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ムスメの研究はイノチを扱う。

ムスメの研究はイノチを扱う。 こども・家族

ムスメは
生命工学、
というものを専門にしています。

ゼミがどういう専門かはよく知りませんが

4年なので
ゼミの時間が多いです。

今後、毎日研究室で研究、
みたいになるようです。

研究といっても

ムスコは建築だったので
研究といっても
例えば、重機を使ったりしながら
金属とか機器とか
いろんなものを実験してみる
みたいなことだったようです。
(いやほんまに?
正直、全然知らん。(笑))

しかし、ムスメの場合は・・・・

研究というのは・・・

動物実験的な( 一一)

マウスを使うものがとても多いみたいです。

確かに、これまでも
マウスの実験の話は聞いていたけれど( 一一)

詳しく聞くのもちょっと怖い( 一一)

化粧品系、薬品系、食物系、
就職もいろんな方向にいくひとたちがいるように
こういうものはすべて
マウスで調査したりするんですね。

その恩恵を受けているのが
我々、というわけですよね。

ワクチンだって薬品だって
相当な数のマウス実験があるみたいだし
そこを怖いとか言うのもちょっとおかしいんでしょうね。

とはいえマジで怖かった・・・

ムスメ
ムスメ

明日は研究室やけど

ちょっと早めに行かんとあかんな~

マウス、セーチさせなあかんから・・

makko
makko

セーチってなに?

ムスメ
ムスメ

静置。おちつかせるねん。

ゲージから出して、30分ほどしばらくおいておくねん。

落ち着かせるために。

って・・・・

そんなに具体的な話を聞いたことなかったので

え、え、え・・・・・

って思って、

makko
makko

え?ほんでその後どうすんの?

ムスメ
ムスメ

え。糖尿病になるものを入れる。

makko
makko

え、何匹?

ムスメ
ムスメ

16匹。

makko
makko

え。ほんでどうするん?

ムスメ
ムスメ

観察していくんやで。

え・・・・・・・

糖尿病にさせるのね・・人間の力で・・・( 一一)

ほんでほんで、ほんで、研究が終わったらどうなるんだその子たちは。

ムスメ
ムスメ

え、それまでに死ぬ場合もあるけど

最後は安楽死させる。

え・・・

もう絶句でした・・・

いや、確かに、マウス研究
これまでも話をちらちらと聞いたことはあったけど・・・

まじで・・・・!( 一一)

makko
makko

え!それはかわいそうすぎん?

と言ったらムスメはもはやあきれ顔でした・・

そんなことはもうずいぶん前に乗り越えてきたところだったのでしょうね・・

ムスメ
ムスメ

研究室の子らと言ってるねん。

ワタシらって動物飼えないよねって( 一一)

って言ってたもんなぁ・・・ずっと前に。

いやでもな・・

もちろん、私らが食べてる鶏肉も牛肉も豚肉も
動物の命ですし
もちろんお魚だってそうだし。

そして、私らが食べる食品も薬品も化粧品も
たくさんの動物実験が行われて
享受してるもんなんですよね・・・

とはいえ。

いろんな実験をして育てたマウスたち

研究が終わったあと
いちばんつらいのはムスメたちなのではなかろうか・・

1年に1度、弔いの日

というところで思い出したのが

数か月前にムスメが言ってた

ムスメ
ムスメ

研究室ではな、

1年に1度、マウスに対し

弔いの日っていうのがあるねん。

みんなで黙とうしてな。

その命に対して弔い、感謝する日。

って言葉。

へぇぇ、と聞いていたけど
マウス研究を具体的に聞いたことで

ああ~なるほどそうなんだなぁって
改めて思いましたね・・・

改めて、マウス実験や
実験後のマウスの処分(という言い方いややけど)について
ネットでいろいろ見てみていたら

研究者の方が、
初めてのマウスの安楽死のときに

どんなに衝撃的でつらかったか
その記述があったりしました。

そうかやっぱりそうなんだなって

ムスメはそんな話は詳しくしていなかったけれど
何も感じない人はいないはずで
きっとムスメはじめ彼らはそこを乗り越えて
そしていろんな思いも抱えながら
いまにいたるんだろうなと

そんなことを思い
なんだかちょっと切なくつらくなったのでした。

ムスメの研究は
生き物の命を扱う。

そこだけにフォーカスするのもとてもおかしいような気もするけれど
やっぱり衝撃すぎました。私には。

これからは、マウスの冥福も祈ろうって
そしてムスメの痛みもまた
忘れないでいたいと
思った日なのでした。

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