いやもうそりゃな。
そうでしょう。という話(笑)。
それにつきます。
私もこんなぐうたらかあさんですが
子どもが小さいころは必死で
タレントみたいに
食事や習い事や学校のあれこれや・・
ってマルチタスクをこなしてきましたから。
いや、まじでタレントできるくない?
(誰がスカウトすんねん(笑))
ってよく友人と話してました。
会社の育児関連制度
会社でも、関連会社含めると
いまはもう本当にたくさんのお母さんがいてます。
私が子どもを授かったころは、
まだ歴史の浅い会社でしたので
出産で辞めるか・・・
出産後すぐに復帰してバリバリのバリに働くか・・
もうどっちかしかなかったんですが
育休や時短の制度もしっかり整いました。
私は相当な激務だったこともあって
仕事はやめて、
4年後くらいに関連会社に再就職したんですが
すごい勢いで制度は整っていってましたね~。
とはいえ、私は、子どもが小学校にあがるまでは
アルバイトや派遣の立場で(時給で)働いてたんですがね。
アルバイトや派遣はともかく
子育てしている社員のための制度はほんとすごいです。
そもそも、時短制度というのは本当に恵まれていて
子どもが小学校にあがるまで1時間時短ができるけれど
給与が1時間分ひかれるとかなくって、他の社員と変わらない給与がもらえる。
それだけでなく
1時間ごとに取得できる看護休暇があったり、
けっこう恵まれた制度があります。
もちろん会社によりますが。
ま、この制度ができたときに
私は反対したんですがね・・
私は時給で働いていたから、
定時より1時間早く帰る分は、当然給料は出ないし
ましてや、保育所からのお迎え要請電話もしょっちゅうあるし
熱を出したり下痢をしたり
まぁまともに勤務ができることはなく(特に小さいころ)
でも、自分のペースで、他人に迷惑がかからないように
仕事さえこなしていれば(どうしてもの仕事だけやっておくとか)
気持ちは楽です。
出勤しない分のお給料を有給としてもらうこともないし
早退すれば時給ももちろんそこまででね。
でも、「社員」は、
まず「社員」としての重圧があって
その上、時短で働くとなると、まわりに気は使う・・・!!
1時間分「ただでもらえるんかよ」と
思われなくもない。(思う人はあまりいないでしょうけど、こちらは思う。)
だから、1時間時短の分は、給与はその分カットしたほうがいいでしょう
(気を使うばかりで働きにくい)
と私は主張したんですが
そのとき子育て経験者が私だけだったので
偉いオジサマ方は
「それはかわいそうやろ~!
きびしいやろ~!気の毒やろ~!
そら、もう満額もらえるようにしたらええやろう!
ママ社員は頑張って働いてくれるねんから!」
みたいな意見が大半で
なんやったら
「子育て経験者やのにキビシイな~!
やっぱり女の敵は女か?」
みたいに言われたこともありました(怒)。
わかってないわほんま!
制度は整えどしんどい子育て
とはいえ、まぁ制度はけっこう優遇されていく方向で
それはそれで、昔子育てした同世代は
「私らのときは・・」とついつい言う人が多いという(笑)。
やっぱり女の敵は女かい、という場面もなくはないんですが
でも、
制度がいくら整っても、
子育てのしんどさはなんにも変わらんです、よね。
会社関係の(ぼやかす(笑))若いおかあさんが
なんとなく様子がおかしくて
ちょっと話をしてみたんです。
遅刻が多いから、どうしたんかな~と思ってたんですが
どうやらお子さんがイヤイヤ期で
もう全然言うことを聞かず
家に帰ると自分は怒ってばっかりで
ひどい言葉を子どもに投げかけてしまって
あとでそんな自分がいやになり
悩んで落ち込んで
でもまた朝になると
子どもは全然起きてくれないし
また怒って・・
の繰り返しだと。
号泣でした( 一一)
ま、わかる、
ですよね?
ほんと、そんなんです子どもって。
私も思い出しました。
ムスコに怒りちらしたこともあるし
ムスコがビビりすぎて
私の前でだけいい子になったりとか・・・
ムスメは絶対に謝らないので
恐ろしいほどの本気のけんかになり
電話機の子機を投げつけて
ムスメの顔に当たったこともある。。。( 一一)
DVと思われるのが恐ろしく
すぐに保冷剤をもってきてムスメの顔にあてたこと・・
(ムスメは覚えているそうです( 一一)
これにより人を信用できなくなったと言われます( 一一))
てな話をしてたんですが
きわめつけビックリしたのは
だいたいね、保育所から家って
歩いて3分くらいの距離なんですよ。
でも、保育所迎えに行ってから家に帰り着くのが
30分以上はかかるんです・・・
って話・・・
いやそれ、
当たり前ですから~!
子どもってそんなもんですから~!
こうでなければならない
こうあるべきだ
子どもはこうすべき
親はこうすべき
もうそんなものが全部ぶっつぶれるのが子育てです。
本当に子どもを通して、親は成長し親になるんです。
いや~しんどいな~
そこを理解し、自分の中に落とし込んで納得し
そこから自分の物差しをなくして
目の前の子を
ひとりの人間として受け入れて
ニュートラルに見ていく、対応していくっていうそれね。
私もまだできないとこも全然ありますし
それくらいに道のりは長いんよホンマ。
ま、今はしんどいときだよなぁ・・・
と思います。
自分の都合や価値観などもはやないに等しいんですから~!!
ええよ、なんでも。
って言えるのが理想です。いやほんまな。
ムスメもこの話聞いて言ってました。
あのさ、子どもってそんなもんやん!
友達の保育士の子みてみ?
そんな3歳児を10人ももってるねんで?
話聞いてたらもう大変しかないで!
