施設に入っている87歳母です。
まもなく88歳になります。
施設に入って
施設に入ってから
毎週行ってますが
まぁ~
なんとも変わらない感じではあります。
私の複雑な気持ちもそのまんま。
母のいろいろにカチンとくるものの
施設っていうのはどうもな~
友人母の
「もう死ぬのを待ってるだけ」
っていう言葉が
頭の中にいつもあるんで
なんとなく
「閉じ込められてるよな」感が
あったりします。
もちろん私の感覚だけで
本人がどう感じているかはわかりませんけどね。
食事はおいしいそうで
一緒に話をできるひともできたみたいで
それはとても喜んでいるし
「1人で暮らしているときのほうがよかった?
いまのほうがいい?」
と聞くと
「そりゃもう、今のほうがいいわ!!
ごはんはおいしいし、
いつも誰かがいるし。」
とは言うんですが
ヘルパーさんもいろいろですから
よくしてくださる方もいらっしゃるし
そうでない(母と合わない)ひともいらっしゃるようで
ま、当然ですけどね。
でもなんか、
訪問するといつも
下に集う人たちもちらほらいらっしゃって
でも
楽しそうにお話ししている!
という感じはなく
なんとなく
ぼーっと同じ席には座っている
みたいな印象があって
うーん、
私がここに入ってたら
どう感じるだろう
と思うと
いろいろ考えてしまいます。
かといって
あのままひとりで暮らしていると
不安やパニックが多くなって
自分もまわりも
本当に大変だったと思うんで
安全という部分での安心感はありますけどね。
母は、訪問すると
なにやらノートに書きものをしていたり
昼寝していたりが多いんですが
「ひまやろ?」
と聞いても
「いや、なんやかんやと忙しい!」
と以前と同じように言うんですが
(絶対忙しいことはない。)
一人暮らしのときは
土日に私が新聞を持っていくことはあっても
デイサービス行ってたりで
顔を合わせたり合わせなかったりだったんですが
いまは、土日に私が行くのを
待っている感じなことは多いです。
そりゃそうだよなぁ・・・
「ちょっと自由な入院」
みたいなイメージやからな~・・
とても懇意にしている理学療法士さんが
週イチ、マッサージに来てくださったり
週イチ、外のデイサービスに行ったり
それくらいが気晴らしでしょうかね・・
本人は変わらない・・
認知機能は
やっぱり低下はしてきているようには思います。
「うーんよくわからん」
が多いですが
言ってることは確かに!
みたいなこともあって
判別むずっ!!
です。
しかし、
施設で買える気に入ったおやつを
何袋も何袋も買って
冷蔵庫に入れていたりするんですが
(そもそも要冷蔵ではないが)
8袋あるうち
4袋は開いていたりする・・・
そのおやつの袋を
ビニール袋に入れて
ゴムでぐるぐる巻きにして。
ってやるから
開けてるか開けてないか
見分けがつかんのです・・( 一一)
ビニール袋から出して~。
「開いてるものが4袋あるから
これから食べてな」
「ここに売ってるものはいつでも食べられるから
なくなってから買ってな」
と言いますが
「わかった」
と言ってても
翌週行っても同じです・・
ビスコやクッキーが好きなので
山ほど持っていくんですが
翌週けっこうなくなっていて
うわ~満腹中枢わからんようになってるやつ?
と思いつつ・・
毎週持っていくの大変だから
まとめて持っていってたんですが
やっぱ調整するか~
と思って
ある程度ずつ持っていったりもしてるんですけども・・
にしてもよう食べるな!!
下痢する!!!
おなかの調子が悪くなる!!!
・・・とよくいってたけど
こんだけ食べられるんだ!!!
という驚きよ(笑)。
食べる高齢者は元気だというから
3食しっかり食べて
こんなにおやつも食べて
まぁ元気ということか・・
とも思いますが
食べ過ぎやろ?
とも思ったり。
私が知らなかっただけで
けっこうこれくらいは
普通に食べてたんかもしれません。
でも相変わらず
LINEで
「トイレットペーパーがない!!!
もう足りないから!!!
早く持ってきてください!!」
とか
「紙おむつ(トレーニングパンツ)があと1つしかない!!!!
もう明日から履くものがない!!!
持ってきて!!!」
とか!
翌日には
「ティッシュがあと2箱になって
もうすぐなくなる。
とても困ります。
すぐに持ってきて!
不安です、早く!!」
とか来るねん。
まぁこういうこと
施設の方にも相当訴えられてたようで
「まだありますから大丈夫ですよ~」
って答えてくださってるようなんですが
母はもう気になったらパニックパニック!!
ひどくなる一方ですねこういう性格。
本当にすみません( 一一)
って感じです。
先日は電話がかかってきて!
さすがに最近電話はないので
なにごと???と思うやんか。
出んでもいいと姉とか言うけど
やっぱり施設にいて電話となると
よっぽどなんかあった?
ってなるやんな?
そもそも施設への信頼感も
絶大なわけでもないというところもあるから余計。
で、電話に出ると
「買ってきてほしい本がある!
タイトルを言うから聞いて!!」
・・・っていつものパニック声。
「待って。いま仕事中やから。
土日にまた行くからそのときに聞かせて。
それかLINEにして。」
と言うけど聞いてない~!!!!
これを何度も何度も言う~!!
トイレで応対してたもんやから
最近入ってきた
カワイイ若い派遣さんは
ぎょっとしてましたよ。
普段にこやかに対応しているこのオバハンが
すごい形相で
「だから!!!
