土日~
すっごいばったばたでした。
そう、土曜日は
アメリカから35年来の友達家族が来日。
そして日曜日は
ゴスペル発表会~!
どんだけつまってるんだ( 一一)
留学の思い出
留学したのは
大学4年生のとき。
交換留学だったんですが
前の年に行こうとして受けたものの
試験に落ちまして( 一一)
最後のチャンス!で
次の年も受けたら
なんとか受かって行くことができました。
まじでなにごともやってみんとわからん。
同じ大学から6人が交換留学生として
アメリカ、テキサスの大学に行ったんですが
そこで寮生活をしましてね。
今回来日したのは
そこで出会ったベトナム系アメリカ人の男子学生だったひと。
彼は、そのとき入学したてで
寮に入ったら、
私たち日本人が6人そこにいたんですね。
彼は1年生ということもあって
我々とめっちゃ仲良くなりまして。
本当によく面倒みてもらいました。
年下やったけどね(笑)。
車でドラッグストアやショッピングモールに連れて行ってもらったり。
長い休みには
他のアメリカ人学生たちも一緒に
軽トラの荷台に6~7人乗って
数日かけてグランドキャニオンに行ったり。
広い大地に
見渡す限り、
大きなサボテンがたくさんあるだけ、
みたいな
ザ・アメリカ、な景色の中を延々と走って。
ときに、モーテルに「2人です」といって宿泊し(笑)
モーテルの中で料理しようとして
フロントの人がとんできたりして(火気厳禁だった)
全員が部屋のあちこちに隠れたり!(笑)
軽トラの荷台で揺られながら
「日本の歌を教えて」と言われて
「上を向いて歩こう」を歌ったり!
ああ~ほんと、思い出しはじめると
忘れていたのにいろいろ思い出すっていう。
記憶って不思議ですね。
でも、ほんと、あの1年が
私の中での原点としてあるんです。
日本の片田舎に住んでいた21歳が
大学で関西に出てきただけで
広い世界だ~!
と思っていたのに
さらにもっともっと広い世界に出ていって
あれ~
私が生きてきた世界はなんだったんだ?
って知るっていう。
すごい人生のアーニングポイントだったな
って
いまなお思います。
留学生活の中で
いつもそこには今回来日する彼がいて
本当にいつも楽しいことばっかりあって
笑ってたな~
と思い出します。
アメリカの大学は
普段の勉強がむっちゃ大変なので
それはすごくすごく苦労しましたけど
でも、土日はどこかしらでパーティがあったり
そうやって彼らと買い物に行ったり
ちょっと遠出したり。
めりはりってこういうことを言うんだなと初めて知ったような。
ほんと、濃い濃い1年でした。
そして再会
そして今回、
彼が来日する!
となり
一緒に留学した仲間たちに声かけしまして。
ずいぶん前からこの日を空けてくれていた仲間たち。
もちろん私も。
でも、6人中、
1人は海外暮らし、
1人は仕事で無理で。
1人は、東京からわざわざ大阪に来るという。
いや~この東京在住の子も
もう30年近くは会っていなくて。
あとの2人は関西やからたまに会ってますけどね。
この仲間に会うと
ほんとなんていうか
昔の自分にもどるんですよね、みんなそうやと思うけど。
自分でも意識していないけど
いっつも子どもたちに言われます。
「お母さんが本当に楽しそう。」
ってね。
なんかやっぱり違うってのが
わかるんだ、ということにまたびっくり。
自分では意識してないのにね。
やっぱり
あのころの
なにものでもない自分、
素の自分にもどれるということなんでしょうか。
年齢を重ねるごとに
いろんな鎧を身にまとって
何十年も過ごしてきましたからね。
このころ一緒に過ごした仲間、友達っていうのは
自分がむき出しだったんだろうな~、
と思います。
朝、そんな留学仲間と大阪でおちあい、
一緒に京都に向かい
京都でアメリカから来た友達と待ち合わせしていたんですが
途中で乗り換えた電車で!
まさかのそのアメリカ人の友達に遭遇!!
いやそんなことある?
