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ムスコが相談にのってくれまして

ムスコが相談にのってくれまして こども・家族

ムスメの就活の話。

先日書きましたように
やきもきしている私なわけですが

少し話をする機会がありました。
ホントにどんなスキマもなく予定を入れているムスメ
土曜日に学校があるというので
送っていくよ~
と、送ることになりまして。

ムスメの気持ち

就活の話題をちょっとふってみましたんです。
ここで機嫌が悪くなるようなら
もう話は終了ですから
大きな賭けですけど( 一一)

ムスメが聞いてくる会社が
業種がバラバラになってまして
いったい何をやりたいんやろ?
ってのがわからなくて
いや、まずは、基本に立ち返って
理系とか大学院とか
そこを活かした職にしたほうがいいんじゃない?

って話をしたんです。

すると、

研究職はつまらないとか、
給料が安いとか
その業界は最初工場ばかりらしいからいやとか
その系列の会社は旧帝大じゃないと採らんらしいとか
営業職は絶対にいやだとか

まぁなんていうか
排除型というか。
「なにか」がやりたい、っていうのがないからか
「なにか」がいや、
っていうそっちにベクトル向いてる感じで。
排除していって最後に残るものを選ぶ感じ、
あまりにも後ろ向きやなぁって
感じてしまいました。

いやそれで
すべてが満足できる企業ってあるんかい?
って思わずつっこみそうになりました。

でも、まぁ、ムスメはムスメで考えていることはいろいろあるのだと思うし
いま、言葉上で聞こえるだけのことで判断するのもなぁとも思ったり

逆にこれだけマイナスなことを言うということは
それだけ迷路の中なのかもなぁと思ったり。

最終、入りたい会社が見つかるといいね、
という話で終わるわけです。(それしかない( 一一))

そしてムスコとその話題

次の日、ムスコは、いつものように専門学校の日曜日。
朝起きるともうムスメはバイトに行っていないわけです。
朝7時からバイト、夕方までバイトして
そのあと友達のところに泊まりにいって
次の日はライブで。
その次の日は授業で。
まぁまったく余白のない毎日です。

ムスコにムスメの予定を聞かれてそれを話すと
さすがのムスコも

ムスコ
ムスコ

いや、それ大丈夫なん?

いま一番インターン多いときなんちゃうん?

と・・・

いや、ほんまそれな。

makko
makko

やんな?

なんか全然予定入れてないし

バイトや遊びの予定は入れてるし

旅行も行くみたいやし

就活の時期こんなんでいいんやろか。

言うと不機嫌になるし

私も100回のうち1回くらい、就活の話するくらいで。

と言ったら

ムスコ
ムスコ

そうやんなぁ?わかる。

いうと不機嫌になるしな?

でも、この時期、一生に一回やし

逃げててもあとで後悔するし

とにかく数を打つとか

合同説明会行くとかしないと・・・

とムスコ。

makko
makko

たぶん自己PRとか考えられてなくて

ES(エントリーシート)が出せないんじゃないんかなぁ

と言うと

ムスコ
ムスコ

そりゃそうやろう。あんなに出かけて予定入れまくってたら。

自分とちゃんと向き合って自己PRとか考えんと。

僕もその作業が一番しんどかったんやで。

でもこの時期は、バイトも夕方からにして、朝からずっと

大学の自習室行ったりして、ずっと考えてたで。

自分と向き合うのは本当にしんどいんやけどな。

考えれば考えるほど、自分ってなんにもない、って思えてきて。

何も言えることがないなって

そんななかで、考えるのは本当にしんどかった。

と・・・。

そうだったのかと。

逆に、それは知らんかったわ私。
と、思いました。

ムスコが自分と向き合い、自分の強みはなんだろうと考え
そして、とてもしんどかったのだということ。

やっぱり親ってほんまに子どものこと全然見えてないのね。

いつも知ることをまたここでも知るっていう。

ムスメほどではなくても
ムスコも、あんまりたくさんインターンに行く感じでもなかったので
オイオイ大丈夫かいなとずっと思っていたような。

でも、いろいろ考え、悩んでいたんだなってね。
知りました。

たしか浪人のときのこともそうだったような。
何も考えてないように見えて、実はけっこう頑張ってたんだな、とか
考えてたんだな、とか
悩んでたんだな、とか
あとで知ってけっこうビックリっていう。