仕事中!!!」
って怒りモードで叫んでるねんから( 一一)
二重人格やったんや・・
って思ったんちゃいますかね。
ほんま、頼むし。
で、何度も何度も同じことを言ってると
ふと聞こえたのか
「え?なに?
聞こえん!
土日?
土日にきて聞いてくれるの?
じゃあ土日に来てよ!!
わかった?土日に・・!
土日やな・・!!
土日・・・」
と、永遠に続く・・
また途中でぶちッと切りましたけど
絶対切られていることにも気づいてないはず( 一一)
もう~!
ストレスマックスなんすけど!!!( 一一)
でもな~
まぁやっぱり
自分の身体が持たないから
ほんまに絶対に困りそうなことならともかく
だいたいは
土日対応でいけるからさ。
平日はほっとくことにしたんです。
できるだけね。
すると
時間ってすごいもんで
むっちゃイライラしてても
1日たつと
「まぁな・・
あれは言ってもなおらんしな・・
不安で不安でたまらんということなんだろうな・・・
まぁしゃーないか。
ずっとああやんか。
ああいうもんやから、言うたところで
変わることはないしな・・」
と・・・
不思議となんとなく
受け入れられるようになる瞬間があったりする。
なんでしょうね~
やっぱり時間って
すごいなと思います。
日にち薬とか言うけど
ほんまにな・・
自分の心にも
余裕がなくなってしまっていたところが
いろいろ頭に入ってくるうちに
忘れてきたりとか
なんとなく距離をおいて感じられたり
すると
まぁえっか・・
ってなったりするんですね~。
母が1人暮らしをしているときは
あんまりこういうことなかったな・・。
そして、
部屋に行ったときに
「ビスコ買ってきといてな!!
もうなくなってるから。
お願いしますよ!
買ってきて、補充してな!!」
とめっちゃ言われたりして
おい~
もう~
ゆっくり食べろや~
ほんで私が
暇やとでも思ってんのか~
とか、
思うわけです。
(そういえば友達も言うてました。
「『今度ひまがあるときでええから、
あれ買ってきて・・』
とかって言われるけど
それがかちんとくるねん!
ひまなときはないちゅうねん!!」」
ってね(笑)わかる~。)
ですけども。
それでもやっぱり
まぁお菓子はほしいか~
と思って
スーパーでいろいろ選ぶんですよね。
ビスコも好きやけど
このブラックチョコも好きやったな、
とか
柿の種も食べてたな
とか
じゃあこのちょっと変わったクッキーも
好きかもな?
とか
いろいろ見ながら
母の好きそうなものを選んで買って
毎週持っていくんですが
ふと
思い出したんです。
中高時代
私はいつも朝6時半の電車(汽車)に乗って
学校に行くから
朝(というか夜中)2時とか3時とかに起きて
宿題や予習復習をやってたんです。
そのときに、母はいつも
一度寝たら絶対起きない私を
眠い目をこすりながら必死で起こしてくれて
(お寺やから母たちは5時には起きなあかんのに)
そしてやっと起きた私に
毎日ひとつずつ
お菓子を置いてくれていたんです。
イチゴポッキーだったり
ひなあられだったり
(「あんたが好きだったよね」と今も言われる。)
あとなんやったかな~
まぁ
私が好きそうなお菓子を
いつも買っててくれていて
私はそれを食べながら
眠い目をこすりながら
勉強してたな~
ってね。
あのころは母が
スーパーで
私のお菓子をどれにしようか・・
これが好きだからこれにしようか・・
と選んでくれていたんだろうなって
それが今は逆転して
私が母のためにお菓子を選ぶ・・
なんだか
切ないような
いまさら感謝のような
いろんな気持ちが入り混じって
いろんなことに思いを馳せたりします。
人生ってなんやろな。
私はこの歳になったら
どう生きているんだろうな。
先日、後輩の男性(介護中)と話していたら
「母がね、
昔はきつかったのに
なんかまるくなってね。
僕の言うとおりにすることもあったりするんです。
なんか見てると、かわいくてね。
自分の母にこんなふうに感じるのも不思議なんですけど
なんか、かわいいんですよ。」
と言ってはって
なんかはっ!
としましたね~。
確かに、
そういうことなのかもしれない。
男性が母親にやさしいのも
こういうふうに感じるからなのかも。
私も
こんなふうに見ることができたら
っていうか
少し角度を変えてみると
そうともいえるんじゃないか?
・・・と思いましたね~。
何を言っても同じことしか言わない母。
相手の言うことなんか聞いちゃいない母。
でも、そうかそうか、その通りやと
行動は正反対やのに言葉ではひとまず
そんなふうに言う母。
おやつを買ってほしいと言う母。
たしかに
ある意味
かわいいやないかい。
そんなふうに思うなんて到底無理!
と思ってたんですが
確かにな、
と妙に納得したりもしたワタシです。
ま、いらっとしますし
かちんときますし
会ったら説教ばっかりしてますけど
やっぱり
喜んでくれたり
ニコニコしてくれたりしていると
それはそれで嬉しいと感じるし
そんな時間が
長くあればいいなと
思うワタシです。
介護は
こんな心の変化もあるんですね。
いろんな人の話を聞きながら
親子って不思議やな
なんていまさら思う
いまの私です。
敬老の日は
いつものごとく
たねやのお菓子でも買っていくか。
なんて思ってます。

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