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孤独についてムスコに聞いてみた

孤独についてムスコに聞いてみた こども・家族

以前、
孤独について
ムスメに聞いてみたんですが

へぇ~
ムスメも孤独を感じる瞬間があるんだな~

と思うと同時に
それをも
「有意義な時間」と思えている過ごし方をしているムスメに
ちょっと感銘を受けたりしたわけです。

そしてムスコは

今回、
ムスコとごはんを食べたときに
おなじ質問をしてみました。

「孤独だな~って感じることある?」
って。

そしたら

「いや、あるで。」
と即答。
ムスメと同じやん。

「だからこそ、こうやって
毎週帰ろうかな~って思うんやと思う・・」
というのはムスコの弁。

なるほどな~。

「私は、孤独だな~
寂しいな~
って感じることあるんだよね。」

と言ったら
ムスコがおもむろにびっくりしていたっていう(笑)。

いや、感じないように見えますか?(笑)

そんな話から
ムスコはムスコで
ひとづきあいで悩むことがあるって話になり
いろいろ話してくれたんですが

ひたすら私は聞いてるだけやったんですが
要は
自分に自信がない、
というところから全部きてるんだな~
と思いました。

「みんなが自分より上に見える」
「自分には何もないと感じる」

って、
いや~
私がときどき感じることと同じちゃう?

ほんま、あかんとこだけ
私に似るやん・・( 一一)
と思いましたね~。ほんと。

ムスコが言ってることはすごくよくわかる。
そう思うのもすごくわかる。

私もモノゴトにこだわりがないから
なにも自分の中に残ってないな~
とか
すぐに頭から流れ去っていってしまうんよな~
とか
ほんと、わかりすぎるねん。

もう少し生きていくと
そういうことばかりでもなくて
なにもなしえていなくても
やっぱりなにかしら
好きだったり得意もあったり
興味のあることもあって

たとえば
最近買ったランニングシューズは
金属のプレートが入っていて
最近のランシューはどれもそうで
それは何のためで
どういう効果があるか、
昔と違ってこうやって
厚底になっているんだよね、
世界陸上でもこのタイプがすごく多かった、
とか
実際に金属プレートが入ったシューズを履いてみてどうか、
ナイキとアシックスとで悩んだのはどういうところか、

等々・・
めっちゃしょーもないことやけど
そんなんでいいわけやん。
自分の興味のあるものとかって。
それは私は知らんから
へぇ~!
って聞くやんか。

そういうことでいいんだよムスコよ。

あんたには
「何もなく」はないんだよって
ちゃんと持ってるものはあるんだよって
どうやって伝えてあげたらいいのかな~
って思いましたね~。

なんぼ伝えようとしても
ほんとに自分が思っているものって
自分が納得するなにかがないと
伝わらないもんですしね。

やっぱりまずは聴く、ということなんでしょうね~きっと。

似てるんだほんと

でもいまこうやって書いてて
よく考えてみると
そのあと、
「孤独に感じることある?」からの
「そういうときどうする?」
「どんなことを考える?」
「どういう行動をしてみてる?」
みたいな話に深められていなかったな~
と思いました。

次聞いてみよう(笑)。

やっぱりなによりも
質問力で
質問をしていくことで
本人が自分で深めていきますからね。
ムスコの場合は
それがすごく大事な気がしてます。
まずは自分の中で
本当に自分が思っていることや
求めていることを
よく見つめることが必要やな~ってね。
それをせずに
いろんなひとの話を聞いて
やっぱり僕はこうだ~、ああだ~、
って判断は危険ですよね。

ま、わかるんですけど。

本当に私に似てるとこありますから。

人付き合いがよさそうでいて
Noと言えないというところとか。

ニコニコしてるけど
実はうんざりしていることがあるとか(笑)。

人といるのは好きだけど
実は受け入れ範囲はとっても狭くて
興味を持てていない話題がけっこう多いとか(笑)。

悪いとこというか
それどうやねん、
なとこばっかり似た!!

アイデンティティクライシス

そうやねんな~。
ムスコと話をしていると
ムスコが帰ってからよく思うのは
若いあの時期ってな~・・・
っていうこと。

とくに13歳から20歳前後までと言われているけれど
「アイデンティティクライシス」の時期。

青年期は、アイデンティティを確立することが重要になるんですが
その過程にある社会や他者との関わりの中で、
「本当の自分とはどんなものなのだろうか」と考えることが多くなる時期。

特徴としては
自己肯定感の低下
価値観や信念などの再考
目的や将来への迷いや見直し
感情が不安定になり、調整が難しくなる
エネルギーや意欲の低下
なんかがあって、
絶望感や喪失感に苛まれたり
熱中していたことに急に興味がなくなったり
そういうことがあるんですよね~。

ひとのこころを勉強するようになったきっかけに
とある若者のアイデンティティクライシスに出会ったことは大きくて

そんなタイミングにあるひとたちの
こころのなかの話を聞けるようになったらいいな・・・
(そこから抜け出せない若者も少なくないので。)
と思ったのもあったんです。
ってことを思い出しました。

本当に
ひとのこころは
それぞれで。
複雑で。
誰にもよめず。

ムスコは
どんな孤独を感じて
そんなときどんなことを思って
なにが絶望になったり救いになったり
なにを見つめてなにを見つけていくんだろうな。

絶対にわかることのない他人のこころのうち。
それは子どもとて同じ。
いろんな自分と出会いながら
いまここにいる意味を見出してほしいな~
と思ってます。

なにより母である私が伝えたいのは
なにもなしえなくとも
なにものにならなくとも
自分ってなんだろうなんでもないなと思えても
ただ、もう
息をしてこの世に生きているという
それだけで
すごいことなんだということ。
それこそが生まれてきた価値なんだよということ。

生きていく中で
いろんなひとと関わって生きて
いろんなできごとを経験して
嬉しい思いや悲しい思いや
怒りや幸せや
いろんなことを感じて生きていく。
それこそが
この世に生まれでてきた意味なのであって
なにか立派なことをなしえなくてもいいし
形にならなくてもいいし
ひとから、大丈夫かって思われるような人生でも
自分がなんとなくでも自分を好きでいられたらいいし
なんなら自分がなにものかわからなくってもいいし
そこにそうやって自然にいるだけでよくって。

・・・それを
覚えていてほしいなと思います。

そうやねん誰しもね。

そして
「孤独を感じるときある?」
って質問は
意外にいろいろ深い話ができるんだということを学びました。

Daigoが言ってたとおりです。
「この質問はみんなに刺さる。
なぜならひとはみんな孤独だから。」

ほんとだな~ってね。
思いました。

この質問は
仲良くなりたいひとにしてみるのがよいそうですよ。
あたりさわりのない話題を長々とするより
この質問は関係性がより深まるんだって。
なるほど。それは確かにそうだろうな。

また、
こどもたちとも
この話、深堀りしてみたいな、と
思った週末でした。うん。


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