スポンサーリンク
スポンサーリンク

高齢の親はどこも同じ。

高齢の親はどこも同じ。 こども・家族

3連休。
久々の友達とランチしました。
ご近所だったんですが
引っ越して少し遠くに行ってしまった友達。
こうやって数か月に一度
予定を合わせて
会って近況報告。
長いつきあいの友達は
やっぱりほっとします。

友達はケアマネ

そう、このお友達はケアマネやってるので
母のことなどもよく相談しています。

母のケアマネさんとはまた違う意見や見解があったり
話を聞くと
視野が広がるのでありがたいです。

今回も、休みだというのに
ばんばん電話がかかってきていて
利用者さんがけがしたとか
そういう話があるとすぐに
「トイレいけるかな?」
「行けなかったらショートステイ手配しなあかんかな?」
「ご家族は面倒見れないかな?」
なんてことをいろいろ
瞬時に考えないといけないんですね。

もう、母のケアマネさんを見ているようで
頭が下がって地につきました(笑)。まじで。

「娘さんが近くにいるのに
こういうときは引き取って看るとかしてほしいけど・・」
と言っているのを聞いて
うわ~私もそう思われているのかも・・!!!
と思いましたね~。
この友達にはいつもそういうことを思い知らされます。
(もちろん本人にそんな気ないけど。)

母の様子をあれこれ報告すると
大笑いしながらも
「あるある~!!!」
って言われます(笑)。
あるのか!
こんな性格難ありの高齢者おんのか!
「あのな、認知症もな
みんな、『忘れる』ことだけ知ってるから
忘れることが多くなると認知症を疑うけど
感情が抑えられないとか
すごく不安が強くなって相手のことを考えられず
感情的に訴えるとか
そういうのもひとつ認知症の症状としてはあるねんで。」
と言われて
へえ~そうなん!!
ということは、母の昨今の大騒ぎは
昔からの性格が助長されていると思っていたけど
もちろんそれもあるとは思うが
認知症的なものも少しあるのかもしれない・・
と思いました。
最近、父の命日を忘れている(間違えている)ことがあって
あれ???
と思いましたけど
そういうところとかね。
絶対忘れないものを本当に忘れているようなそういうこと。
もちろん高齢だからというのもあるけれど。
そう思うと、高齢になって
いろんなことを忘れるようになると
もう病気なのかどうかようわからんという
ボーダー的なところにおる人は多いんちゃうかなと思ったり。
いや~ほんと
いろんな話を聞いてると
すごく勉強になります。

家族はどこも同じ

しかし、彼女、
高齢の両親と一緒に暮らしているんですが
その両親がとっても大変そうで
ご病気を抱えていたり
老健のお世話をしておられたりで
二人一緒にデイに行くとかができないこともあり
また、食事の準備も危なくなってきたので
毎日、朝昼夜と両親の食事を作っているのだとか。
あんだけハードな仕事して!
土曜も仕事で!
日曜祝日だってこうやって電話がばんばんかかってきて!
それでご両親のお世話。
いやもう頭が下がりますよほんと。
やっと子どもの食事の世話から解放されて
せいせいしている私にとっては
えええ~!絶対できん!!
という話です。

でも、ケアマネとしては
相当できると思われる彼女ですが
(絶対うちの母のケアマネばり。)
やはり自分の親にはなかなか優しくできんと
毎日怒ってばかりと聞いて
なんだかほっとするっていう(笑)。
いや~そういえば、彼女、大昔言ってたなと思い出しました。
「仕事やからな、
おばあちゃんやおじいちゃんに
『どうぞ』ってやさしくお茶をさしだすことができる。
でも自分の親には無理!!!」
ってね。
やっぱそういうもんか。
先日も、部屋の片づけをしていたらば
お母さんの着物関連の小物がたくさん出てきたそうで
「そのさ、帯とかに使うひも類が
衣装ケースいっぱいに出てきてさ!!!」
「ひもばっかりやで!!!!!
あんだけひもばっかりあって、いったい誰がどこ結ぶねん!
そんな結ぶとこあるか?」
「『着物着ることもないし、着物着んかったらいらんやろ?』って聞いたらさ!
『いや、着物は着んでも、なんか結べるから、ひもはいる!』って言うねん!!!!
いや、着物着んでもなんか結ぶって!
どこの何を結ぶねん!!!」
「しかもやで!
『いらんかったらどこかに持って行ったら10円くらいにはなる!』
って言うねん。
いや、それ、誰がどこに車で持っていくねん。
私やろ?持って行くん。」
・・・・
と、まくしたてていました(笑)。
笑った~。
ひもばっかりあって、それどこ結ぶねん。
大阪的つっこみ(笑)。
もちろん大阪でなくてもこのつっこみあるでしょうけど
こういうところがやっぱり関西弁で聞くと面白い。
彼女もまた生粋の関西人だなと思いました(笑)←そこ!?(笑)

いや~しかし
どこの高齢者も同じだなと
むちゃくちゃ納得しましたね~。
うちだけじゃなかった(笑)。

介護者の集いとか
たぶんあるでしょうけど
こういうことを共有できるって
むっちゃ気持ちが軽くなりますね。

やっぱり、自分の親に
怒ってばっかりって
自分でも自己嫌悪になることがすごく多いので
ここで発散して共感して
するとなんとなく
自分に余裕ができて
親にすこしだけ優しく接することができるようになるように思います。
「ネタ探しやん」って思えるってかね(笑)。
そうでもしないとやっとれん( 一一)(笑)。

いや、まじ笑いました。
し、ほっとしました。

といっても、また、イライラ事件は続くのですけどね(笑)
続くんかい!

でもね、
高齢になるとはこういうこと。
一緒に住んで、食事も作ってあげている彼女からすると
私よりもずっとイライラは大きいことでしょう・・
聞いてるとめっちゃくちゃオモシロイんですけどね。

私も、母ネタは鉄板ですから
母が手にやけどをして
友達にアズノールをもらったこと、
それを1カ月塗り続け
しっかりなおってもなお
アズノールを塗ってガーゼをしっかりして包帯していたこと、
・・・の話をしたりして。
お互い共感しきりでした(笑)。

本当に我々世代の話は
自分の健康と親の介護。
ご多分に漏れず
我々もそんな話で盛り上がったって話です。
たまに、こうやって友達に会うこと
やっぱり大事ですね。
持つべきものは友。
それも気の合う友。
ほんと、そう思った休日なのでありました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました