先日ムスメと旅行行った話を書きましたけども
その帰りにね、
叔父と叔母に会いに行ったんです。
鳥取ではないんですけどね。
大好きなひと
この叔父と叔母、
とくに叔母。
私は小さいころから大好きなひとなんです。
叔父のほうが父の兄弟なので
叔母は
私が幼稚園のころに初めて会った方。
小さいころからめっちゃかわいがってもらって
住んでいるところは離れていたけれど
会うたびに大好きになっていった記憶があります。
今でもそうだけど
誰もが彼女に話したくなるような
そんな方。
また、彼女の話も聞きたくなるような
不思議な魅力のある叔母です。
大学で家を離れてからは
なにか心配事があるたびに
叔母に電話をして
長々と話をしていた記憶があります。
叔母は、
40代のころに一念発起して
看護学校に行き
首席で卒業して看護師になった方・・!
しかしびっくりするほど看護師ぴったり!
絶対一番向いてる職業やろ!!
って思いましたね。
絶対最高の看護師さんだろうなって。
とまぁそれはともかく
今でも、時々やっぱり会いたくなって
行くんですよね。
いろいろ忙しくしているはずなので
迷惑だろうなと思いながらも
押しかけるっていう( 一一)
こどもたちも大好き
これはもう我々世代だけじゃないんですよね。
こういう人はみんなが大好き。
うちのムスコやムスメも
この叔母の話にいつも感銘して
影響を受けてるんですよね。
そのときはわからないのですけど
家に帰ってあとになってから
じんわりといろいろ思い出すようで。
やっぱり
亀の甲より年の功というけれど
彼女の話の中には
人生訓がいろいろあって
彼女の経験からの話だったりするので
すっと入ってくることがめっちゃ多い。
特に、就職するタイミングや
なにかを決断するタイミングのときに
ふっと思い出す話は多いです。
子どもたちも
なにか悩むことがあれば
叔母のところに行ったらいいんじゃないかって
そんなふうに思ってます。
こういう方が親戚にいるってありがたい。ほんと。
一番いいとき
いやでも今回笑ったのはね。
叔母とムスメと3人で話していたら
叔父が部屋にやってきて
叔父も入れて4人になったとき。
叔父が
「makkoちゃんは何歳になったん?」
と聞いてきまして。
ムスメのほうが年齢聞かれること多いから
ムスメも思わず答えそうになっていたけど
私に聞いていることがわかって(笑)。
「56歳やで!」
と言いますと。
まぁ普通の反応としては
「もう56歳か~!!!!
まだ20代やったのにな~。もうそんな歳!!」
ですやんか。
そしたらさ、
この叔父・・!
「56歳か~!!!
一番ええときやんか!
いっちばん輝くときや!!
ええな~ええときや~!!!」
と大絶賛(笑)。
すると叔母も一緒に
「ほんまやん!
一番ええときや!
まだ56歳!
これからなんでもできる!!
めっちゃええわ~!
ほんまにええとき!!!!」
って・・・!!!!!
しばらく続きましてね(笑)。
もうほんま、思わず大笑いでした。
ムスメも私も。
たまたま、前日、ホテルでムスメと話していて
「56歳ってさ
もういつ死ぬかわからんしさ
明日死ぬかもしれんから
やりたいことやっとかな!」
とか
「ニュースで、56歳が亡くなったと言われても
まぁ高齢者ではないにしても
20代や30代が亡くなるよりは
『まぁそれなりにその歳までは生きたね』
って言われる歳よね」
とか
話していたんですよ。
そしてムスメに
「『もう56歳か~』って思うと老けるで!!!」
と言われ
まぁ確かにな、
とかも思っておったんですよ。
しかしながら
ここまで
「56歳、一番いいとき!」
なんて言われたことはなくて(笑)。
いやほんまに。
もう私もムスメもむっちゃ笑った。
ムスメもあとで言ってたけど
「いま、一番いいときやん!」
と言われるのって
だいたいムスメの年齢・・!!!(笑)
ムスメも
「あれ、私はよく言われるけど
まさかママが言われるとは!!」
って笑ってました。
ほんまな、
「まだ20代!なんでもできる!」
「人生で一番いいとき!」
はあっても
「56歳いちばんいいとき!」
は聞いたことないがな(笑)。
叔父は77歳、
叔母は少し下だと思うんですが
彼らにとっては
私は青春まっただなかということか!!!
いや~なんかもう目からうろこ、
むっちゃ元気でましたよ。
その気になるやん(笑)。
やっぱり、やる気よりその気・・!!!(笑)
本当にね、なんていうか
ふたりともしみじみと大絶賛してくれたので
本当にそう思ってるんだなってのが
すごく伝わってきて。
私もあと20年したら
ああ、56歳のころなんて
むっちゃええときやったなと
それからなんでもできるやんかと
そう思うようになるのかなってね。
思いましたよ~。
「まだまだなんでもできる」
は40代のころよく思い
50代になるとさすがに
「まだまだなんでもできる」はないな
って思うようになったんでね。
いやほんまね。
世の56歳さんたちよ。
一番いいときなんですよ、いまね。
いろんな経験をして
子どもは巣立って
第二の人生が始まるときということか。
いろんな足かせもなくなって
いよいよ自分の好きなように生きられるということか。
まだまだ身体も動くし
好きなところにいって好きなことができる。
実は人生の中で一番幸せなときということ・・・・???
叔父叔母の言い方ではそんな感じでした。
なんだかちょっと目の前が明るくなった
単純な私。
肩の荷をおろして
好きに生きよう、風の吹くまま。
そんなことを思った私なのであります。
やっぱりこの叔父叔母は
会うたび元気をくれて
感謝なのであります。はい。
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