というわけで。
市民病院に行くことが決定しまして
午前休をとって連れて行きましたのですよ。
道のり長かった~
まずは外科へ
紹介状のとおり、
外科に行きまして
右足が腫れること、痛むこと、
そけいヘルニアの手術のあたりで血流が悪くなっていると言われたこと
もしかしたら手術の時に入れたメッシュが
どこかにあたって血流が悪くなっているのではないかと
先生がおっしゃっていたこと
など説明しましたら
外科の先生は、ひととおりいろいろ診て
いやぁ~これはヘルニア手術がどうの、ということはないと思いますね。
それで足が腫れるとかありえないです。2年前の手術ですよね?
これは、外科ではわからないですね。
でもみたところ、赤みをおびえているし、皮膚科じゃないですか?
痛いだけじゃなくてかゆみもあるんですよね?
蜂窩織炎の疑いもありますね?
って・・・
そうですか・・・かかりつけの主治医(整形)からは
蜂窩織炎ではないと言われたんですけどね・・
炎症反応が出ていないしと・・・
※蜂窩織炎(ほうかしきえん)・・・皮膚の深層から皮下脂肪組織にかけて細菌に感染し、化膿性の炎症がおこる病気。足白癬(水虫)の傷口から細菌が侵入し感染するケースが多くある。
と言ったものの、外科のベテラン看護師さんも、
足を見るなり、これは蜂窩織炎に違いないと。
というわけで血液検査をするよう言われ、
その後、皮膚科へ。
そして皮膚科へ
血液検査の結果は1時間半くらいしないと出ないんですね~
待つこと1時間半。
ようやく皮膚科へ。
市民病院の先生は
若くてあんまり経験ない先生が多いイメージ。
案の定、めっちゃ若い先生でして
ううむ、大丈夫かいな、
と思ったのもつかの間、
この先生がもうめっちゃ素晴らしかったんです。
ひとって誰でもそうやけど
先生もそうで
ひとこと話すと
なにかしら人となりがわかりますね。
人は最初の数秒で印象が決まる、
っていうけど、それもほんまやなと思うし
ちゃんと真摯に相手の話を聴こうとしてくれているかどうかも
やっぱり数秒でわかる気がします。
特に今回の母の件では
あちこちの病院に行って
いろんなことを言われてきたので
全部ちゃんと聞いてもらいたいのだけれど
外科の先生は
はいはい・・・
的な反応だったのに対し
皮膚科のうら若き医師は
いちからじゅうまで
全部聞いてくれたんです。
いや~医者って
「聴いてくれるかどうか」ってすっごい大事。
患者は「聴いてほしい」んですよとにかく。
訴えたいから来ているわけで。
ほんま、ちょっと感動モノでした。
そして、
「蜂窩織炎ではない」と診断した主治医と
「蜂窩織炎だと思う」と言われた中央病院の外科医師と
どちらもの話もしたところ
ぼくも主治医の先生と同意見です。
今日の血液検査の炎症反応も全然普通だし
蜂窩織炎なら絶対上がるはずなんですよね。
とのことで、
その後、これまでの経緯をいろいろ聞いてくれて
わかりました!
今日は徹底的に調べましょう。
エコーして、CTも撮って
どこからこの腫れや痛みがきているのか調べましょう!
と言ってくださいましたよ~
皮膚科の範疇ではないかもしれないというのに
本当にありがたい。
これまでのたらいまわしの経験を聞いて
ここでなんとか原因究明しなくては、と
思ってくれたのでしょうね。
いい先生もいてはるやん市民病院。
初めて印象よくなりました。
そして検査、検査、検査・・午前で終わるはずもなかった
そこからいったのは
エコー検査、CT検査、血液検査追加、はたまたCT検査も2度目の追加、
回りました~
2階いったり1階おりたり
回る回る。
ちょっと笑えてきました。
もはやそもそも
最初からずっとあちこち「回る」運命だったな~
今回の病院騒動。って。
しかし検査の際も、色々書くものがあって
代わりに書いてたんですが
一番調子が悪いのはどこで何かって書くんやけど。
「足の浮腫、しびれ、痛み、でいい?
いや、痛みはほとんどない。
え!そーなん?
じゃあ「痛み」は消して「しびれ」って書いとくな。
いやいや痛みもちょっとある。
「しびれと痛み」って書いといて。
という調子~~!
なんでこんな一瞬にして変わるん?
