エジプトはすごい国でした。
ほんと。
サントリーニ島に行きたくて決めた旅行だったけど
エジプトの強烈さが胸に響きすぎて
我々だけじゃ道も渡れず
どこにも行けないのに
それでも
この国に惹かれるなにかはありました。
バングラデシュのときのことを思い出すけれど
なんていうか
ひとがひとらしく生きているというか
その熱量というか
そういうところなのかもしれません。
外国に行って日本を知る
そういうとこはほんとありますよね。
アメリカに留学していたときにも
ずっと感じていたことだけど
私にとって
日本はやっぱり暮らしやすい国で
何も言わなくても感情が通じたり
言葉での説明がいらなかったり
あとはもうなんせ便利で
かゆいところに手が届くし
世界中のどの国よりもクリーンで
清潔で
結局、日本じゃないとあかんわ私は
暮らすのは・・
って思ったけれど
それでも
エジプトのような国にくると
それはそうやけども
なぜだか
ひとが幸せに見えるっていう不思議。
きっと経済的には全然恵まれてもいないし
生活するのに精いっぱいだったり
旅行者からは絶対ぼったくるし(笑)
けど。
ひとがそれぞれ
表情をもって生きているというのかな。
日本で
しかも会社で働いていると
毎日の通勤電車の中で見るひとたちの顔は
生き生きしていたり
疲れ果てていたり
いろいろだけど
ふと見わたしたときに
能面のように見えることがあるんですよね。
なんなんだろうな~
隣と同じでなくてはならない、
とか
出る杭は打たれるから、
出てはいけない
とか
協調や和を重んじるからこその
お行儀よい感、
ひととちがっていいんだと
本当には思えていないところが
むちゃくちゃ前面に出ているような
そんな感じ。
でも、エジプトは
そこが根底として全然違った。
どの人の顔も
物乞いしていたとしても
凛としているところがあって
個性と表情があった。
バングラで感じたのと同じように
日本にいるひとたちと
ここにいるひとたちと
どっちが幸せといえるんだろうっていう
ふとそんな疑問を感じたりしました。
うん、なんていうか
幸せそうに見える顔が多かった。
そういうことなのかもしれません。
あとはやっぱり、ひと
旅行に行くと
そこで出会うひとたちにもよるよね
ってそれはすごく思います。
サントリーニもアテネも
ツアーを頼まず自分たちで回ったのもあって
出会ったのは観光客の方々ばかりで
少し話しかけてみたり
(お隣はアメリカ人だったし♪)
ちょっとしたふれあいが心をあたためてくれたけど
エジプトでは
ツアーを盛り込んでいたので
毎日違うガイドさんと共に
いろんなところを回り
その、ガイドさんの印象が
もう旅の印象
国の印象になる
ってとこもありますね(笑)。
今回、3人のガイドさんにお世話になったんですが
その中の1人のガイドさんは
なんだか本当に素敵な方で
いろんな魅力があふれてました。
いろんなことを知っていて
博識で
ユーモアもあって
そして底抜けに優しく
日本人に寄り添う感じが
もうほんまに、
大好きになりました。
カイロ大学を出ているそうで
まぁそうだろうな~
と思わせるというか
アカデミックな感じもあり
とにかく、説明が興味深くオモシロイ。
1日ずっと一緒にまわってもらって
本当に楽しかったです。
そして、彼と回るカイロ1日観光は
本当に思い出深いものとなり。
やっぱり
ここにきても
「ひと」だよな~!!!!
と思った次第です。
これほんまに。
ガイドさん、むっちゃ大事。
ひととして、
私たちに愛情をもって接してくれているか
そういうところもすごく伝わりますしね。
というわけで、エジプト
しかしほんと、
エジプトの印象はすごくよかった。
語彙力ないけどね(笑)。
南部の遺跡にも行きたかったけど
今回時間なく
ガイドさんたちは口をそろえて
絶対見たほうがいいっておっしゃってたので
ムスメと
絶対にもう一度来たいね!
と話してます。
まさかこんな気持ちになるなんてね。

聞いてはいたけど
ピラミッドは思ったよりずっとずっと大きかった。

これは、階段ピラミッドと呼ばれるピラミッド。

ピラミッドとスフィンクス!

ムスメとスフィンクス。
キス写真スポットで
なかなかうまく撮れず苦戦していたら
そこにいたどこかの国の知らんお兄ちゃんが
携帯を貸して!
と言って
ムスメにポーズを指示して(笑)
写真を撮ってくれました(笑)!!

ピラミッドの中!!!
なかなかきつかった~!!

考古学博物館!!



とまぁ
いろんなところに連れて行ってもらって
エジプトのほんの一部を大満喫。
もう少しいたら
喘息出ちゃうかも、くらいには
砂は舞ってましたけど(笑)
そりゃ90%以上が砂漠の国らしいですからね。
いや~世界は広い。
もう、それを実感。
それしかなかったです。
もう少し歳とってたらきつかったかも(笑)。
いやでも。
また行くぞ!
って気持ちに偽りはありませぬ。
そんな、56歳のエジプト旅行。
人生変わる気がします(笑)。
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