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社会に出るといやなやつにたくさん出会う

社会に出るといやなやつにたくさん出会う こども・家族

先日書いたムスコのおさななじみ。
すっかり社会人が板について
上司たちもべた褒めやったし
むっちゃ頑張ってんねんなって
ムスコも会ったら刺激受けそうやなと
思っていたんですが。

みんな悩みながら働いている

彼の母の話では
いろいろと悩むことがあったそうで
ちょっとしんどくなったり
会社を休むことがあったり
もうどうしよう・・・!!
って相談されたりすることもあって

私も心配していたんです。

でも、どうにかこうにか持ち直したわ、と
聞いてはいたけれど

会った感じ、
悩んでいるふうもなく
会社の人たちとも明るく楽しくやりとりをしていて
頼りにもされているようで
私に対してもしっかり対応もできて
仕事も嫌いではなさそうやし
その様子を見て安心しました。

でも、逆に言うと
こんなふうに見えていても
実はいろいろ悩んだり
しんどかったり
会社やめよかなと
思うことがあるのだなと
ま、それは誰しも同じなのでしょうけど
やっぱり人は
外から見てるだけではなんもわからんのですよね。

自分もそうだし
周りの人もそうで、
心の中はやっぱりわからんもんです。
いつもそれは心に留めておかねばと思います。

子どもも家族もそうだし
それは周りの人たちもね。
実は深い悩みを抱えていることもある。
誰もが、そんなとき暗い顔ばかりしているわけじゃない。
あったりまえのことのようで
普段忘れていたなぁ
と、思ったりしました。

元気そうで安心したけれど
親やその友達が来て
安心させなくては
子どもは思っているもんだと思うし
そう思うと、親って
助けになったり救いになったり
絶対的な味方
でいてくれる分、
重いという側面は絶対あるよなぁ
と思ったりもしました。

仕事について話す

そしてこのムスコの幼馴染と
車内やレストランで
あれこれ仕事の話もしたりして。

私は私で
若いころにこんな仕事をしていて
アホみたいに叱られまくって
でもどうにか頑張っていたこと
そのときの気持ち
会社を辞めたときの
名刺がなくなってしまったあの不安感、
どこにも属さない
なにものでもない自分への
自信のなさ・・
そんな気持ちもいろいろ話しました。

いろんな道があるから
会社を辞めるという選択肢はもちろんあるけど
それを前向きに考えられるか
後悔してしまわないか、
そのあたりは、やっぱり
自分じゃないとわからないから
どんな道をいくにしても
絶対に自分で責任がとれるように
納得して歩かないとね、って話をしましたね~。

彼の心に
なにかしら届けばいいなと思いました。

会社にしがみつくことはないけれど
会社を辞めたときに後悔しないように、
そして会社を辞めないときにも後悔しないように
自分の心をしっかり見つめて
自分の大事なものを大事にできる場所で
自分らしく生きてほしいと

本当に我が子のように思えましたね・・
ママ友もみんなそうだと思うけど。

でも、やっぱり親ではない大人の言うことって
聞くもんですから、
じーっと聞いていてくれました。

年齢が上だから偉いこともないし
年齢が上の人の言うことが正しいわけではないけれど
少なくとも自分が経験したことだけは
自分のフィルターを通してではあるけれど
伝えられることはあるなと
思ったりして。

そう思うと、
私より年上のおっちゃんらの言うことにも
そこにはひとつの真実があったりするよなと(笑)
ないがしろにしていた自分を省みました(笑)。

その後

彼とそのお母さんと3人でお茶しているところに
バイト終わりのムスメがやってきまして。

そして彼がムスメに聞きました。

なぁ。M(ムスメ)は大学院やねんな?

早く働きたい?

するとムスメが

ムスメ
ムスメ

うん!みんな働いてるしな~まわりは。

はやく働きたいわ~!

と言ったら、彼は

いやいやゆっくりでええで!

学生でおれるのは一瞬。働いたらもう大変なことが多い。

かじれるうちは、すねかじっといたほうがええわ!

そしてさらに

あのな、社会に出たらなにが変わるってな

いやなやつにたくさん出会う。

それが一番違う!

学生のときはいやなやつがおってもな

切ればいいだけ。友達にはならんやん?

でもな、社会に出たらな、いやなやつでもな

一緒にやっていかなあかんかったり

対応しなあかんかったりすんねん。

切るわけにはいかんねん。

それが一番違うわ!

と!

言ってました。

希望のある言葉ではないし
「ええこと」ではない部類でしょうけど
でもやっぱりそれは

なにか、ひとつの側面を表してるよなぁ
言い得てる部分はあるよ

と思いました。

いやなやつにたくさん出会う。

そしてそのひとらと関わっていかなくてはいけない。

いやなやつというよりも
自分と波長が合わない人たちともね。

いや~確かに(笑)。言い得てる。

そして帰ってムスコに

彼の言っていた言葉を伝えたら

ムスコ
ムスコ

まちがいない!

と言うとりました(笑)。
ま、それが一番
彼らの中には大きいのかもですね。

社会の荒波って
けっこう根幹にそれ、あるんちゃうの、

と思った次第です。

そう思うと、我々みんな
ようがんばってます、ほんま。

若者の言葉は、
真実をつく側面がありますね。

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