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自分の原点へのたび

自分の原点へのたび おでかけ

本日は鳥取に来ております(笑)。
しょっちゅう行くやん(笑)

ムスメの大学の友達に
こっち方面の人が2人くらいいて
なんと彼らの帰省と一緒に
こっちにきたっていう(笑)
いやいやなんぼ山陰が好きでも
友達もびっくりやろ(笑)

いろいろあって

まぁ他にもいろいろあって
今日、ムスメと私が鳥取で合流する
という流れになりました( 一一)

私は昨日朝から車でやってきまして
鳥取に到着、ムスメとは別行動で
昔の友達に会いました~

しかし、鳥取の景色はなんとも懐かしい。
10年以上前に
父親が鳥取のホスピスに入っていたので
大阪~鳥取の道は
毎週のように通いました。

高校のときに講演にきてくださった
徳永進先生という医師の言葉が
高校生の私にささりまくって
死ぬときは絶対この先生に看取ってほしいと思い。
父が脳腫瘍で余命1年となったとき
この先生に手紙を出して
ホスピスに入れてもらえるようお願いして
実際に入れてもらい
父は豊かな最期のときを過ごしたんでした。

そんなことを思い出しながら走っていて
いろいろ思い出しました~

中国自動車道を走っていると
青い空、ぱきっと晴れた大阪の空が続いていたのに
あるところを境に
あれれ?どした?
ってほどに、
さっとどんより早変わり( 一一)
違う世界にきたんかと思うほどです( 一一)

あ、これはまだ青空ありますけどね
いやもうほんまに、急に雲厚くなるやんか、的な。

「山陰」とはよく言ったもんです。
毎年毎年、冬はこの空だった。
どんよりと厚くて重くて近い・・
そして時々雪。

ふるさとは遠きにありて思ふもの

汽車通学の私は
いつもその空を見ながら
1時間の通学時間を過ごしたもんです。
宿題に必死でしたけどね( 一一)(笑)

何とも懐かしい気持ちになります。
冬のこのどんよりな空が嫌いで
いまだに関西の「冬の青い空」が大好きなんですが

とはいってもやっぱり原点の景色ってすごいですよね。
嫌いなはずやのに
この景色を見ると
なんだか自分が原点にかえっていくような
そんな感情があふれだしてきます。

まだ自分が
「なにものでもなかった」あのころ
毎日学校に行き
机に向かって
友達ともそれなりに楽しいときを過ごしながら
たくさん本を読んで
いろんなことを感じたり考えたり
将来に思いを馳せたり
苦しんだり楽しんだり虚無感におちいったり希望に満ち溢れたり
いろんな感情ごちゃまぜだった
未完成の自分( 一一)

そんな自分を思い出すと
なんともいえない気持ちになって
ああ、原点の自分がここにあって
何重にもいろんなものを上に重ねて重ねて
着こんできたなぁ~
なんて思ったりします。

ここから離れてもう30年近くたち
関西での人生のほうが長くなったのに
やっぱりここには私の原点がいまなお
不動のものとしてあって
おい、生きてるかい
と語りかけられているような
そんな気持ちにすらなります。
故郷って不思議です。

山陰出身だから余計ですかね?
山陰の人はネクラとはよく言ったもんで
それはある意味真実かもしれません(笑)。

どんよりした空がいややなと
ずっと思っていたのに
そんな空にやっぱり
どこかほっとしている自分がいるっていう不思議。

山陰にもどって暮らしている友達たちは
口をそろえて
「ストレスが何もない」と言うんです。
一度都会に出た人たちは余計にね。
それが、なんとなくわかる
そんな歳になったということかもしれません。

今回は懐かし旅

ここ最近は、
ひとりで鳥取にきて、
海を見て
梨だけ買って帰ったり
子どもと来て
ちょっと観光して帰ったり
そんな感じが多かったけど
今回は
同級生に会いましたよ~

なんとなく、友達も忙しいかな、とか
いろいろ気を使って
声をかけること少なかったけど
この歳になると
子育てもひと段落している友達も多いし
意外に時間のある友達もいる、

ということを
自分を顧みて知るっていう。ね。

案の定、仲良かった友達に連絡すると
予定を少しずらしたりして
なんとか時間を作ってくれて。

何年振りかに会いました。
今回はなんとお孫ちゃんも一緒!!
55歳の若きばあば、
いや~しかし、カワイイ。
友達の孫は私の孫。とばかり(笑)
会えるとなったら
あれこれおもちゃや絵本やと買ってしまう私~(笑)
楽しみすぎやろ。

でも、友達のお孫ちゃんに会うなんて
ほんと、格別です。

一緒に過ごした中高時代、
我々の子供たちは、その年齢を超えて
とうとう親になるような年代になったということ。
人生って
あっという間だね、
改めて。

もうひとりの友達にも声かけたんですが
彼女は東京在住で
今回、年末年始は帰ってこないとか。
ただ、少し前にひとりで鳥取に帰省したそうで

「駅前を歩いたんやけどさ
駅から出て大通りを見たその景色がさ
昔のまんまで
めっちゃエモかったのよ~!」
って感動をシェアしてくれていて(笑)
それを今回、私も感じたって次第です。

いや~ほんとに。
あのころと変わらない街の景色よ。

特に、あの頃の友達と会ったから余計にね、

「学校帰りに毎日なんか食べたな!
モスバーガーやお好み焼きやパスタ。
でも、そのあと帰って普通に夕食食べたよな?」

「とにかく食べまくっとったな!!!」
なんて話ね・・

私は、電車通学だったので
1時間半に1本のその電車の時間まで
友達はいつもつきあって一緒に待っていてくれて
毎日毎日、あれこれ食べてたよなぁ~
ってね~

いろんなこと思い出しました。

そして、1人ちゃうねん。
その友達と会ったあと
また別の友達に連絡して
お茶もしまして。
友達ハシゴ状態(笑)。
みんなそれぞれの人生、それぞれの生活
すこし落ち着いてなんとなく後ろを振り向けて
なんとなく先も見ようとしていて
そんな55歳のいま。
会えるときに会っておかないとね、
なんて思えるほどに
人生の別れも経験して
でも、これから何する?
とも思うほどに
まだ人生には先もあるように思えて
なんとなくまったりと話ができる年代でもあるなぁってね~
しみじみ思いながら
鳥取旅を満喫しています!

記念すべき鳥取のスタバ。

やっぱり空はどんよりやったで(笑)

何も予定のない鳥取旅。
もしかしたら、一番豊かな旅になったような気もします。

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