いやまだ続くんかい。
のムスコ話(笑)。
出勤前にムスコと2人で京都ドライブ
が終わった後の話です。
ムスコの健康診断先は
ムスコの健康診断の場所が
まさかの
私の会社のすぐそばだったんです。
これは去年もそうだったんで
一緒に行ったんですよね。
ちょうど出勤時間とかぶっていることもあり。
で、今年も同じ場所だったので
一緒に行こうや~おかあさん。
最寄り駅発の電車っていまもある?
と、聞いてきたんです。
「最寄り駅発の電車」ってのが朝だけありまして
それだと絶対座れるんですね。
そうでなければぎゅうぎゅうの朝ラッシュです。
ムスコもムスメも
何かしらんが「電車で座る」にこだわってまして
絶対に座りたいタイプ・・!
私はせっかちやからか(時に)
それはもうほぼ立って乗るんですけどね。
(ホームで待つのもめんどい。)
それを思い出しつつ
当駅発の電車あるで~
時間調べておいて~
一緒に行こう!
と返事をし
お化粧をしたり~
ゴミを集めたり~
と準備していたんです。
でもね、ほんまに男性の準備って
すぐやねんな。
着替えたら、終わり。
こっちは、お化粧して~
髪の毛整えて~
アクセサリーつけて~
と、予想以上に時間がかかる・・・!
そうこうしてるうちに
出ないとアカン時間になりまして。
なので
私はええよ。もう先行って!!
間に合いそうにないし
でも、また一緒に行けるときもあるやろし
大丈夫やから~!
座って行き~!
と言ったんです。
きっと私がムスコと一緒に行きたいやろうと思って
待ってくれてるんだろうなと思ったので。
(ムスコっていつもそう。)
でも
いや、ええよええよ。
僕、立って行ってもいいし。
当駅発の電車があるかな~
って思っただけやから~。
と、案の定気を使う~!
もう、ごめん~
ええのよ親のことは捨ておいて行ったら!
こういうとこ、なんというか微妙な気持ちの機微を説明できないんですが
ムスコはほんまに、ありますね。
どこでもそうだと思いますけど
こういうところがムスメと違うとこ。
いいとか悪いではないですが
そんなに気を使わなくてよい!
と思う反面、
こうやって気を使わせているのは自分なんだと
いろいろと反省することがありますね・・( 一一)
結局一緒に行く
というわけで、結局ムスコは
毎朝一緒に行っていたころは
絶対に「座る」にこだわり「当駅発」に乗っていたのに
私を待ってくれまして
ぎゅうぎゅうの急行に乗るはめになったんでした。
いやまじごめんよ~。
ムスコはいつも当然朝早いので
こんな通勤電車久々やろ・・・
と思いつつ。
健康診断会場まで一緒することになりました。
申し訳なさ8割・・( 一一)
でもやっぱり、約1時間一緒だったので
車の中でもそうですけど
ムスコとあれこれ話ができた朝にはなりました。
大人になったらほんま
会話してるようでもなかなかふみこんで話すこともないし
家にいたらわざわざそんな話はしませんけど
仕事の話や会社の人の話をあれこれと。
外食もそうですけど
こうやって2人で外にいると
あれこれ話すってのが面白いです。
私も仕事の話やら会社の人の話をあれこれと~。
ムスコの仕事を垣間見る
一緒に歩いていると
工事現場なんかもあるんですが
おもしろいのは
工事現場を通るときに
ムスコが絶対に
まじまじとその現場を見ること・・!(笑)
職業病ですな。
まぁ誰でもそうでしょうからわかりますが
これはほんまにもちろん
学生時代にはなかったこと。
むっちゃ見るやん!
と言ったら
うん。やっぱ気になるねん。
ここの地面はこうしてるなとか
クレーンが見えないのに
あれだけの鉄骨どうやって持ち上げるんかなとか。
と言うとりました。
私からすると
「鉄骨なんかあったっけ?」
状態ですけど、
通り過ぎたあの一瞬で
めっちゃいろんなこと見えてるんだなと
驚きましたね~
仕事ができないとはいえ(笑)
さすが3年も働いてきたらこうなるか。
そこから仕事の話になり、
通常の現場はこういう感じで、
自分の現場ならこういうふうにやってるけど
さっき見た現場はこうだった、
あのほうがこういう効果があるな・・・
等々
相変わらず説明は長く
(1から10まで伝えたい)
日本語が拙く、よくわからんこともあるけれど
一生懸命話していることはわかる(笑)。
(外国人かい)
へぇ~!!!
新鮮でした。
当然といえば当然。
働いていたらそうなる。
でも、
自分には向かないとか
実際は興味ないのにとか
いろいろ言ってるけど
結局、アンタ、向いてるとこもあるで?
・・・と思うところもあったりしました。
結局のところ、
断片的に話を聞いているだけでは
彼がどんな風に仕事しているか
どんなふうに(少しでも)進歩しているか
それは見えないし
彼自身が話す「ことば」でしか
感情の部分も見えないのだけれど
そりゃ誰でも
他人には愚痴ることは大いにあるわけで
そこに真実の感情があるというところもある反面
それがすべてではないということもいえるなと。
ならばやっぱり、
私は、なんぼ社会人の先輩であっても
彼にこの仕事が向いているよね、やっぱり向いてないよね、
とか
こうしてみたらいいんじゃない
とか
なんとなく簡単には言えないなって
思いましたね~。
家族であれ誰しもが
結局のところ、仕事の話でもなんでも
アドバイスが欲しいわけじゃなく
ただ聴いてほしいだけ
っていうのは大いにありますのでね。
3年目に突入し
工事現場の話をあんなふうにしているムスコをみて
今の仕事がいややなと思うところもあるやろうが
やっぱりどこか好きなところもあるから
続いてるんちゃうか、
と非言語の部分が見えた気がしました。
我が子であっても他人であり
やっぱり、親が見えているところは
ほんの一部でしかないと
そういうことなんですね。
いろんなこと
結局は本人が考えて決めて歩いていく。
そういうもんだし
そうであるべきだし
そこに親はただ
見守るだけなんだなと
なんだかしみじみ思いました。
そんなムスコとの1日。
27歳になっても
子どもから教わることは多いです。
コメント