映画「国宝」
観ました?
めっちゃいまさらですが
観ました~。
いい映画でしたね。
万人が高く評価するのもよくわかる。
踊りをやってる友達が
あの2人が
顔の動きや身体の動きを合わせて
あれだけの踊りができるのは
本当にすごいこと・・!
と言ってて
へぇ~!
そうなの!!?
・・と思いましたよ。
やっぱりわからんもんです。
どれだけすごいことかっていうこと。
人生ね
私はそんな踊りのことはなんにもわからないんですけども
ムスメがこの映画をみて
「歌舞伎観てみたくなったわ~」
っていうのもよくわかる。
もちろんあれが、
歌舞伎のすべてでもなく
めちゃくちゃ一部だったり
ほぼフィクションだったりも
わかるんですけども
でも、歌舞伎なぞみたこともない、
みたいな人がとっても多かったでしょうから
そういう意味では
歌舞伎に興味が流れる一助となったのでは?
と思いますね。
とはいえ。
歌舞伎よりもやっぱり
ひとの人生って。
だな~
ってね、
私は思いますね。
人生は本当に
思いがけないことが起こるし
流れがどんな方向に行くかは
誰にも予想できず
さすがに57歳にもなると
うーん、あるよね、
と思うこと
いろいろありました。
人生って本当に
奥深いし
いろんなことが起こるし
乗り越えることが大きいほど
学びは大きく
ひとに深みが出るし
でもよくよく考えてみると
いいことも悪いことも
(というか、そう見えることも)
ある程度平等にやってくるというか
幸せそうに見えたり
不幸そうに見えたり
でも実はどうなんだ?
っていうと
うれしい気持ち
悲しい気持ち
幸せな気持ち
怒りの気持ち
って
それぞれの人生の中で
同じくらいの割合で
やってきてるんじゃないかな~
ってね、
思うことがすごく最近多いです。
仕事でも、プライベートでも
人生山あり谷ありっていうけど
ほんとでね。
人生けっこう思い通りに
自分が頑張ればそれなりに
いろんな運もついてくるな~
自分ってけっこうラッキー!
って生きてきたけど
あるとき思いがけないことが起こって
もう世界の中で
たったひとり取り残されたような
すっごい孤独感や
無力感や
虚無感におしつぶされそうになったこととか
きっと、誰の人生にも
そんな時期があるんじゃないかな~
(ないかしら)
と思うんですが
私はありましたよ~。
10日くらいで10キロやせました(笑)。
大昔ですけど。
こんな楽観的な私でも
そういう時期もあるし
っていうか、性質もあるんかな~。
だから、
自分は大丈夫!けっこう強い!
楽観的!
と思っていても
思ってもみないことが起こったとき
それがとっても小さなことだったとしても
ぴたっと食べられなくなったり
することもあったりします。
意外に人間って
思ったより強いこともあるし
思ったより弱いこともあるんだなってね。
思いますね。
でも、だからこそ
自分の経験が誰かの役に立てばいいな~
と思うこともあります。
きっと我々の年代はみんなそうなんちゃうかな。
何もないひとはいないわけで
みんな、きっと
カウンセラーになれる。いやほんま。
ま、それはともかく、
ほんとに人生っていろいろあるんだよね、
って話ね。
プライベートだったそうだけど
仕事もそうですよね。
幸い、私の会社はそうでもないけれど
親会社とか
大きい会社みてると
けっこうすごいです。
いきなり若いのに管理職になって
すげーな!!!!
って一目おかれてたひとが
数年して、
いきなり役職はずされて
フツーに実務やるポジションにもどったり
役員やってて
まだあと数年やるよね
と思っていても
急に終わりになったり
逆もしかり。
ずっと窓際っぽいポジションだったひとが
大抜擢ですごい役職がついたり
役員になったり
なんだそれ!
ってことが多いです。
まじで、これは、
長年、そばで会社の人事を見てきたから
すごく思うんです。
要は
会社の人事なんて
ほんと、上に立つひとの好みによる・・!
もちろん上に立つひとが
ちゃんと人の能力や努力や功績を
評価できるひとなら別ですけど
もちろん「上に立つひと」も
いろいろやねんから。
私も、大きくは影響しなかったですけど
どうしても許せないことをした上司がいて
一度だけ、みんなの前でたてついたことがあって(笑)
すると、もう一気に評価が下がりました(笑)。
わかりやす!!!
そんときに、
もう、私は、
人事や評価で一喜一憂しない!
これはこの会社という小さな池の中だけのこと。
上のひとに好かれるか嫌われるか
役職はそれだけのもの!!
・・・・
って強く心に刻まれ
それはいまでも変わりません。
いま、管理職になっても
まぁこの年齢ならみんなそうだよね?
だって別に私、なにかを成しえてないもんね?
上のひとがそれなりに私を嫌っていないだけ。
・・・って
それはそう思ってますいっつも。
だから、いつだって
いち実務者に戻れます。
実務には向いてないですけど。(おおざっぱやからね。)
ま、会社なんてそんなもんです。
そうでない会社にしたいと思ってますけどもね。
少なくとも私がいてる間は。
とはいえ、私もやっぱり偏りのある人間だから
好き嫌いはあるし
ひとを正当に評価できているのかと言われると
全然自信はありませんが( 一一)
ずっとどこかに残る気持ち
しかしこの映画「国宝」さ。
観てからしばらくは
ずっと頭の中のどこかに
残るものがありますね。
3時間の長さを感じさせない
でもやっぱりすごい大作。
自分の人生を振り返ったり
自分が大事にしてきたものはなんだったんだろう
と思い返したり
これから先の
これまでよりは短い人生を
どう生きるんだろうな
ってそっちに思いを馳せたり
そして、
子どもたちが受け継いでいくものって
なんだろうな
なんてことを思ったり
それぞれ思うところはきっと違うし
響くところも全然違うんでしょうが
どこかに残る、
っていうそれはきっと同じじゃないかな~
と思います。
それは、ほんとにすごいことですよね。
そういうものの積み重ねで
人の気持ちやこころや人生って変わっていくから。
しばらくまだまだ余韻にひたりそう(笑)。
映画の力ってすごいんだなって
改めて思ったワタシです。
しかしロングランになってますが
まだまだたくさん動員してる映画も
最近あまりなかったような。
たくさんのひとに勧められた「国宝」
やっぱり観てよかったです。
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