スポンサーリンク
スポンサーリンク

送別会からがおつきあいの始まり。

送別会からがおつきあいの始まり。 出会った人

昨日は飲みに行きました~
ひさびさ、5人という少人数で。

東京から来られている仕事関係の方々と一緒でした。

何度も会うと

その方々は
我々のとある部署でつながっている会社の方たちなのですけど
何度も飲みの席をご一緒したことがあります。
イマドキ・・・?
ではあるんですが
おひとりはもう年金をもらう歳で
でも、いまだに現役として働いておられ
この方がめっちゃ顔が広い・・!!

いつも飲み会の発起人なんですが
ただの飲み会でなく
その部署の業務の「勉強会」なるものを開催し
そのあとの宴会があるっていう。
勉強会も、ただ、とってつけたものでなく
けっこうためになるような勉強会が多く。

会社見学だったり
我々の業種の相手側(受け取り手)の方々との意見交換だったり
大学での勉強会もあり
おお~行ってみたい!
と思うと同時に、
その方が主催する飲み会やったら楽しそうだな
行きたいな
と思わせてしまうっていう。

いやほんと、
なんともパワフルかつ魅力のあるお方です。

最初はね、
あ、またお誘いか~面倒だな~
いまどき宴会てな~
と思っていたんですが
行くたびに知り合いは増えるし
同業だし
話ははずむし
何度も行くと、関係構築もできてくるし
そしてまた新しい仲間がどんどん増えて。
この中心となって企画する方のすごさ、
カリスマ性があるんだな~
と思います。

珍しいのは

そう。珍しいのは

会社関連で
全国の関連会社の集まりや
在阪の同業会社の集まりはあるんですが
その業種に限っての集まりなど
ありえないことだったんです。

うちの会社が業務を発注している会社がいくつかあって
そういう同じ業務を請け負う会社が
いくつもいくつも一同に会すっていう。
そして、我々と同じく、業務を発注する側の会社も
いくつもいくつも参加するっていうね。
要はライバル会社の集まりっていうのが

他の部署ではありえないんですよね。

でも意外に集まってみると
悩みが同じだったり
ライバルといえど、話しているとけっこう仲良くなる。
つまり、
仕事内容や会社の関係性はともかく
ひととひととのつながり、
っていうところが根底にあって
それはもうライバルだろうが味方だろうが
損だとか得だとかそんなこともなくなって
ただ、ひとと話をするのが楽しいな
というその原点にもどるっていう。
そして、そこに、万が一、ライバル会社のひとだったとしても
別にだからといって
その従業員と従業員が相対する必要はなく
一緒に飲んで笑ってたってええやんと
悩みだって別に秘密にしなくとも共有してもええやんと
そう思えるようになるという。

いや、これは本当に不思議な現象でした。

うちの会社も、ここで知り合った会社数社に発注するようになり
(それまでは1社だったけど)
あのひとと仲良くなったから、あの会社にも、となる。
そして、発注される側の会社も
人手不足だから、ここは協力しない?
なんて話もでてきたりして
まぁ、ほんま、普通ではありえないカオスな関係が築き上げられて行ってます。
「ほかではありえないでしょ?
最初は会社からめっちゃ止められたんですよ!」
とその中心人物は言ってはりましたけど

うんそりゃそうでしょう・・!と思いました。

でも、ここまでに広がって
いまどき
50人60人の宴会とか
見たこともないし
参加したこともなく
いやいやどうよと思いながら参加すると
意外に楽しい・・・!
いや~不思議現象しかなかったです。

やっぱりひとが好きなんですよ

先日は、5人での会食でしたけど
そこでその中心となっている方と
じっくりお話できましたね。

仮に「Mさん」としますが(私のまわり、M多いな(笑))
「みんなM会メンバーですね!」
と言うと、いやいや、と笑ってはりましたが
ほんとにそんな感じ。
Mさんが声をかけると
とにかく人が集まる。
いや~すごいです。
年金もらうお歳ですよ!?
見たところ、ニコニコしたええひと全開のオジサン。

カリスマにも見えないし
仕事をばりばりしているようにもあんまり見えない(失礼!)。

会社にいたら
「あの嘱託さん、なにしてもらう?」
ってなりそうな、そんな年齢・・!
でもこうやって話すと
話はオモシロイし、なんだか楽しいし
コチラの話もすごく興味もって聞いてくれる。
ありがちな「ただ、オジサンの自慢を聞く会」とは程遠く
ちゃんとコミュニケーション取れたなと思うし
なによりも楽しい気持になるっていう。
いや~なんだろうこの魅力は。
「いつもMさんが声かけてくださると
すごい人数集まりますよね!」
と言ったら
「飲むのが好きなんですよね~
やっぱり会ってナンボでしょ?
僕はやっぱり、ひとが好きなんですよね~
と言ってはりました。

そこらのオッサンに(失礼!)
「飲むのが好きなんですよ」と言われると
おいおい、もう時代は違うよ?
と思うんですが
彼には全くそう思うことがないっていう。
やっぱりこれも、ひとによる
なんですよね。
何を言うかより誰が言うか。

でも、彼が、心からひとが好きなんだな
ということもよくわかります。
いまだにかなりの日数、出張してあちこちに行き
たくさんの人たちと会って
飲んで
楽しく仕事をしているっていう
それが元気のヒケツでもあるし
みんなを魅了する彼を作ってるんだろうなと
そう思います。

うちの会社も、いろいろ業務に行き詰まり
そんなときに彼の顔が思い浮かび
「Mさんのところに頼んでみる?」
ってなって、
仕事でのおつきあいも始まりました。
(それまではただの交流だった(笑))
そうなるもんです。
誰に頼むか。
結局、こういうところが仕事にもしっかりつながってくるっていう。
それを意図しているわけじゃないからこそ
つながるってのもありますね。
もともと、営業したいんやなというひとは
それが見えてしまいますからね。

ちゃんとひとの心をつかんで
そこから発生する仕事は
たぶん長く続きます。
いや、いつものことながら
何度も何度もお会いしてると
ますます大好きになりました。

不思議な魅力のあるひと。

私もそんなひとになりたいな~と思っていたんですが
先日は、最後にこんなことをおっしゃってました。

「いろんな方が、この部署から異動されるとか
退職されるとか
そういう送別会にも呼ばれるんですけど
いつも僕は言うんです。
『いろいろお世話になりありがとうございました。
でも、ここから、この日からが、あなたとのおつきあいの始まりです
って。
これまでは仕事のつきあい。
でも仕事の関係が終わったら、
そこからはもう仕事関係ない、ひととひととしてのおつきあいが始まるじゃないですか。
それが僕は好きなんですよね~」
ってね・・!!!
なんか目からうろこでした。
仕事で関わる人たちは、
会社を去ったり仕事で関係なくなると疎遠になるし
まぁ仕事ってそんなもん、
私だってここを去るとそうなる・・だから、
ここで人間関係築くんじゃなくて
自分の他の世界を持っておかないと。
仕事関係ないつながりがどれだけあるかだよね。
・・・なんて思ってましたけど
いやいや、仕事で関係をもっていた人たちと
仕事をはなれても続く関係を構築できるって
すごいことやなって。
それは誰とでもじゃなくても
少なくとも、仕事で出会った
自分の大好きなひとたち、
そのひとたちと、仕事を一緒にする時間を通して作り上げてきた関係が
仕事を離れても続くって
それはそれですごいことやなってね。
そんなふうに思いました。

私はそんな関係を持てているのかなって
ちょっと自問したりしながら
今日も仕事を頑張りたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました