪神の
「優勝しました。万歳!」の「予祝」は
めちゃくちゃこのイメトレ理論に近いんです。
ああ、阪神もこういう思想を取り入れるようになったんだな〜
と感慨深かったです。
で、後日談!
尾崎先生のブログを見たらば!
なんとなんと
尾崎先生は矢野監督と親しくしておられて
阪神タイガースの沖縄キャンプに呼ばれて
選手たちに講義したそうなんです!
まじでか!
スポーツ誌にも取り上げられてました。
ええええ〜!
そうなん〜!!!
ってことは、あの、矢野監督胴上げも
「優勝しました。矢野監督ありがとう!」やんか!
まさに尾崎先生の教えで
選手のみんなが「その気になった」ということなんですよね。
「やる気よりその気」ってこういうことなんですね。
どおりで!!!!!
そして、選手のTシャツの背中には
「ええやん」
の文字!!
まさかまさかの尾崎先生の教えだったとは。
いや〜ほんとにびっくりしました。
そういえば、巨人の桑田やったか
数年前には彼らも、同じ、
尾崎先生の教えでトレーニングしてたんですよね。
名刺でお箸を切るというトレーニング。
「絶対無理やろ」と思った人のお箸は切れないけど
「いけるかも」と思った人のお箸はいとも簡単に切れる。
つまり「いけるかも」と思った人の、名刺の切り方が
絶対的に違うということなんですね。
決して、超能力とか霊のチカラとか、そういう類のものではないんです。
よく考えてみると
紙で手を切ることってあるじゃないですか。
血が出てきますよね。
だから、紙って
角度によっては凶器になりえる。
だけど、紙なんて絶対にものを切ることはできないよ
と思っていると
知らず知らずのうちに
実は自分で、切れないようにもっていってるってこと。
絶対切れない角度で紙を割り箸にあてている、ということ。
無意識に。
切れるよ、
と思っていたら
切れる角度で紙を振り下ろしているということなんですね。
人間って、
「絶対にできん」と思い込んでいるものは
絶対にできないんですよね。
いかに思い込みが強いか。ということなんですね。
「優勝したい」と考えれば考えるほど
「優勝していない今の現実」をイメージしていることに気づかないと
その先はなく
「優勝したい」ではなく「優勝したよ」と「思い込む」ことで
優勝できる行動をしているっていう不思議よ。
だから、ほんまに、やる気よりその気。(くどい。)
子どもたちを小学生コースに連れて行ったとき
(ムスメは子どもコースに2回、大人コースに1回行きました。)(
子どもたちが、名刺でお箸を実際に切って、それが切れて、
そしてにわかには信じられないと思いますが
ティッシュでもお箸が切れて
(これは私にはできんかったが子どもにはできた。
頭がやわらかいんですね。)
2人が口をそろえて
絶対にできんと思っているのは
自分の思い込みなんやな~。
「絶対できんこと」なんてないのかも?
なんか、なんでもできるような気がする!
できると思ったらできるんやな。どんなことも。
って言ってたのが印象的でした。
いやしかし。
まさか阪神タイガースにまで教えておられるとはびっくり。
どこの世界も、
尾崎先生の話聞いたらだいぶ変わるのにな、と思ってきたけれど
今年の阪神タイガースには
めちゃくちゃ期待してしまいます。
彼らがこの思想を完璧に理解し
そして持続すれば、の話やけどね。
そんなことを思う開幕前。
でも阪神よ。
わたしゃ、楽しみにしとりますでよ。ハイ。
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