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ムスコの悩み

ムスコの悩み こども・家族

ムスコの仕事が相当大変で
ここのところ、
23時に帰ってきて朝5時に出る・・
みたいな感じでして
いや~ほんと、心配しておったんです。
というか、心配してます。

ぼやき

時々ボヤいてはいたんです。

今回の職場は以前と違って
人数も多いし、
皆忙しいしなかなか教えてもらうことも難しく
そんな中で役割を与えられるけど
まったくやったこともなく
想像もできないし
全くわからないと・・

どうすればいいかわかるわけないし、とね。

ああ~以前の現場は
途中から入ったし
身体を動かすほうがメインだったかもだけど
(知らんけど(笑))
考えたりなにか図面や書面を作ったり
頭脳戦が求められているのだなぁと
ぼんやり思っていて
それはそれで
そもそも言語能力も理解力もあやしいムスコにとっては
しんどいだろうなぁと
想像しながら
心配していたんです。
毎日毎日23時前に帰ってきて
5時に出ていくし
考えるヒマもないよなって
出勤時や退勤時に
ふっとどこか遠くに行きたくなったりしないかなって
思ったりね。

それはそれで、それでもええねんでと
伝えてきたつもりでも
やっぱり心配でした。

心がどこか傷ついてしまうと
修復には時間がかかりますしね。

そして先週末

その週は土曜日が出勤だったんですが
その日はさらに遅く
24時ごろに帰ってきまして。
日曜日は専門学校やし
ああもうしんどいやろなぁと。
7月に試験やけど
いやもうそれどころじゃないやろなと
そう思いながらも
しんどさはわからないから
簡単になにか声をかけられることもできず
見ていたんですが
日曜の朝

ムスコ
ムスコ

仕事が終わらんねん。

仕事持って帰ってきてるねん。

なんか図面とか、説明資料を作らなあかんけど

僕全然わからなくて。

いちから教えてほしいけど、

今の現場は、上司も会議や近隣説明会で

めっちゃ忙しくてなかなか教えてもらえなくて。

だから、今日は、学校終わったら

テスト解説とかは受けずに

早めに帰ってくるわ~

って言うやん。

ああ~やっぱり大変だったんだなと
思いました。

それでも専門学校は行くんやなと
それはそれで、
「行かねば」と思っているのもあるし
試験が近いしなと思っているのもあるしで
それもしんどいやろなと思いつつも
自分の中で段取りを組んでやってるんだろうなと思うと
「学校は休んだら?」とも言えず
そうかそうかと聞いていたんです。

仕事って

そしたらムスコが

ムスコ
ムスコ

どうしたらええんやろ。

明日までにやらなあかんけど

全然わからんし・・

やったこともないのに・・

僕ほんまに仕事できんし

この仕事は向いてないと思うねん。

と言うやん。

ムスメ
ムスメ

え!明日まで?

できんかったらどうなるん?

ムスコ
ムスコ

僕の担当やからな・・

クビかも。。

とか言うやん・・!

そうか、本当にやってることがよくわからんけど
上司の方々は
ここまでとは思ってないことやろう。

だって、2年目の若者が
どこまでわかっていたかなんて
みんな覚えていないし

人によっても差があるし
ムスコが言うように、ムスコはきっと
できないほうなんやろうし(しらんけど)

