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子どもが家を出ていくということ

子どもが家を出ていくということ こども・家族

気づいたら11月ですよね。

ああ~いうてる間に冬がきて春がきますね。
そうしたらムスコも社会人です。

この前、ネットでなにげに
「子ども 家を出る」とか検索してみたんです(笑)
なにしてんねん(笑)

でもやっぱり、
子どもが巣立って家を出ていくときのこと
いろんなひとが体験談を書いておられたりして

「空の巣症候群」から脱するには
趣味をもちましょう!
家のかたづけをしましょう!
仕事をしましょう!
夫との時間をたのしみましょう!

とかいろいろ書いてあり(笑)

あまりにどの記事も同じような感じで
でもその気持ちもわかるし
なるほどなぁ~
みんないろいろ思うところあんねんなぁ~
と思っておったんです。

そこで見つけてしまったもの

そうこうしてたら!
ふと!
見つけてしまったんです。
このマンガ・・・・

あまりに感銘しすぎて
ここで紹介したく
DM送って
ブログ引用の許諾を得ました。

にしむらアオさん @nishimura_ao という方のTwitterから引用します!

これでTwitterにとんでもらってもよきですが、こちらが全内容!

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にしむらアオさん「君の春」 Twitterより引用

自分の気持ちを認識する

どうですか!

これを見つけてしまったんですよ・・・

落涙止まらずで
これ読んで泣かん人おるんかな。
アオさんの感性、まじすごいっす。
ありがとう、漫画にしてくれて。
って、すごく思いました。

Twitterのコメントみてたら
子ども側からの感想もあったりして。
私も18で実家を出たので
ああ、その気持ちもわかる、とか思いながら。

でもね~

本当に思い出しました。

ムスコが生まれてから
いつも一緒に過ごした蜜月時代。
毎日毎日来る日も来る日も公園に行って
木々の緑を見ながら
この子のおかげで
人生で初めて
四季を感じて生きるなぁと思えた日のこと。

ムスコの成長
ひとつひとつが楽しくてうれしくて
べったり過ごしたあのころのこと。

初めて入った保育所に
走って入っていくようになった後ろ姿。

行ってきまーす!と元気に出ていく
小学校時代のムスコのこと。

土日にどこに行こうかと
平日に一生懸命探して
いろんなイベントに一緒に行ったこと。

毎年の家族旅行や
友達とのスノボ旅行やキャンプ。

思春期の反抗期に
壁に穴があいた日のこと。

楽しすぎる自由を見つけた高校時代の
キラキラ輝く顔。

まわりが大学生になる中
友達といつも一緒に通った浪人時代の予備校。

そして、大学生になり
大変な授業が盛りだくさんで
留年して辞めそうになりながらも
どうにか生き延びてきて今にいたること。

冗談みたいに

makko
makko

これもあれも、最後やな~!


ってネタみたいにムスコに言うてたけど
それは、こうやって本当に感じる寂しさを
少しでもやわらげるために
防御するために
もうすぐムスコがいなくなるのだと
折に触れて自分に免疫をつけていく作業だったのだということを

認識しましたね~。

いろいろ思い出すと
もう涙が止まらなくなりました( 一一)

そういえば、会社の先輩に
もうすぐムスコが出ていくと思うと寂しいですわ~
って話したら

わかるわ!うちも、兄がいて
兄が大学で一人暮らしすることになって家を出ていくとき

母親が布団の中で泣いてたの、覚えてるわ~!(笑)

って笑い話で話してくれましたけど

いま、それを思い出しても
もうすでに涙が出るほどによくわかるその気持ち!!

人生はこうやって進んでいく

そうなんですよね。

親のもとに生まれ
いろんな楽しみを親に与えながら
自分にも自我がめばえて
親の庇護のもと育ててもらい

学生時代を経て
親のもとから巣立ち
ひとりだちし

大学を出て就職で
経済的にも自立し

ひとりで暮らしていく術を覚え

そして夫と出会い結婚し
2人になって

そしてムスコが生まれて
ムスメが生まれて

「自分の家族」を持って
子どもたちには本当に
一生分の幸せを与えてもらった・・・!

こんなにうれしいことがあるのかと
こんな喜びがあるのかと
私が生まれてきたのは
この子たちに出会うためだったのかと

そんなことを思いながら
必死に子育てをしてきて

そして子どもはいつしか大人になり

こうやって1人ずつ巣立っていく。

家族は4人から3人になり2人になって
最後は1人、死と向き合う、っていう

それがひとの一生なり。

もちろん、3人になったところで
自分の死が訪れることだってあるのですけど。

なんか、先日の「ほんまでっかTV」の
「50台は人生の黄昏」
が、ぐーんと胸に迫る感じがして

寂しいような
むなしいような
でも、これまでの幸せが胸に去来する感じもあって
これからはまたひとりで
自分の人生とは何ぞやと
いろんなことを考えながら生きていく
そのささいな楽しみもあったりする・・

何とも表現のできない気持ちになりました。

いずれにしても
就職で出ていくムスコとは
もう一緒に暮らすことはないのだな~と思うと

一緒にごはんを食べる時間を大事にしようって
なんでもない一瞬を大切にって
やっぱり思います。

いってきまーす、と毎日出て行って
ときには、いってらっしゃい、と送り出してくれたり
ただいまー、と帰ってきたり
おかえりー、と迎えてくれたり

この日常にムスコがいなくなるという事実に
耐えられるんか、なまぬるいワタシは!!

でもたぶん。
出て行ってしばらくしたら
けろっとしているに違いないのだけれど(笑)。

でも寂しさは、しっかり感じきるからこそ前を向ける。
それは確かやから
ひとつの時代が終わり
また新しい家族の形が始まる、ともいえるのでしょうね。

そんなことを思う秋。
今日も大事に過ごしたいと思います。

コメント

  1. はじめまして。
    漫画「君の春」。
    胸に刺さり、痛みました。
    良し悪しは別として、痛み具合は母の愛の大きさによるのかもしれません。
    いい漫画だなあ・・
    刺さり方が半端じゃなかったです(笑)

  2. makko より:

    フレンチクォーターさん、コメントありがとうございます!
    ほんと、母によって思い出すことも思うことも違うだろうな~~~
    と思います。
    ほんと、刺さり方、私もハンパじゃなくて・・
    衝撃でした、こんなに自分が感じるところがあるのかと。
    ご紹介できてよかったです!
    コメント本当にうれしいです。ありがとうございます!

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