子どもはもうほんまに、
大人の思うようにいくもんじゃないし
むしろいかんことしかないやろう!
とね(笑)。
ま、アンタも母になったら悩むとは思うけど(笑)。
でもほんと、
子どもを受け入れて
なんでもええよ
と言えるようになったのは
私も子どもがずいぶん大きくなってからですから( 一一)
難しいっす、確かにね。
ムスメのバイト先で
と、そんな話をしていたんですが
ムスメのバイト先にいるパートさんたちの話も聞きましたよ~。
ムスメはいつもバイト先で
パートさんたちのお子さんの話を聞いているようで(笑)。
もはや名前も覚えています(笑)。
でも、ムスメの定食屋さんは本当に忙しくて
朝の5時から夜22時半までの勤務とかザラ。
社内規程もあるし今は働き方改革うるさいから、
社員で入った新人はそんな働き方はしないようですけど
そのしわよせがパートさんやバイトさんにきてるねんで~
日本よどうなっておる?
とまぁそれはさておき、
定食屋のパートさんたちは、
クリスマスももちろん朝5時から働く働く。
クリスマスイブももちろんそうで
イブの夜に帰ってから、
子どもにごはんを食べさせて寝かせて
そこから近所のおばあちゃんちにプレゼントを取りに行って
そーっと枕元にプレゼントを置き。
そして、次の日の朝、
子どもが起きる前にパート先に出勤し夜遅くまで勤務( 一一)
子どもがプレゼントをあけたその瞬間を見られないねんで!
プレゼントは置くけど、その反応見られないなんて悲しすぎん?
と言うとりました。
いやもうそりゃ激しく共感!!
その瞬間が楽しいのに!!親は!!
いや~ムスメも
扶養を出るほどに働きまくってますが
それはそのパートさんたちや店長さんの働き方をみてるから
断れないのもありで
でもほんとにそれを聞いたら
いやいや大学生はともかく
小さいお子さんを持つパートさんには厳しすぎる職場すぎん?????
って思います、ほんま。
おそらくもう、責任感だけで働き続けているんだろうな~と思うんですよね。
で、クリスマスの日、パートさんたちは
そのだんなさんから、
子どもたちの様子をメールで知らせてもらうそうでして
ダンナからメールきた~
だいたいうちの子、サンタさんに手紙書くの遅すぎるねん。
プレゼント買ったあとに手紙かいててさ~。
でも、〇〇の人形やって書いてたから、まぁ似たようなもんやしええかと
思ってたら
朝起きて、プレゼント見て「これはちがう~!」って大泣きしてるらしいわ(笑)!
もう~!!もっと早く手紙書いてくれな!!!
と言ってはったらしい・・!!
おもろいけどつらい~
その場におりたかったことでしょうよ、いや本当に。
また別のパートさんにもお子さんへのクリスマスプレゼントおいてきたのか聞いたら
うちは、今年のさまざまな悪事により
クリスマスプレゼントはもらえていない!!
と言ってたそうで。
それもまたおもろいやんか(笑)。
悪事は何かと聞いたら
宿題をやっていないとか
黙って買い食いしたとか
言うことを聞かないとか
そういうことらしい(笑)。
人んちの話はおもろいですね(笑)。
でもやっぱりそういう母たちがいること、
本当に大変だなと思うんです・・!
私も働いていたけれど
土日はちゃんと休みやったし
少なくともクリスマスは一緒に食事をしたりケーキを食べたり
プレゼントの反応も見られたし(笑)。
いやほんまな~。
母は大変だ・・!
ムスメもこの職場で
やっぱり忙しいときはシフト入らないと・・と、
大晦日もお正月も早朝から深夜までバイトするそうですけど( 一一)
ムスメは大学生だからいいとして
小さいお子さんの母たちは
本当に大変やなと・・
一緒に紅白もみないし、お雑煮も食べないのかなぁと・・・
いやもうほんと、ただただ頭が下がります。
きっと、休みます、と言うこともできるはずですから。
責任感だけで仕事しているのだと思うし
そしてそこは店長のお人柄が大きいのもしのばれるので・・
店長があそこまで激務だから自分ができることはやりたい、
あの店長だから協力はしたくなる
あの店長だからできるだけのことはしたい
もうみんなそれでもってる気がします。
そしてムスメは
あの店長とパートさんたちだから
できるだけ自分も協力したい。
そう思って、大晦日もお正月も自らシフトに入るんです。
こういう気持ちは伝染していくんですね。
大変は大変やけど
そこのひとたちで協力しあい
しんどくも楽しいと思える時間
人にありがとうと言われてやりがいを感じる時間を共有して
その店はどんどんいいお店になっていく。
本当に素敵なものを見せてもらってます。
お子さんと過ごせないお母さんたちの気持ちも
不満やストレスとなってしまったら
それが子どもに伝わるけど
こうやって助け合う気持ちや笑い合う仲間との時間が
きっと家庭に戻っても笑顔の伝染につながっている・・
そんな気がするんですね。
本当に、すべては、人間関係と
気持ちの持ちよう。
それを教えてもらっている気がします。
とはいえ、それでも、母はやっぱり大変です。
ほんと、世の母たち、今年もおつかれさまでした。
でも、きっと私も含め
あなたたちは何もまちがってはいない。
子どもが大好き。
その気持ちはどんな形でも絶対に子どもには伝わるから。
あとはもう、
自分がストレスをためないためにどうするか、
それだけじゃないですかね。
それもすべて心の持ちようですね。
そんなこんなで、世の母にエールを送りつつ、
私も頑張るで((+_+))
親はいつまでたっても
心配から逃れられませんのでね。
ハイ。今年もおつかれさんでした自分!!!
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