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まさかのホームパーティ

まさかのホームパーティ 出会った人

先日、花火大会がありまして。
大阪近郊は花火大会いろいろありますよね~
コロナ前が戻ってきた感じ。

子どもが小さいころは
頑張って連れて行ってあげたりしたもんですが
昨今はもちろん行くなんてとんでもない!!派です。
暑いし混みあってるし
行く気にもならん( 一一)

でも、若者たちは浴衣着て
カップルででかけたり~
かわいい子たちを見かけます。

よくよく考えると
うちのムスコやムスメはこういうことが皆無・・!

「なんか、私も浴衣着ていきたいな~、とかないん?」
とムスメに聞いてみると
「いやいや暑いし人多いし、絶対ないやろ!
私のまわりの友達もみんな絶対行かん派の子ばっかり!」
と言ってました(笑)類友・・!

ホームパーティ

しかし今年は、
上司の家から花火が見えるから
ご家族で来ない??と誘われました。
いや、元上司と言うべきか。

いや~びっくり。
会社でこんなのあまり、というかほとんどないんですが
この元上司は本当になんていうか
「ひと」が好きなんですよね~。
部下たちに対しいろいろとキビシイことを言うことも多かったけれど
結局、誰のことも大好き(笑)。

そして、私は直属の部下だったこともあり
よく飲みにつれていってくれましたし
「だんなさんも一緒にどう?」と言われて
上司の奥様と4人で食事に行ったことも数回あります。

いや、まじでこのつきあいは、他のひとではまず、ないです。

私と夫は同業なので、元上司がうちの夫と一緒に仕事したこともありますからね。
それはわかるが、私は奥様とはほぼ初対面ですけど~。
この元上司は、
大学の同級生と結婚されて、非常に夫婦、家族の仲がよい、
というのがまず、あります。
あと、海外赴任されていたこともあり
家族ぐるみで仲良くなる、と言うことに慣れている
というのもあるのかなと思います。

うちのムスメのことも(時々イベントのときに会社に来たりしているので)
よく知ってくれていて
今回、家族みんなでどうぞ・・と言われました。

その日は田舎で同窓会があったので

行こうかどうしようか・・と思ってましたが
いやそりゃ元上司の誘いとあらば、そっちに行きますよ、という感じ。
もちろん仕事関係だからというのもあるけど
やっぱり尊敬しているし好きな方ですし
奥様もお嬢様もお会いしたこともありますしね。

そして花火も見えるってことで。

ホームパーティとか、最近ないやんか。
子どもが小さいころは、ママ友持ち寄りパーティはしょっちゅうやったけど( 一一)

3人で元上司のお宅へ

ムスコはあいにく仕事だったので
(ムスコが来ないことに多少ほっとする(笑)会話が難しいので( 一一))
3人で上司のお宅へ。
電車で10分くらいのところです。

いや~夫と話をするのも久しぶり(笑)。

駅から徒歩5分程度と聞いていたのに
奥様が車で迎えに来てくださっていました。
なんと~!ありがとうございます!

そして上司のお宅に到着。

なんと~高台のとっても素敵なマンション♪
角部屋で、リビングの窓がめちゃくちゃ広くて

ええええ~!!!
そこにはすごい夜景が広がっていました。
大阪の向こうの向こう、
そして神戸も見える~!!!

すご!!!!
なんだこのマンション!!
テンション上がりました。
そうか~元上司はいつもこのおうちに帰ってきておられたのね~
この夜景。
そして朝もこの景色。
すご!!!
感動しきりでした。

そりゃ、花火も見えるわ~!!

そして、そこに続々と来られるお客様。

同じマンションの方や
奥様の元同僚の方、等々。
元上司は、私より7歳くらい年上ですから
お仲間の方々も私より少し上の方々。
普段あまりお会いすることのない方々。

なんていうか・・・
皆さまとっても素敵な方々ばかりで
もう一目でわかりますよね。

ステキなマダムばかり・・・!!!
ステキに歳をとってこられた方々って
本当になんていうのか
そのひとから醸し出す雰囲気、空気で
はっきりとわかります・・!
60代も70代も
人生を楽しんで日々を過ごされていることは
語らなくともわかる・・!
人間ってすごいなと思います。

なんやったら私が一番疲れ切っていたんちゃうかしら( 一一)
いやまじで。

奥様も定年まで勤められていて
去年くらいに辞められたところなので
そのお仲間もやっぱり、定年まで勤められていた
ステキな女性・・!
68歳!とても68歳には見えませんよという
キレイな方だったり
同じマンションの方々も
「アメリカに8年住んでて・・」みたいな
なんなんハイソすぎん?って方々で
でも絶対庶民の我々を気おくれさせないような配慮もあって
いやもう~ステキ💛

そして元上司のお嬢様も
うちのムスメより少し年上でしたが
まぁ~その中の会話の持っていきかたが上手・・!!
さすが、コミュニケーション能力にたけた
元上司の娘さんです。

元上司ご夫妻はおふたりとも
ひととの関わりが大好きで
そしてそれを大切にされる方なので
お子様たちもみなさん、きっとそうなんだろうな~
と、

その場にいないお子様たちのことも想像できました。

いや~なにこの心地よい空間・・!
ホームパーティで「はじめまして」は
アメリカ留学中に毎週末のようにやっていたので
私もある種こういう集まりは好きでもあるのですけど
年齢を重ねて
なんだか物おじする部分が出てきていたように思います。
反対の部分ももちろんあるんですが
「初めましてはちょっと面倒」みたいなとこも
これも年齢によって出てきたとこがあったのかもしれません。

