海外に行ってしまうというムスコの友達。
送別会してから
毎日のように
スノボだダーツだゴルフだと
遊びに行ってて
「Tと最後の~」
って
何回「最後」あんねん!って話をしていたやつね。
とうとう本当に最後。
出発の日が今日で
見送りに行くのだそうです。
外国はやっぱり遠い
就職したら
東京に行ったり
北海道に行ったり
いろんなところにちらばるわけですが
海外というとやっぱり遠い。
今はLINEですぐにやりとりもできるし
情報も手に入るし
日本国内にいるのとたいして変わらんかもやけど
でもやっぱり
なにかあってもすぐに帰ってこれないし
なんといっても自分の生きる生活環境は
外国の町で
外国人の中で
言葉も違うところで
幼馴染も
友達もいない中で
自分の生活を築いていかなくてはならないわけで。
考えただけでも怖い。
自分が大学時代に留学した時のことを思い出し
そんなこと微塵も思わず
楽しみでしかなかったこと、
アメリカでの生活はどんなだろうと
どんな友達ができるんだろうと
大学生活って大変そうだけど楽しいやろなと
また、留学後に帰国しても
同級生と一緒に卒業できず
帰国したら同級生はみんな卒業してしまっていること
一緒に下宿していた友達だっていなくなっていること
そういうこともまったく気にならなかった
自分の大学時代を思い出して
若いってすごい
と、思うアラフィフ(笑)。
いやほんまな。
今思うと、
怖くて怖くて
そんな冒険できんわ!
って本気で思います。
歳もあるし、
そしてまた、
彼の親の気持ちにもなるからかな~。
もしも我が子がと思ったら
心配でしゃーないな~
風邪ひいて熱だしても
事故があったり
天災があったりしても
簡単に行ける場所じゃないから
どれだけ心配なんやろうって
小学校の時の仲間やから
お母さんももちろん知ってるし
仲間たちのお母さんたちみんな知ってるから
もしかしたらムスコたちだけでなく
お母さんだって見送りに行く人おるかも(笑)?
私も仕事がなければ絶対行きたかった!
ここまでずっと
本当に、24歳になってなお
小学校のころの仲間たちとつるむって
すごいことです。
私は大学で田舎を離れたから
こういう関係ってなかったけど
本当にいい仲間なんだろうな~
って思います。
大人になるとまた関係も続いてるようで変わったり
さらに絆が深まってるようにも感じて。
そしてムスコも
4月にはここから旅立っていく。
地元に残る友達も多い中で
ムスコも社会人生活が
このぬくぬくした関係のないところで始まる。
それを思ってまた
ちょっとおセンチになります(笑)。
それはともかく
本当によい仲間たち。
ありがとうしかないし
そして
外国でふんばるんやで!
とおばちゃんはエールを送る。
見送りに行くときいて
そうやん餞別はどうするんやろ
と思ったのが2日前。
私も気づくの遅すぎやん。
かえってきたムスコに
明後日見送り行くんやんな?
なんか餞別渡すん?
と聞いたら
まさかの!
え?餞別ってなに?
って・・・
ヤバイ?
ヤバイですよね~。
言語力ないにもほどがある。
信じられないほんとの話( 一一)
悲しいけれどほんとの話( 一一)
いやあの・・・プレゼントっていうか・・・
と言うと
ああ!それは一緒に見送りに行く友達と
なんかしよかって考えてるとこ!
なにがええやろ?
と・・・
「餞別」の言葉は知らんが
餞別は考えていたらしい( 一一)
でも、まだ決まっていないらしくて
私もちょっと調べていたので
(今は本当にネットで何でも出てくるから便利!)
なんかペンとか~名前を入れてもらったりしたらいいんちゃう?
日本のペンは優秀らしいで!
東急ハンズやったら即日名入れはしてくれるらしい。
なんせリサーチャーですから。
リサーチ得意分野な(笑)。
あとは、箸とか。
箸にも名入れしてくれるところがグランフロントにあるみたいやで。
それからスリッパとか?
意外にないんよ、海外で。
それか、折りたたみ傘とか?
とにかく、かさばらないものがいいわ。
などと話をしていたらば
なんか冗談グッズみたいなもんでもええかな、とか
ダーツがもうあかんようになってたから
ダーツもええかなとか
いろいろ考えててんな~
と言うので、
まぁあとは友達と相談して決めたら~?
って話したんです。
で!昨日!
仕事中にムスコからLINEがきて
送られてきたのは
箸の写真。
あ、箸にしたんや!
と思ってよく見てみたら・・・・
箸に名前を入れてもらっていました。
それが・・・!
ムスコと見送りに行く友達2人の名前(笑)(笑)(笑)
外国に行く本人の名前でなく。
おもろいやん。
さすが大阪人!(笑)
いや、笑いました。
秀逸ですよ、ムスコのユーモアセンス。
大阪の人からしたらあったりまえかもしれませんが
田舎者からすると、本当にこういうところが
大阪人のおもろいところ。
これは大阪で生まれ育たないと
はぐくまれないセンスです。まじで。
きっと喜ばれるやろう。
そしていつも思い出してくれるやろう(笑)。
さあ、そして、今日は旅立ちの日。
私は思うだけで泣けてしまうけど、
彼らは笑顔で送り出すことでしょう。
帰ったらどんな反応やったか聞いてみよっと。
そんないつもとはちょっと違う師走の日のおはなしです。
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