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いつか収入はゼロになる

いつか収入はゼロになる 仕事

就職したて
入社したてのときから
面倒をみてくれていた上司。
定年となり
再雇用で嘱託の道を選択せず
退職されて
会社を立ち上げられました。

たまにある話

嘱託の選択肢を選ばれる方が多いですが
その中に、たまに辞められる方がおられます。
手に職がある方は
独立される方も多いです。

その上司も

そりゃもう現場一筋の方だったので
腕一本でできるよねぇ・・
と思ったものの
カメラマンとか音声さんとか
わかりやすい技術職とは違う
制作系の職なので

元の会社の名前があって仕事できてた部分も大きく
本当に、腕一本で
生計たてられるくらいやっていけるのかなぁ・・
と思う部分もありました。
私自身が若いころに会社を辞めて
そうか~会社のうしろだてがないって
こんなに不安なことなのか・・
いままで「〇〇会社のあなた」だから
対等に話ができていた人たちばかりだったのだなぁと
まぁ仕事ですから当たり前なんですが
改めてその危うさとこわさを思ったんですよね~。
あれ?
いっぱしに仕事してたように自負していたけど
いやいやひとりじゃ
なんもできひんやんか自分!!!
ってちょっとびっくりしたりして。
いや~ほんとにね。
会社ってありがたいとこだったんだなぁと
ひとりになってこんなに何もできない私に

毎月毎月お給料出してくれていたんだなと
そして私ひとりでは
1円も稼がれへんやんか!!
ってね( 一一)
5年働いて辞めてもそう思うくらいですから
そりゃ40年も働いてやめたらなおさらのこと。
どんな感じだろうな・・と思ってました。

会社でどんどん偉くなると
やっぱり周りの対応も変わってくるし
するとなんだか
自分自身は何も変わっていないのに
めっちゃすごいことを成し遂げたんちゃうか
自分けっこうすごいひとなんじゃないかと
勘違いするところはないんだろうか・・
とかね
思うことは多かったです。
私自身は、
親会社の人たちから
エラソーに言われてぐっとこらえて
「あんたも会社辞めたらただのオッサン!」
って思ったことが多かったのでね(笑)。
中には、
自分がすごいんちゃうかと勘違いして
会社をたちあげる人もやっぱりいたし、
私の上司は大丈夫なのかしら・・
と心配もしていたんです。

そして退職後

上司が辞めてもう4年になるでしょうか。
いや、5年だな。
たしか上司は私より10歳年上だったはずやから。
これが大事でしょ?
辞めた当初がどうか、より
5年たってどうか。

1年に2,3回は
帰阪されるときにお会いしていたんですが
最初のうちはそれこそ
仕事あるんかな?
大丈夫?
みたいに、
失礼ながら思っていたんですが
そんな上司が
どんどんと変わっていって。
結局、会社の肩書を背負わず
ひとりで社会に出たときにどうなのか、
それを認識されたのだと思います。
以前はちやほやしてくれた会社のひとたちからも
けんもほろろに追い返されたりね
そういうこともされたりして
でも地道に、

そして謙虚に
軌道修正されていったように見えました。
いろんなものがそぎおとされて
(身体もスリムになられました。)
最近は、仕事が増えて
なんとも生き生きとされている姿が見られまして。
なんだかとても嬉しいんです。
東京で、
けっこう大きい仕事も
フリーランスとして請け負っておられるようで
へぇぇぇ!すご!
ってなってます。
いやほんと。
こんな成功例ってなかなかない気もするんですが。
尊敬していた上司だけに
最近の様子を見ていて
すごくうれしいです。

オジサマたちの言葉

最近、その上司が帰阪する際、
また誘われまして。
行ってみると、同世代の元会社の先輩たちがたくさん・・!
1人はもう70代ですよね?のおじいちゃん。
上司と同じように再雇用の道を選ばず
定年で辞めた人もいれば
再雇用で粛々と働いている人もいて
はぁぁぁ・・・
会社員の自分の将来を垣間見ました。
再雇用で会社に残るひとたちは
やっぱりどこか物悲しい・・。
生き生きと仕事されてる人はほんの一握りで
だいたいの方は、
どれだけ偉かった方も
単純作業の仕事や
年下の上司の指示通りの仕事や
なんとなく、「もう現役は終わりましたよね」的な仕事をしていてね・・
とはいえ、本人たちも
「本当は、お金に余裕があれば辞めたいけれど
でも生活があるもんね?
年金は65歳からやもんね?」
と思っているように見えます。
というかはっきりそう言ってるひともいます。

で、今回、その妙齢な方々とご一緒したわけですが
みなさん口々に
私と同い年の女性の先輩と2人に向かって
「いまが一番大事やぞ!」
「いまためておかないと、あとで泣きを見るぞ!」
「60歳を過ぎたら急に収入がなくなるんやぞ」
「収入は確実に0円になるんやぞ!」
「お金はもう増えることなく、減る一方なんやぞ」
っておっしゃいました・・!

特に、現役世代、
それなりに稼いでいた方々だったので
余計にその思いは強いだろうなぁと思った次第です。

「0円やぞ0円!!」
これが一番耳に残りましたね~。
いやそうですよねぇ・・

長く会社に勤めてきた我々世代は
こどもの学費からようやく解放され
年齢によりそれなりに収入も
若いころよりはもらえるようになって
それに伴い、生活もやっぱり変わってきてしまっているけれど

いやここでちゃんと引き締めておかないと
だれもがいつか「収入0円」「お金は減るだけ」
のフェーズに入るんだもんなぁ・・
とね。
思ったんです。

やっぱりそれこそ、両学長がやってはる「家計管理」
ここをやらんことには始まらんよね。
いや~わかっちゃいたけど、そうよね?
って話。
おっちゃんたちとの飲み会も
たまには
いろんなことを考えるきっかけもらうよねって話。

今年56歳になる私も
よくよく考えなければあきまへん。
日々が忙しい中でマッハで過ぎてゆくけれど

今週末はちょっと腰を据えて
お金の勉強をしようと思うワタシであります。

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