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実家の片づけ、まさかのソレ。

実家の片づけ、まさかのソレ。 できごと

いやほんでさ~
(実家の片づけ話どこまで続く)
まだあんねん( 一一)

ベランダもさ!

そうそう、ふとベランダを見ますと
そこはもうまったく手つかずでした( 一一)
まじで夫は何しとってん( 一一)←これ何回め?

植木鉢はいっぱいあるわ!
(これは持って行ってくれることを確認したらしい)

その横のほうには
なんかもう謎の入れ物や台がいっぱい・・!
よく見るとテレビ台やん。
テレビ台

いらんようになったからって
ベランダ置くのはやめようか(to天国のお義父さんお義母さん)
びっくりでした。
そのテレビ台の棚には
謎の入れ物がいっぱい入っていて
プラスチックなんですが
取りだそうとすると
日光に当たりすぎて劣化して
われまくるやん。
持っても持っても割れる・・!( 一一)
中にはなにやらナイロンの袋やら
洗濯ばさみやら
あれこれぎっしり。(もうほこりだらけ。)
そこにわけのわからん昔の缶がいっぱい。
しかもだ。
ビデオデッキもあったで!
ビデオデッキは壊れたら
ベランダに置かず捨てようか(to天国のお義父さんお義母さん)
いや~もうびっくりやんか。

しかもいまどきあまりないけど
ベランダが洗濯機置き場になってまして
そのそばには棚があって
そこには使っているんかいないんかわからん
洗剤がぎっしり!!
棚にはいちいちシートが敷いてあるし
その横にはたくさん、
棒や板を使ってまた棚をDIYでっせ。
まじで勘弁してくれ。
ここにもまた
針金ハンガーを変形させてつくったフックがいっぱい・・!!
便利大賞ですか?( 一一)
よう考えたら
あのハンガーは確かに
自由自在に形を変えることができて
便利なのね、と思う反面、
手作りってもう罪やわ、とすら思いましたよ奥さん( 一一)

いや~それもさ~
「ベランダもまとめなあかんやん」と言うと
夫は
「あ」
・・・・
その日朝から何回「あ」言うた?( 一一)

いやもうヤバヤバのヤバでした。

そしてなんと

バイセルさんが来ていたときの話にもどりますけど
値段がつかず
持って行ってもらえない着物が山ほど
取り残されそうになったときに
ふと、バイセルさんが
「刀とか、昔のもの、なんでもあればみますよ~」
とおっしゃってくださり
夫が
「あ!!!」
と。(「あ」多いな( 一一))

「実は、刀がありまして・・・」と。
そういえば、義母が
「うちには刀があって。

ちゃんと警察にも届け出てる。」
と言ってたなと思い出しまして。
で、夫は、その刀をその日の朝にタンスの中で見つけたという。
(その日の朝て!本当に片づけしとったんかい疑惑)

ともかく、その刀を出してきて
「これ、いけますか?」と聞いたら

「警察への登録証があればいけますよ~」
とのこと。
ここで
え、登録証・・・
ってなりました( 一一)

銀行関連の書類の中とか
金庫の中に入っていたものとか
その中をいったんさがしてみたけれど
登録証らしきものは見当たらず・・。
もしやあの
「ノールックで捨てる!」
の中にあったのでは・・
いやきっとあったよね、きっと・・・
この100袋のゴミ袋の中のどこかにきっと・・( 一一)
夫と私は顔面蒼白に・・。

「登録証がなかったら引き取れないんですけど
登録証があったら、刀はいい値になるんです」
とか言うやん( 一一)

「なんでも鑑定団とかに出したらいいかも」

とか(笑)
いやいやそれより、お金がどうのこうのというよりも
登録証がなかったらどうなる。
銃刀法違反ですか?

となり、
夫に、とりあえず警察に連絡して

登録証を紛失したと言ってみるのがいいんちゃうかと提案したら
夫、
「警察に電話してみる。」
と。(自発性はないが、人に言われると行動は早い。)
と電話を。

もはやバイセルさんそっちのけ(笑)。

まだ引き払うまで3日はあるし
それまでに警察に届け出なければと思ったからなのですけれど
夫、
「なんか・・いまから警察が来るって
と!!
いや、まじかい?