と思いまして。

makko
makko

できることをできるとこまでやるしかないやん。

叱られたって怒られたっていいやん、
なにもわからんくても、どこまでわかってるかわかってないか

上司はわからんねんから

とりあえず自分が全然できなくてもなにかやって出してみて

「おまえこんなにわかってへんかったんか!」

「なんやこれ、なにしててん!」と言われても

なんでもいいから、今の状態をわかってもらうしかないやん。

できない、わからないから、それは仕方ないし、

自分が人よりできなくても、できないことをわかってもらうしかないやん。

どんだけ怒られたって叱られたってええねん。死なへん。

お母さんがどれだけ若いころ叱られて罵倒されて大変だったか。

「明日からお前はここの掃除業者に入れ!」とか言われて

でもな、若いうちはわからんから当たり前やん。

叱られたって絶対クビにはならんねん。死なないねん。

ちょっとやそっと叱られると思っといたほうがいい。

お母さんももう、「新人やねんからわからないのあたりまえ」と思うようにしてたし

お母さんもほんまに最初はADとしてはポンコツやった、

まわりのことも気づかないし、気づけないし、気が配れないし。

でも、人より遅くても少しずつ覚えていくしかないねん。

そしたら3年たったら、AⅮとしてはできる、って言われるようになったんよ。

誰も想像せんかったと思う、こんなポンコツに。

と言ったら、
ムスコは神妙に聞いていて

ムスコ
ムスコ

そうか、とりあえずできんでも

できるところまで書いていったらええか

と言いまして、またそこでムスメが

ムスメ
ムスメ

そうやん、叱られても全然ええやん。

そんなん言うてたら、ママなんかどんだけ叱られてたことか!

この前ママの会社の人に会ったけど、

「おじさんな、昔ママのこと、めっちゃ叱ったことあって!」って言うてはったで。

ようママ、仕事やってたと思ったで!

叱られて落ち込んでたらきっとやってられへんかったと思うわ!

とにかく今できることだけやって、

「僕はこれだけできてませんが、精一杯やりました」って出したらええやん!

と(笑)。

2人がかり(笑)。

makko
makko

そうやで、できない2年目でいいやんか。

でも、上司はあんたがどこまでできないか、どれくらいできないか

なにもわからんやん。

書面でも図面でも作って、むちゃくちゃでも出したら

ああ、ここまでわかってないんかと、

それがよくわかってもらえるやん。

そのほうがいいねんて。

じゃあ、こいつにはこういう指導をしたらいいなとか

こいつにはこれはまだ無理やなとか

それでわかってもらえるし、

そこで叱られたとしても、それはそう。

受け止めたらええやんか。

でも、落ち込む必要はないと思うで。

これからそれをやっていけばいいだけやねんから。

できることをやって出す。

それでええって!

とこんこんと話しましたら
こういうときはほんまに神妙に聞いてるんです、ムスコは。

で、

ムスコ
ムスコ

そうだな、そうするわ。

やってみるわ。

できるとこまでやって出すわ。

と、言うとりました。

そうだよ、ええねんなんぼ叱られても。

と言いながらも

ムスコ
ムスコ

ほんまに僕この仕事、向いてないわ~。

そもそも、興味がない。

全く興味がないねんな。

と何度も言ってました。

というか、「仕事が向いてない」「興味がない」は
何度か聞いたことあったんですがね。

makko
makko

そんなん「向いてる」かどうかなんかまだわからんやん。

「向いてる」仕事につけてる人がどれだけおることか。

お母さんだって、最初は「バイクのレース」やで。

興味どころかなんもしらんやん。

でも仕事やからやるしかないやん。給料もらってるねんから。

ただ、今、やらなあかん壁があると思うけど

そこはやらなあかんことやと思うし乗り越えなあかんことやとは思う。

別にその会社にずっとしがみつけとも思わないけど

いつかあんたが会社をやめて違うことをするとなったとしても

そういう壁はいくつもくるし

興味ないこともいっぱいやらなあかんことだってあるし

だから、そこはまず、どんだけ何を言われても、

自分の中で習得しなあかんことやと思うで!

と、それは言いましたね。

だって、仕事が向いてるかどうかなんて
2年目でわかるかいな!
興味がない、ってのにしても
みんな興味がある仕事についてるんじゃなくて
やってるうちに面白くなったり
興味が出て来たりするんじゃないんかいな。

と、まぁいろいろ思いながらも、
話をした次第です。

こういう経験に基づく話は

けっこう聞くんですよね。
ハイハイ、とはならず。

もちろん、私とムスコは違う人間なので
それでもいろいろ思うところは出てくるとは思うんですけど
いまは「壁」とは言わんかなぁと
思いましたのです。

わからんけどね。

ただ、注意深く見守っていかないとなと
それはほんとにそう思ってます。

ムスコは、夜中まで仕事をして
なんと4時起きで出て行きました。

いや、それは大丈夫?
でも、できんなりに、朝行って続きの作業をして
上司に話をしてみるのかなと思ってます。
ガンバレムスコ。
親はほんまにいつまでも、
心配しかできんです。

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