そのくせ、仕事以外での人との関わりを
増やしていきたいな~
なんて思ったりもするんですから
勝手なものなんですが。

ひととのかかわり

でもね~やっぱり
こういう関係はめちゃくちゃ大事やなってね
思いましたね。改めて。

いまは仕事が手一杯で
こういう時間や
人との関わりがほとんどなくなっていたし
コロナ以降は
自分でも、「一人が楽やん」みたいなところを認識したりして
出不精になっていたこともあったかなと思いますけど

こういう仲間がいるってこと
これは本当に
人生を彩るな~
ってね。

どうでもいいよね、って話を
わっはっは、って笑いながら話せるひとがいるって
すごく豊かなことだなと思います。

それぞれのお子さんやお孫さんの話をお聞きしたり
昔話をなつかしく語ったり
故郷の話をしたり。
今の趣味のお話お聞きしたり。
いや~楽しい。

実に楽しかったです。

そして、私としては
すこし世代が上の方々の
生き生きしている様子を見て
「これから楽しいことがたくさんあるのかも」
って思えたことはすごく大きかったです。

また、その中のおひとりの
前述した、美しい68歳の女性は
フラダンスをされているということで
そのきっかけを聞くと
シニア自然大学」に入って、そこで友達ができて・・
ということだったようなんです。

その名前を聞いて。
私とムスメはハッとしたんです・・!
ムスメが小学校のころ、
「ゆめくらぶ」というものに入っていて
まぁそれは私が見つけてきたんですけど
月2回土曜に、服部緑地に行って
小学生40人くらいのグループで
シニア自然大学の方々にいろんなことを教わっていたんですね。

竹でおわんやお箸を作ったり。
ぬかで廊下をふいたり。
田植えをしたり稲刈りをしたり。
野菜を育てたり、大根を種から収穫までお世話したり。
花を使って布を染めたり
竹トンボ作ったり
植物のことをあれこれ教わり、観察したり。

ムスメはたいそう気に入って
3年間か4年間ほどずーっと通っていたんです。

私としても
「親は帰ってもらったほうがいいので」と言われて
土曜は10時から15時ごろまでそちらに預けっぱなしで。
(預けるというのでしょうか(笑))
もちろん、いてくれてもよいってことだったので
一緒に活動したことも何度かあり
感動しきりだったんです。

今、そういうことを教えられる親はいないし
子どもは、自然のことや昔の知恵など
いろんなことを教えてもらえるし、
なにより「体験」できるのでね。

こどもたちからすると、
おじいちゃんおばあちゃんから教わる、って感じでしたけど
みなさんお若くて、生き生きしてはりました。
そこで勉強して来られた方に
こうやって出会うこともあるんですね。
その68歳の方は、
ちょうど定年後にそこのシニア自然大学に入り
そこでいろんなことを学んで
学びって楽しいんだということ、
また、そこで得た友達がかけがえのない宝だと。
何の仕事をしているか、していたかは関係なく
同じ「学びの仲間」として
とっても仲良くなり
いまは、その友達たちとのつきあいがほとんどだと。

昔の仕事仲間でつながっているひとはほとんどなく
そこでの出会いが転機だったし宝なのだと。

「もう仕事にはもどれませんよ。
本当に毎日楽しいです。
先日は、保津川のラフティングも行ったんですよ!
これが楽しくて。
平日にこういうことができるのが楽しくて。
そのラフティングもいろいろさがして
安くていいツアーがあってね♪」
と・・・。

「ほんとね、定年のあと、自分は枯れていくような
どうなるんだろう・・ってね
いろいろ心配してたけどね、
とっても楽しいですよ。
こんなに毎日楽しいんだって、びっくりしますよ!」
とおっしゃってました。

へぇ~!!!
なんか、いま、こういう話が聞けて
ほんとによかった・・・!
日々、仕事に追われて、
いやいやもっと他のこと探さないと
仕事に追われていてもいつか仕事は終わるし
そのとき「なんもないやん」ってならんか!?
って
毎日あせってましたけど
終わったら終わったでまた世界が広がることもある。
そんな世界が自分にも待っているんだよと
自分に言ってあげられそうな気がして
気持ちが軽くなりました。

そんな大それたことをしようと考えなくていいんだなと
お金の心配もあるけれど
いつもなんとかなってきたように
なんとかなるやろって思うこともたぶん大事。
(人によるやろけど。)

よくよく考えると
母のように86歳、足が悪くなり
外に出られなくなる日が来ることを考えると
定年後に
自分の足で歩いて楽しめる時間は
どれだけ残されているか・・・

存分に楽しみたいなと
そして楽しめそうだなと
思えた夜なのでした。

いや~もっといろんな人の話を書きたいほどには
いろんな方のお話が聞けて楽しかったです。

花火?
花火はもちろん、ばっちり見えて、キレイでしたよ。
そしてなにより
最近リフォームされたおうちが
キレイすぎてお宅拝見しちゃいました(笑)。
結局のところ、やっぱり、
人生すべて最終は「ひと」
「ひととのかかわり」
そこにいきつくな、
と思ったって結論です。

元上司、一生のおつきあいになりそうです。


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

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