もしかすると、ムスメもいま、この中にいるのかもしれませんけどね。

ムスコの話は続く

でも、ムスコから見ても
ムスメの生活はさすがにヤバイんちゃうかと。

ムスコ
ムスコ

やっぱどこか生活に就活を組み込まんと。

1日1時間でもいいから、自分を見つめる時間をつくるとか。

自分のことを考える時間を作らんと、できんと思う。

やっぱりしんどい作業やから誰でも逃げたいし

考えないでおこうと思うもんやから。

いや~ほんと、ムスコからこんな言葉が出るなんて。

本当に知らんかったです。こんなこと考えてたなんて。

ムスコ
ムスコ

だってさ、小さいころから日能研行ったりさ、

中学でも塾にいって、大学受験失敗して浪人して

大学でも留年して、大学を辞める選択肢もあったわけやけど

そこでどうにか踏みとどまって大学卒業して

これまで義務教育からずっと教育を受けてきて

結局それはこの就職ってところが最終ゴールなわけやんか。

やりたくないけどやらんわけない。

自分さがしほどしんどいもん他にないと思うし、めっちゃしんどかったけど

でもこれまでの集大成やと思うからやっぱりやるやん。

ここのために、大学中退も踏みとどまってきたわけやから。

ここだけは逃げられへんやんか。

って・・・・
言ってましたよ。

うーんなるほどそうなのかと。

ムスコ
ムスコ

いつも朝から夕方のバイト時間まで

夏は毎日、自習室行って

他の奴らも一緒に
SPIの勉強したり、自分のこと考えたり

ときどき休憩して息抜きしながらも

必死やったわ。

本当にしんどかったけどな。

と言ってました。

そうだったのね・・

ムスコ
ムスコ

それに、僕は建築って決まってたけど

文系の友達とか全然決まってないわけで

そんなんやりたいことわからんやつらのほうが多くて

とりあえずインターン受けまくって、

かたっぱしから受けていって

そこから考えていくんやん。

合同説明会に行ったら先行の選考案内もあるし。

とにかく行きまくらんとあかんのやけどな。

ってね。

そう言われれば言われるほど

黙っている私もあせってくるっていう。
ムスメにこの話を聞かせたいけれど
ムスメが機嫌のいいときでないと
こういう話もきちんと聞かんのです。

「あ、そ」と知らん顔することが常で。

ただ、たまに機嫌のいいときは
ムスコの就活の話を、ふんふんと聞くときもあるので
ムスコも、そういうときに話すしかないなって
ムスコもムスメの性格ようわかってますからね・・

なので、私ができるだけ言わないようにしてるのも
それはそうするしかないよなって
そう言ってました。

結局、ガンガンこっちが言うと
あまのじゃくやし、余計にそっぽを向いてしまうやろうからと・・・

ほんま、子どもってか幼児やん( 一一)

でも、家族に対しては、本当にこれなんで。

だから、やっぱりあまりガンガン押さんほうがいいよな?
こういうときにこういう感じの切りだし方は?
なんてムスコがアドバイスくれたりして。

いつもは仕事の相談とかムスメにして
ムスメにアドバイスもらってますが
ムスメの攻略法は
誰よりムスコの話が参考になるっていう(笑)。
いや~持つべきものは子どもですか(笑)。
やっぱり兄妹だけに、お互いのこともよくわかっているしね。

そして私の性格もよくわかっている・・。

いやほんまな~。

そして、ムスコの場合は、
ゼミの先生もよかったんです。
毎週のように「今、就活どうなってる?」と
聞いてくれていたんだとか。全員に。

なので、そこで、
「あ、あそこはセミナーやってたんや」とか
「自分ももっとやらないと」とか
いろいろと知ることもできたし
ペースメーカーにもなったと。

なるほどなぁ・・。

いやもうほんと、
心配しかないけれど
ムスコも最後は

ムスコ
ムスコ

逃げてるだけみたいに見えるけど

でもなにかを考えているのかもしれんし。

今の時期って一生に一回しかないから

やらんとあかんと思うけど

もしほんとにやらんかったとしても

やっぱり結局は本人がその気にならないとどうしようもないから。

彼女の人生やから、

そこはもうどうしようもないやんって思うけどな。

と言ってました。
激しく共感・・。

ほんと、手をひっぱって動かすことはできないし
そして彼女自身の考えることが一番大事なわけやから
そこでなにかしら失敗だと思えることがあったとしても
自分で責任をとっていくしかないんですから。

ほんまな。

いろいろ難しいけど
ムスコとこんな話ができたことで
私自身はちょっとなんだか気持ちが軽くはなりました。

そうだ、これは、ムスメの問題だから。

やっぱり親って
わかったようでも全然わりきれない
やっかいなイキモノですね。
こうやって救済者がいてくれると
ちょっと客観視できて、助かります。
ありがとうよムスコ。

コメント

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