しかも先生からの質問も
ほかにこれまで、足の手術の他に
ガンとか大きい病気をされたことはないですか?
そうですね~大きい病気はないですね!
いやいやあれがあるやん!
ほら!
吐血したとき、ポリープとったやん!
って~~~!
もうまじいいかげんんいしてくれ~!
吐血したとき・・・「吐血した!」と大騒ぎやったけど、
救急車で病院に搬送されて調べてみたら
トイレでいきんで舌を噛んで血が出てしまっただけだった。
ポリープとった・・その際、夜中やったし
念のため1泊入院して検査しただけやのに
「他になにか不安はないですか?」と聞かれて
全然関係ないのに、この機会にちょうどいいと
大腸内視鏡検査、しばらく受けてないから
しておいてください!
と、全く関係ない大腸カメラを申し込み(驚)
してもらって
そしたらたまたまポリープがあったので
そのまま検査時に切除してもらったっていうなんでもない話!!!!
それが
「吐血したときにポリープとった」
になるんですから!
医者はびっくりしますよそりゃ。
吐血!!!?って・・・
まじほんま。
そんなこんなで検査やなんや終えて
その結果が出たのは
もう16時過ぎてましたよ・・・
朝の8時から行ってたのですけれど!
仕事はもちろん途中で連絡して
行くことができませんでした・・・・・・・チーン。
そして結果は
で、いったいなんだったのか。
結論からいうと、
むくみ、
でした。以上。
要は特になにかが悪さしているとか
病気があるとか
そういうものではなかった模様。
リンパが腫れているので
もしかしたら身体の他の部位にガンでもあって
それがとんできているのではないかと疑われたようですが
ほぼ全身のCTを撮って
そういうものはなかったこと。
他に悪いところはないこと。
ただ、よく考えると
右大腿骨手術(人工股関節)
右ひざ手術(人工関節)
右足静脈瘤手術
右そけいヘルニア手術
と、右下半身の手術をこれだけしているので
血流が悪くなって浮腫む、
ということは当然あるのだということ。
よくあることだけど
もっとひどくなってから来る人もいるから
今の段階で来てよかったねと。
治療としては
着圧ストッキングなどを履いて(メディキュットでもいいらしい(笑))
浮腫みをおさえていきましょう、
とのこと!!!
まじか!
ほんで、また別問題で
足がかゆいかゆいと言って皮膚科に通ってたんで
それも一緒に診ましょう、
当面、うちで診ていきますよ。
と言ってくださり
これからは市民病院の皮膚科に
定期的に通うことになったんでした。
え~!まじで!
皮膚科でコロナ差別的な言動を受けて
違う皮膚科に行こうとしていたので
まぁちょうどよかったといえばよかった。
てかありがたい。
皮膚科の部長先生も出てきてくださり
「うちでちゃんと診ていきますからね~安心してくださいね」
と。
めっちゃ市民病院すごいやん!!
ありがたいやん!
こんなボケかけたような母の話も
本当にきっちりと全部聞いてくださって
感謝感謝感謝・・・
この一連の騒動で
いろんな医者と話したけど
どの先生もやっぱりどこか上からで
この先生みたいに
同じ目線のところにおりてきてくれて
真摯に話を聴いて
そして不安も理解しながら
わからないところを徹底的に調べてくれて
こんな先生おらんかった~
本当に
どんな職業でもそうやけど
人やな~~~!
感動しましたよわたしゃ。
てか、もう母には説教しかなかったですけどね・・・
いちいち大騒ぎして
どこがどうしんどいかを訴えるのがあいまいで
(ひざ下が痛い、いや、ひざ上も痛い、
しびれがひどくて痛みはまし、いや、痛みもひどい、
足がいつもの2倍に腫れてる!
こんなことは今までなかった!等々・・・)
その訴えで周りは動くんやから
ちょっとしっかり自分の症状を冷静に見て
なにがどうしんどいのか
どれくらいつらいのか
説明できるようにしてくれと。
じゃないと周りは振り回されるんだと。
よう考えたら
浮腫みはちょっとずつあったはずで
こんだけ手術してたらそういうことはよくあると
姉は最初から言ってたんですがほんとにその通りだったっていう・・・。
いやまじよかったけど。
こんだけ休みとってあちこち回って
病気なし。
しいて言えば
度重なる手術による足の浮腫(むくみ)。
だったということです。
とりあえず終わってよかった。
あとの通院は自分でやってくれ。
わたしゃもうほとほとツカレマチタ。
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