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ムスメの就活、面接のコツ。

こども・家族

ムスメの就活
就活の話は
相談があったらのる程度(やきもき)
だったけど
こうやって内定が出たりすると
あれこれ話をしてくれるようになりました。

面接

面接の話をしているときに
実際に私が面接間になったときに
よく聞く質問の話をしていたんです。
「人からどんな性格と言われますか?」
「これまでの失敗談を聞かせてください」
「休日は何をしてますか?」
等々。
すると、ムスメは
「それ、めっちゃ聞かれる質問やん!!!」
とひとこと。

え~やっぱり?
まじで?
自分では何気に聞いてますけど
やっぱりそうですよね・・

ムスメ
ムスメ

てかさ、その質問の答えって何なん?

それを聞いて何がわかるん?

と質問され、
確かに・・
何を求めているんだろう
と、少し考えてしまいました。

いやいやでもね、
これは別に正解もないし
特定の答えを求めているわけでもない。

ただ、この人がどんな人か、
面接官はそれが知りたいだけなんよね。

どんなに学歴があっても
どんなにスポーツマンでも
やっぱり結局は、
ひと、やから。
一緒に働きたいかどうか
この会社に入ってほしいひとかどうか
それを見ているだけなんですよね。

質問の答えの内容はほとんど重要ではなく
どう答えるか
どういう答え方をするか
自分の言葉で話せるか
要は「素」を出してほしいという
そういうところかな~って。
用意してきた言葉でなく
ふときかれてどう答えるか
会話でわかることって
あまりにも大きくて
感じがいいか
誠実か
相手を大事にしているか
言葉を大切に扱っているか
ひいては
自分を大切にしているか
そんなことまで透けてみえる
ってところはある気がします。
毎日「考えて」生きているか
なんてこともね。
でも、自分が何気に聞いてる質問に
どんな意味があるのか
自分が何を知りたかったのか
改めて考えるきっかけにはなりました。

他人にどんな人だと言われるか・・
自己PRでは、準備してきた本人の長所を聞いてますが
結局このひとが、
マイペースなのか

せっかちなのか
慎重派なのか
革新的なのか
友達にどういうひとと言われているかが
けっこう客観的な意見だったりするとか。
「休日なにしてる?」はほんとに正解なくて
ただ、どんなふうに答えるか
ゴロゴロ過ごしてたっていいし
テレビばっかりみててもいいし
むちゃくちゃ活動的にオタク活動してたっていいし
ただ、それでその人の性格なんかも見えてきたりするのと
やっぱり人の心をつかむような話し方をするかどうかとか
話し方で大事にしているものがわかったりとか
ま、そういうことなんかなぁ~って
初めて自己分析しましたね・・

にしても、そんなにあちこちでしている質問なのねと
私ももうちょっと工夫したらどうなん、
とも思いましたよ。ハイ。

そしてふと思う

makko
makko

どういうひとなんやろってのを見てるけどさ

でもやっぱり受けるほうにも会社は見られてるってわけやからさ

こちらが相手を選ぶばかりでなく

相手のほうが会社を選ぶってのもあると思うねん。

私たち面接官をみて

このひとたちと働きたいかどうか

このひとたちのいる会社がどうか

選んでいるというのはあると思う。

というとムスメが

ムスメ
ムスメ

それ、このまえ受けた会社で言われたわ!

「僕たちが面接官だけど

常に、僕たちは、見られているとも思っていて。

お互いが、このひとと働きたいな、と思えた時に

成立すると思ってる」って。

と言ってました。

それも同じこと思ってる人いてはるのね(笑)
でも、それを認識している面接官(上司)のいる会社は
なんかいいよね~
って思いましたね。
自分もいつもこう思ってるわけじゃないけど
募集を出してるとつい忘れがちで
これは忘れないでいないとな、
と思った次第です。

