ムスコが
3回目の資格試験の筆記試験に不合格（見込み）となり。
なんとなく私もブルーになっておりましたのです。
とはいえ次の日
といっても、
悲しんだり落ち込んでいる暇もないほどに
試験の次の日はムスコ、
コンクリートの日でして。
この「コンクリートの日」が何を指すかよくわからんのですが
おそらくは
コンクリートの材料が搬入されて
コンクリート作業を行う日
ということだと思うんです。
なので、めっちゃくちゃ早く行かないといけないらしく
いつも家から出るときは
朝５時２０分に家を出て電車に乗ってたんですが
その日は間に合わせようと思うと
朝４時半過ぎには出なあかんらしい( 一一)
で、車を貸してほしい
車に乗って行くので・・
その代わり、その次の日の帰りも
うちに車をもって帰ってこないとだめだけど
それでもいいから車で行かせてほしいと頼まれまして。
確かに。
ムスコの現場は、家から電車で１時間半以上かかるんです。
でも、車で
しかも早朝、すいてる時間だと
３０分そこそこで行けてしまう・・。
ほんまにどうなんと思うが
車で出るなら
６時前に出ても間に合うっていうやんか。
そら車で行ったらいい・・
と言いかけて
そういえばその日は
ムスメが歯医者の予約してたなと思い出し。
歯医者は車がないと行けない場所でして。
おそらくバスもあるけれど
まずバスに乗るのに駅まで歩き
そのあとバス停からも遠かったはず。
ムスメが絶対にええよと言うわけもないと思いまして
（しかもたぶん学校行ってるので時間もギリギリ）
こりゃ送っていくしかないなと
思いましてん。
ムスメと違ってムスコは一応遠慮しますので(笑)
「ええよ、じゃあ４時半に出て電車で行くから！
大丈夫！」
とか言ってましたけど
６時前に出て送っていくことにしましたのです。
だって。
６時前に出て送っていって
家に帰ってきてもおそらく７時すぎ・・。
会社には全然間に合う、
というわけで
送っていきましたよ～
朝５時半に起きて、車で京都へ。
この時間はほんとに道がすいていて
すーいすい。
運転が好きな私には、
楽しいひととき。
「起きておくべきだけど・・・眠い・・・
ごめんちょっとうとうとしていいかな」
と、めっちゃ気を使いながら言うムスコ(笑)。
ええよゆっくり寝てくださりませ。
シートたおして寝てや～。
長丁場の試験も疲れたやろし
うまくいかなかったこともあったし
夜もなかなか寝つけなかった感じもあったし
ちゃんと寝てもらわんと。
ずっと昼間、外の工事現場で仕事をするムスコは
体力温存しておかないと
もはや命にかかわる( 一一)
この暑さヤバイですからね( 一一)
というわけで無事に送り届けて
帰ってきても
時間的にはいつも通りでした( 一一)
まさか誰も私が
こんだけ早く出てんのに
その前に京都に行って帰ってきてるなんて
知らんやろ(笑)。
コンクリートの日
私が送っていくきっかけとなりましたのも
ムスコに遅刻の話を聞いたから！
ムスコはちょくちょく遅刻するらしいんですが
（社会人として失格( 一一)）
先日、もう絶対に遅刻したらあかん
「コンクリートの日」に遅刻したそうで。
コンクリートの日は、誰よりも早く現場に行って
業者を迎え入れなあかんらしいんです。
なのに。
業者が到着した電話で起きて。
コンクリートの配合を聞かれたそうな。
コンクリートってのは（よくわからんが）
何時から配合して何時からこの業者がまず作業をして
その次、何時から次の業者が作業して・・・
と段取りがいろいろ決まっているそうでして。
ここで担当者がおらんとなると
段取りがめっちゃ変わってくる・・。ですよねきっと。
で、ともかく、電話しなければならないところが数か所あり
タクシーを呼びつつ電話したそうで。
でも、同じ会社の方々も出社されていたらしく。
あちこち電話していたら
その電話する先の担当者や業者の方々、
もう一同に集まっている場の方もいたらしく、
誰かに電話したところで
その電話の向こうから、大声で
「H（うちの名字）寝坊～！！！」
と叫ばれていたそうな( 一一)(笑)
いまは笑い話やけど、
もう真っ青になったそう。
で、最後、例の、同じ寮で、同じ日に寝坊し
ムスコが呼んだタクシーに先に乗り込んでいた後輩が
すでに現場にいたそうで
（同じ寮に住んでいるのにだ！）
彼にお願いしたら
「まかせてください！！」と受けてくれたそうで。
いやもうどうよ。かりにも先輩！
