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子どもたちも社会の中でもまれていたのだという話

子どもたちも社会の中でもまれていたのだという話 こども・家族

最近はムスコもムスメも

あれこれと忙しくて
なかなか一緒にごはんを食べられる日がなく
だいたい日曜日は
みんなでお鍋。

でも、平日は
子どもたちはどちらかがバイトだったり
どちらもバイトだったり

なかなかそろいません。

お店も開いてないから
飲みに行くとか
友達とご飯行くとか
そういうのはないんですけどね。

ムスコのバイト先の話

そんななかで
久しぶりに子どもたちと一緒にごはんを食べた日に

何の話からか
バイトの話になりました。

ムスコは同じコンビニで
もう5年も働いているんですが(笑)

バイト歴では
他のバイトさんたちの中で一番長くなったみたいです。

でも、コンビニバイトって
いろんな人がいるので
聞いていて、ほぉぉぉと思うことも多いです。

ムスコと同じくらい長く働いていた
30代半ばのフリーターの方が
突然来なくなってしまったとか。

「とんだ」って言い方しますよね。

とんでしまって
その後、連絡もとれなくなってしまった、
なんて話を聞いて
えええええ~!そんなことってあるん!
って

もちろん、
バイトに突然行かなくなった(いわゆるとんだ)ってのは
なくはないんでしょうけど
そんなに長く関係を築いてきて
大きなトラブルも見た目はなかったようやけど
本人の中でなにかがあったということなんでしょうね。

とはいえ
店長や、まわりのバイトの子たちとも
それなりの関係も築いてきてたでしょうから
まぁ特に店長さんはショックだったみたいです。

そりゃそうだ。

で、今回話したのは、
最近入ってくるバイトさんたちの話。

入ってすぐに辞めていった子ももちろん多いみたいなんですけど

ムスコ
ムスコ

最近の子たちはほんとに
まわりが見えなくて

自分のことだけよければいいと思ってる子が多い。

ってムスコが。

ええ~!ムスコの口からそんな言葉を聞くなんて!
そっちのほうがビックリやったけど!!!

まぁ要は、

レジに入って誰かが対応しているとき
自分が手が空いていたら
お客様の求めた商品が自分の近くにある場合は
自分が率先して取ってレジ係に渡すなど
臨機応変に対応していたりすると。

小さなことやけど
これまで先輩方がそうしていたのを見て
自分もそうやって助けてもらってきたから
そこで学んで
自分もレジに入っていないときも目を配って
まわりの従業員を手助けするようになったと。

でもそれが、
最近の子たちは
長くいてもそういうことがまったくないと。

自分が誰かにしてもらっていても
それを学ぶことなく
自分はしてあげないのだと。

また、
お客さんが入ってきたときに
いらっしゃいませと声をかける。

誰かが言ったら、他の人も言う。
自分が品出しをしていても、お客さんが近くにきたり
目が合ったりしたら、
いらっしゃいませと言う。

そういうことも
自然に学んできたけれど
そういうこともできる子がいないと。

常にお客さんがレジに並んでいないかに目を配って
レジが並んでいたら
何人かがレジに入って対応することになっているけれど

納品していたらもう全然見ていないし
お客さんに背を向けてレジ内の諸作業をしていたら
時々振り返ってお客さんの状況を見るということもない。

それが、誰か1人じゃなくて
最近入ってくる子は、辞めた子も含めて
例外なくそういう子ばかりなんだと。

まぁムスコの口から
「最近の子は」
と聞くのもちょっとびっくりですけど(笑)

アンタもだいぶ「最近の子」やけどな( 一一)

ムスメのバイト先とムスメの対応は

するとムスメが

ムスメ
ムスメ

おるおる。何回言っても全然やってくれん子。

声も出さない子。

私は、入ったときに、3秒に1回は入口のほうを見て

お客さんがきていないか確認しろと言われたからやってるけど

そんなん全然見てない子もおるよな!

たしかに、ムスメのバイト先の定食屋に行ったとき
ムスメが、なにかいろいろ作業しながらも
何度も何度も入口のほうを見ていたのですよね。

なるほどそういうこと。

ムスコ
ムスコ

なるほどな~そういうふうに指導すればいいんかな。

お客さん第一やから、とにかく何があってもお客さんを待たせないようにとか

必ず声だけは出すようにとか

何回言っても聞いてくれないねん。

って~

てか、ムスコはそういうことを思われるほうなのかなと思っていたけど
さすがに5年もいたら、
しっかりやっていたのだなと(当たり前ですか!笑)

思いながら聞いてました。

ムスコ
ムスコ

でもな、その子らにな、

何回言ってもな、難しくてな。

「僕はひとつのことしかできないんです。

なにかをやりながら、他のことにも気を配るってできないんです。

納品したらもう納品のことしか考えられないんです」

って言われてびっくりしてんけど・・・・

それってもう無理なんかな?