やっぱり、説明会や面接官で出てくる社員が
どんなひとたちなのか
感じがいいのか
是非行ってみたいと思えるかどうか

そこに出てくる人によって
会社の印象は決まるので。
びっくりしたのはムスメが
「会社を選ぶ基準は?どういう会社を受けようと思う?」と聞かれたときに
(これは私たちも会社でいつも話題になるので
この質問をする会社の気持ちがわかりすぎる(笑))
こう答えているそうです。
「やっぱり、仕事は「ひと」なので
面接のときや説明会のときに
社員の方をみて、
会社が見えるので
その方たちと一緒に働きたいかどうかを大事にしています」

「人事の人が、

待遇がどうか、福利厚生はどうか、
そういうことを話してくださるよりも
『2年前まで営業にいたんですが人事に異動になって』
というような人事の方は
実際に営業で働いていてどうだったのか
現場ではどんなオモシロイことがあって
どんなしんどいことがあったのか
自分の言葉で実際にやって感じたこと、
そういう話をしてくださるので
より、その会社が見える気がして
そういう会社は、受けたいなと思えます」
と答えているそう!!!
え~!しっかりしてる!(笑)
てか、まさにそうだな~
なんかすごく勉強になりました。
私たち面接官のほうも
学生たちが、準備して暗記してきた
「自己PR」や「志望動機」よりも
「バイトしてたときの失敗談ある?」
の質問で、
つたなくても、うまくしゃべれなくても
「自分の言葉で」
話をしてくれたら、そっちのほうをやっぱり聞くし
緊張して話せなかったとしても
一生懸命伝えようとするその姿勢に
好感を抱くものですからね。

やっぱり、就活って
付焼刃じゃなんともならなくて
それまで生きてきたその経験が大事で
それがいいわるい
合格不合格じゃなくて
「どの会社と自分が合うのか」
それを見つける作業なんだなって
改めて思いました。
いやほんと、お互いさまで。
面白いです。

てか、ムスメ、すごいっす(笑)。

あとは大阪魂

あと、面白かったのは
まぁ私もそうだったんですが

ムスメ
ムスメ

いくつか受けてると
この話で面接官が笑うな、とか
くいつきがいいな、とか

わかってくる。

それが大事な気がする。

と言ってまして。
そうなんです、
笑わせたり、興味をもたれると
俄然、面接に通る率は高くなる。
そりゃそうです。
面接官のほうも、
それを引き出せる面接官もいるんですよね。
我々的には、そういう面接官を尊敬してるんですが
いろいろと本人の話をきいて
え!それ!と笑うポイントがあったり
え!もっと知りたい!と、興味をひく話があったりすると
その人をもっと知りたくなるし
ちょっと好きになるんですよね(笑)
だから、ムスメの言うのは
あながち間違ってないです。

ムスメ
ムスメ

友達とも言っててん。

しょうみ、

笑わせたもん勝ちって。

ある意味、大阪魂ともいえるかもですけど(笑)

でもほんと、これは、真実です。

だから、「失敗談を書いたほうがいい」
「失敗談を言ったほうがいい」
って言われるんだろうなと思います。
私はこんなにすごい!
私はこんなにやってきた!
は、そもそも日本人には敬遠されがちで
いい印象を持たれないことが多いんですよね。
謙遜の文化ですから。
「私はこんなにできないの~」
「こんな失敗もするの~」
のほうが好印象(笑)。
よく考えるとほんま、それ何やねん、と思いますけど
ここはアメリカ人と正反対の文化だなと思います。

私も確かにそうでしたけど(その戦法でいった)
ムスメも、
このネタだと笑うケースが多い
という鉄板ネタを持っているようでして。
これはほんまに、何社も受けないとわからんのよ・・・!
と、自分の就活時代を思い出し
少ないながらも

いくつか会社を受けているらしいムスメを
少々誇らしく思いました。

ま、そして、大阪魂もやっぱりありますね。
基本「笑い」はめちゃ大事!

面白いです。
そんなこんなで
ムスメとの就活話が
俄然面白くなってきました(笑)
内定ひとつもらうって
こんな心の余裕ができるんですね。
まじ、内定いただいた会社に感謝です。

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