待ち合わせ時間には少し早めの電車になってたのに!
同じ電車の同じ車両で会うとか
そんなことある???!!
出会った瞬間、
シーンと静まり返った電車の中で
私たちと彼の歓声が響き渡り
ハグ祭りが始まり!(笑)
いやもうこれはおさえられんかったです。
なんたってもう30年ぶりですから~!!!!
待ち合わせしてんのに、その前に
偶然電車で会うとか!
そんな神様の采配、あります?
びっくりしすぎました。
やっぱ、「縁」があったんだなって
もはや確信でした。
この人生の中で
出会うべくして出会ったんだなって。
にしてもこのメンバーよ。
瞬時に35年前に引き戻されました。
ほんま。
まじで。
あのころの思い出や
あのころの気持ちが
瞬時に再来するっていう。
いや~ほんと、こういう気持ちになるんですね。
私たちにとって
とてもスペシャルな友達で
お互いにスペシャルな関係だということも
何十年たっても変わらないのだということを
再認識しました、しっかりと、ね。
夢のようなひととき
そこから
彼のご家族(5人家族)と一緒に
茶臼から挽いた抹茶を点てて飲めるという
体験コースに行き~
平等院鳳凰堂に行き~(大雨( 一一))
抹茶パフェ食べに行き~
かわいい小物買いに行き~
大阪に移動して
串カツ食べに行き~!
っていうすごい濃い1日を過ごしたんですが
もうすべてが夢のようで
ヤバかったです。
彼と、
そして、一緒に留学した仲間と
一緒に過ごしていたら
もう本当にあの頃に戻ったような
そんな気持ちになって。
あれ、いまどこで
いまわたしは何歳やったけかな
ってくらいに
脳の中が混乱する(笑)っていう謎よ。
いや~本当に。
なんだか気持ちがふわふわしてました。
でもね~
ひとつだけショックだったのは
私だけ、英語が全然出てこんかったこと・・!!!
まぁそれもね、
1人は大学卒業後、イギリス留学して
大学の先生やってるし
1人は英語教室の先生やってるし
1人は卒業後、長くアメリカで仕事していたし
そりゃもう私とはダンチで
英語が話せるわけですよ。
いや~ほんと
自分がどんだけ英語がしゃべれなくなっていたか
ということに気づきましたね~
何を言ってるかはだいたいわかっても
なんせ英語で説明がなかなかできん・・!!!!( 一一)
もう~
ほんと、いつもの饒舌な私はどこへやら(笑)。
ものすごく寡黙な私となりました( 一一)
なんなら友達に通訳してもらったりしてね( 一一)
いや~ほんと、それだけはショックでしたわ。
ちょっと英語、また勉強しないとだなって。
ここのところ、
アメリカの友達やホストファミリーが来日
ってケースめっちゃ増えてますしね!!!( 一一)
はぁ~
留学してたのかほんまに?
っていうほどに英語力がヤバくて
もう次の日1日しばらく落ち込みましたよホンマ。
私ってほんまあかんな・・( 一一)
なんもできんやないかい( 一一)
って泣。
ま、でも、
だいたいわかってくれていたことでしょう、彼も彼の家族も。
私はただニコニコしていただけ。
よくおる日本人のスマイルだけのひと~!(笑)
とはいえ、
まぁ言葉はなくとも、もほんとで
楽しくて夢みたいな1日が過ごせたので
とにかく別れがつらかった。
ああ~
もう終わってしまうのか~
22歳の私が一気に57歳にもどってきまして( 一一)
ただただ寂しかった。
人生って。
出会いと別れ、そして再会と別れ。
でもその中で
少しずついろんな自分が肉付けされていって
いまがあるのかもしれませんね。
なんだかほんと、
昔にもどって
わたし、なにが好きやったっけな。
どんな気持ちで生きてたんやったっけな。
なんてことを思い出しながら
また今日からの自分は
少し違う自分になっていそうな気がします。
やっぱり大事なものは
ひととのご縁。
それでしかないですね。
それが一番大きい財産であることは確かやなって
そう思った再会なのでした。
さ、今週もまたガンバロ。
コメント