とムスコ。

ケーキの切れない非行少年たち

そこで思い出したのが、
最近読んだ本のこと。

「ケーキの切れない非行少年たち」

会社の子に教えてもらったんですが
私、この本のこと全然知らなくて
そしたらマンガにもなってるらしくて

しかもムスメは
教職の授業でもこの本が取り上げられたと教えてくれて

へぇぇぇぇ・・・そうなんだ!

とびっくりしてたんです。

確かに読んで衝撃だったんですが、

「目の前にある丸いケーキを
三等分にしてください」

と言われたときに
等分に切ることができない少年たちがいる、
ということなんです。

それはもうびっくりするような切り方をするんです。

そしてそれはなぜなのか。

それが詳しく説明された本なんですが
いろんな原因がおそらくあって
それは経験や想像力の欠如もそうですが
物事を考えるという認知機能が弱いということが一番にあって
そこに軽度の知的障害も含まれていたり
(そしてそれは勉強が苦手、ということで片付けられ、障害に気づかれない)
いろんな要因からそれは起こっているということなんですね。

物事を考えるという認知機能があることで
融通をきかせたり、まわりのことを考えたりできるようになる。

それをオブラートのように感情が包みこんでいる。

感情がコントロールできず、カッとなったりすれば
それが認知機能に影響をおよぼして
対人関係に影響を及ぼしていく。

根本的には、認知機能が弱いケースが非常に多い。
だから、
少年刑務所の中で
反省を促したり
「人の気持ちを考えなさい」と言ったところで
それが改善されることはないという話。

もっとちがったアプローチが必要ということです。

つまりは。

こういうケースはあちこちにあって
非行少年になっていなくとも
同じような人たちがいるということです。

もちろん、仕事の上では
気づいていないことが多いだけで
教わったり
指導されることで
成長して
できないことができるようになることはあって

てかそっちのほうが多いんでしょうけど

でもやっぱり
教えても教えても
できない人というのはいるし

気配り、気遣いというのができない人というのもやっぱりいるし

人の気持ちを想像できない
いわゆる「空気をよめない」人というのもやっぱりいるんだなと思うんです。

それが、「最近の子は」という
本当に「最近」だからなのか
以前からいたけど目立たなかっただけなのか
わかりませんけども。

でもそれが、必ずしも
本人たち自身の努力が足りないとか
人間としてのなにかが欠けているとか
そういうことでなく

根本的に認知機能が弱いことによって
普通に教えて
普通に感情に訴えたところで

わからない人がいるんだということですね。

やっぱりアプローチの仕方を変えるしかないんだな。

と、そんな話をしていると

そういうひと、もっといっぱいおるよな?

という話になって

私自身、仕事関係で
ちょっと対応の難しい人は何人か思い当たる人たちがいたし
ムスコやムスメも
これまでに知り合った人(とくにバイト)の中で
そういう人たちはいて

見事に共通点があったりして

はぁ~
ひとっていろんなひとがいるし
自分が当たり前と思っていることは決して誰にとってもの「当たり前」ではないし
違うからと腹を立てるのも違うし
そもそも腹立てたところで解決しないし
それぞれの人に対して
自分の中で消化しながら距離を保って対応していくしかないのではないかなぁ

みたいな

そんな話でだいぶ盛り上がりました。

でも、仕事をしている以上は、改善してほしいところははっきり言うしかなく
なかなかはっきり伝えることが難しい(苦手な)私とムスコ、
そういうことははっきりとちゃんと言えるムスメ、
という構図になりましたよ(笑)。

いやこういうことはムスメは本当にすごいんですよね。

はっきり伝えることは伝える。
でも引きずらない。
険悪になったりしない。

これはすごいことです。

私とムスコは、意を決して言うべきことを言うこともあるけれど
そのあと、どうしても普通にできず
なんとなく機嫌の悪い感じになってしまう・・
いやこんなとこ似なくてよかったのにムスコよ。

でも、ムスメはやっぱりすごかったです。
本当はそうあるべきだよな~、と思って聞いてました。

いやしかし。

いろんなひとおるよな。

ほんま。

そんな中で、私だけじゃなく
ムスコもムスメも

バイトとはいえ社会に出て
もまれていたのだなぁと
改めて感じました。

子どもらから学ぶことは
日に日に多くなっている気がするワタシなのでした。

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