このゴミの館へ、

しかもいま

そうこう言ってるうちに
本当に警察の方がピンポーン!!
まだバイセルさんいてはりますけど?( 一一)

で、警察の方に刀を見せて
あれこれ説明タイム・・
大変ですねありゃ。
おじいちゃんが戦争に行くときの刀で・・
おじいちゃんとはどこに住んでいて
いつごろ亡くなって
それを義母が相続して・・
住所は・・
とまぁすごい事情聴取。
まってや警察官さん
こやつ(夫)には働かさなあかんのですもう夕方ですから~!
と思いつつ、仕方がないので
バイセルさんが
貴金属を鑑定している間に
私は、バイセルさんが
「値がつきません」と言われた着物を
ひたすらゴミ袋につめる・・!!
1枚1枚紙にくるまれた着物を
紙をはがして燃えるゴミ、
着物は衣服ゴミ・・・
と鬼の形相で仕分け・・!

そうこうしてたら夫が
「なんか・・
いまから、刀担当の別の警察官が来るらしい」
と・・・!
まじか。
いやどんだけ~!

来客多し、最後の片づけ

いやもうな、
産廃業者が来る前の最後のかたづけでっせ。
こんなおそろしい家の中に
どんだけ来客あんねん( 一一)
10分ほどしたら
さらに2名の警察官の方がこられ( 一一)
家の中にあがり、夫に話を聞く~!
もちろん座る場所もないし
私は鬼の形相でゴミ袋詰めをしてますから
その横で立ったまま
事情聴取・・!
私も手は動かしながら
(すごい勢いで、着物の紙をはいで、着物と紙をゴミ袋に詰めながら)
相槌は打たせていただきました(笑)
警察官の方もバイセルの方も
私の勢いと、
私から出るオーラに
相当恐ろしかったことでしょう・・
でももう夕方
まだまだやるとこいっぱいあんねんから
ゆっくりとお話を聞くわけにはいかんのです( 一一)
なんせ夫がなんもやってなかったから~!

しかしあれね、すごかったです、その事情聴取の内容は。

しかしあれね、すごかったです、その事情聴取の内容は。
刀のことを知ったのはいつか、
おじいさんはいつ生まれて何をしていつ死んで
この刀をどこでどう手に入れたか
それを想像した義母は
どこに住んでいていつ結婚して大阪にきたか
その後、何回転居したか・・
この刀について、警察に登録していると聞いたのはいつか
そして夫がこの刀を見つけたのはいつ(今朝じゃ!)
どこか・・!
「箪笥の中です」と言ったら
その箪笥の中まで写真撮る・・!
ほんでまたこの刀の写真も撮りたいと言う・・!
もう、この家に、刀を置いて撮れるスペースありまへんでおまわりさん。
(とはいえ、ごみをどかして撮影スペースを作ったけど。)
いや~ここまで聞くんや・・と思いました。

で、必ず警察に登録はしているはず、という話は通ったと思うんですが
登録証がない状態ではバイセルは買ってくれないし
かといって登録しなおして、そこから売りに行くとか
もはやその労力はないやろ・・
ということで、警察に聞いたら
引き取ってくださるとのことで。
引き取ってもらいましたです・・!!
ありがとう警察・・!
いやもうなんで刀とか相続するんですか????
一度も着ない着物も山ほど持っておくままにするんですか??
ほんまに、高齢者あるあるでしょうけど
不思議でした。

とりあえず刀を持っていってもらって
ほっとしたんですが
夫は「刀は高く売れる」と言う
バイセルの方のお言葉が頭に残ったようで
後で、メルカリかなんか調べて
30万円で出品されている刀のスクショを送ってきてました( 一一)

いやいや、アンタ、お金ちゃうやろもう今は!
アンタが片づけてたらそんな余裕はあったやろうけど
もはやお金を払ってでも
荷物を引き取ってもらわなやってられへんやろ。
いや~もう刀騒動、疲れました( 一一)
そして、警察官の方からの事情聴取と
バイセルさんの鑑定の間に
どうにかこうにか着物をゴミ袋に詰め終わりました。
必死!!
だからこそ、夫のぼんやり加減に
さらにイライラマックスとなったという結末でした( 一一)
アンタの親の家やろ!!
もっと真剣にやれ!!(言いませんでしたけど。)

ほんま、いろいろありすぎでした。

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