ムスコの釣り騒動ですが(笑)
ほんまに相変わらず
思いがけない経験をさせてもらうなぁと
しみじみ思っていたんです。
まだあった
次の日、クーラーボックスをみたら
大ブリで見えなくなっていましたけど
赤い魚がもう一匹。
カサゴ(ガシラ)でした・・・・
日曜日は、家に誰もおらず
こりゃもう私がやるしかないと
はじめてひとりでさばいてみました。
もちろん動画を参考に。
いや~ほんまに初めてすぎて
いくつも動画を見てしまって(笑)
どんだけ準備すんねん。
でも参考になりましたよ~
みなさん包丁で切ってるけど
キッチンばさみで切っておられる方がいたりね。
(確かに便利だった。)
カサゴは背びれとかとってもとがっているので
軍手をつけたほうがいいとかね。
(そういえば、昨日のブリこそ軍手したらよかったのでは。)
しかし、さばきはじめてみると・・・
けっこう楽しい。
なんでもそうやけど
やっぱり、「やってみる」ともう世界が全然変わるねんね。
魚をさばいてみたいとか
思ったこともなかったけど
こうやって必要にせまられてやってみると
え、けっこうおもろくない?
ってなりました。
この内臓は、いろんな色のものがあるけど
どこが何なんやろう、とかね(笑)
この口の中のこれは、歯かと思ったらえらなのね、とかね。
このでっぱりはなんと、オシリの穴なのね、とか。
いや~、なかなか面白かったです。
こんな発見があったとは。
いやほんと、なんていうか、
子どもって世界を広げてくれます。
いっつも思っていたけれど。
ムスコがいなければ
きっとこの経験をすることはなかったと思うと
ほんま、思ってもみなかった世界を
いつも見せてくれるよなぁ~
と思います。
それは、これまでもずっと思っていたことですけどね。
子どもの部活しかり、
子どもの進路しかり、
興味のあることしかり、
教えてもらうことがすごく多いな~って思うし
こうやって経験することで
自分の価値観も変わるわけで
親の世界も広げてくれる存在だなって、ね。
母としては
それでいうと
一番うれしそうだったのは母で、
一緒に魚をさばくという経験。
そんなことってないやん?
思ってもみないし
そして突然やってきたから余計に
イベントごとのような楽しさがあって。
おばあちゃん、うれしそうやったな!
と言ったら
うん。ぼくが魚をもって写真撮ってもらってたとき
おばあちゃん、魚を見ずに
僕の顔ばっかり見てた(笑)
って(笑)
いやほんまそれな。
なにより孫に会えるのを楽しみにしている、ということ。
そして、孫と一緒になにか作業をする、ということ。
そしてなにより、
自分を頼ってくれた、といううれしさ。
がとっても大きかった気がするんです。
やっぱりひとって、いつまでも
人の役に立ちたい!って思うものだなって
自分の役割があるとうれしいものだなって
それはすごく思っていたので
今回は全部あって
とっても嬉しかったんじゃないかなと思います。
なんやったら
一緒に旅行に行ったりおでかけするのとは
また全然違う楽しさがありますよね。
そうか~家にいたって
こういう幸せを感じられる瞬間って
多いのかもしれないなって
改めて思った次第です。
子どもとの思い出
母にとってもそうだけど
私にとっても
やっぱりこういう「思い出」が
一番大事だったりするんですよね。
結局のところ。
ものを買うよりも経験。
それは本人のためだけでなく
本人のみならず
まわりのひとを巻き込んでの経験であり
幸せであり
思い出になって
ずっと生き続けるものであるっていう。
だって
こんな巨大ブリを
みんなで協力して
どうにかこうにかさばくという経験って
おそらく、全員
ずっと忘れられんよ?
いつ思い出しても
ついにんまりしてしまう思い出よね?
いやほんまな~
これを大事にしたいよねって
この瞬間がどれだけあるかが
人生の豊かさを決めるんじゃないかなって
そんなことをしみじみ感じた週末でした。
ともかくムスコにありがとう。
今週1週間、元気に過ごせそうです。
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