で、タクシーで現場に向かって
みなさんに頭を下げて回ったそう。
もちろんその噂は各所を回り
隣の現場の所長さんから
「おまえ、まさかコンクリートの日に寝坊なんかしてないよな？」
と、冗談まじりに言われたりしたそう( 一一)
いや、この言い方もニュアンスによる～( 一一)
やっぱり、
「仕事できてるかできてないかでいったらできてない」
という本人の弁はその通りだと思われ
寝坊と遅刻というのは
その「仕事」以前の問題であると思われますけど
それいかに。
うちの会社におったらと思うとぞっとしますよほんま。
寝坊は母ゆずり
いや、でもほんま、しょうがないムスコやなぁと思いますが
正直なところ、
この寝坊は母譲りなのでございます( 一一)
実は私も、寝ると起きない、で有名でした。
夜は布団に入るとすぐ寝入る（布団に入らなくとも横になるとすぐ寝入る）
のですけど
なんせ朝が起きれない・・・・
留学中も１時間目の授業がどうしても起きれず
寮だったので、友達が起こしてくれたりしたのですけど
それでも起きられず( 一一)
何度かその授業に行けず、先生に
「What happened to you?」
と聞かれて何も答えられなかったことを思い出します( 一一)
（断片的にこういうことだけ覚えてる( 一一)）
仕事を始めてから
仕事は不規則で
でも絶対に遅刻してはならんので
会社に泊まり込みでソファで寝たり( 一一)
泊まり勤務の人に電話をかけて起こしてもらったり( 一一)
実家の親に電話してもらったり( 一一)
どうしても朝早く起きないといけないときは
横にならずにこたつにつっぷして寝てました( 一一)
阪神大震災のときもそうで
こたつにつっぷして（教室で机につっぷして寝るスタイル）
寝ていて
まさかの。
一番大きな揺れに気づかず起きなかったという( 一一)
私住んでたの、西宮ですよ？(笑)
朝、明るくなったら、まわりから煙や火が出ていた西宮で( 一一)
阪神大震災の震源地近くに住んでて起きなかったの
私だけちゃいますかね？
「震災に遭った」と言ってますけど
実は寝ていたという( 一一)
そりゃ、目覚ましくらいじゃ起きんでしょ？
前の日が遅くて、眠りについたの３時ごろではあったんですが
にしても、こたつにつっぷしてて起きない私ってどうよ( 一一)
そんなんですから
ムスコが起きられず遅刻してしまうのも
あまり責められないんですよね( 一一)
ライデン（超大音量目覚まし）やら、
振動で起こしてくれるものやら
いろいろと工夫はしてますけども
あんだけ朝早く夜遅くて
そりゃ疲れもたまってるし起きれんて。
といっても、同じ会社の方々はちゃんと起きれてるわけですけどね( 一一)
ムスコ、上司に
「おまえ、自宅から通ってるときよりも
寮に入ってからのほうが遅刻多ない？」
とつっこまれたらしい( 一一)
「恥ずかしながら、自宅にいるときは誰かがいたので
起こしてもらっていたんです・・」
と言ったら
え・・・！（この朝の早さで起こしてもらえる家族てどうよ）ってなったらしい( 一一)
そしてムスメにはけちょんけちょん。
「だいたいな、起きれるかどうかは意志の問題。
眠くても、明日のこと考えたら起きられる。
何時に起きないとと思ったら潜在能力が認識して
絶対起きれるねん。
だいたい起きれなくて起こしてもらうとか遅刻するとか
人間としてどうかと思う。
だいたいママも悪い。
ママがそんなんだからお兄も成長せーへんねん。
遅刻させたらええねん。
自己責任やん。
私は一度も起こされたことないやん。５時出のバイトでも。
ほんまにお兄は人としてなってない！！！」
って・・・・( 一一)
はい、その通りです・・
私も自分のことを思い出すと
ひとりやし絶対起きなくてはと思っていたけど
それでも起きれないひともおるねん、
と思えてしまってね( 一一)
ま、概ね、ムスメのおっしゃるとおりですがね。
・・・てなことで
ムスコのこれからを心配しつつ
とりあえず今回の「コンクリートの日」は
いつもよりさらに過保護な母の愚かな送迎行為により( 一一)
なんとか間に合ったようでよかった・・・( 一一)
まぁ秋からどこかの支店に異動になったら
もうできんしね( 一一)
あとすこしはお世話させてもらいますよ、ハイ。
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