今期もそれなりにドラマを観てまして(笑)
忙しいのにどのタイミングで見るねん?
ですが、
昼休憩のひとときの楽しみです。
先日会った友達は
毎月のように旅行したり
また別の友達は
むっちゃたくさん趣味があって
全部きわめていたり
あれこれ人生の「いま」を楽しんでるなぁ~
私はどうなんだ・・・
日々忙殺されて過ぎていくばかりじゃないか・・
と思っていたのですけど
結局、日常は
こんなささやかな
しかも受け身な
テレビドラマを観るという
どうでもよさそうなことが
ささやかな楽しみって(笑)。
ま、いいんですけど(笑)。
親の思い
今期は
いろいろ見ていたけれど
おもしろいなぁ~好きだなぁ~
と思っていたのは
スカイキャッスルと
海のはじまり。
西園寺さんもブラックペアンも面白いけどね。
特に
スカイキャッスルは
え、おもしろ、と思って
原作?となった
韓国ドラマをネトフリで観始めまして(笑)
いや~36話やっけ?
どんだけ長いねん・・
と思いながらそっちも観てしまいました。
というわけで今週のあらすじはなんとなくわかる・・(笑)。
どういうドラマかというと
韓国の六麓荘みたいなところに住んでる人たちの
子どもの受験戦争?みたいなお話。
ハイソな世界に住む方々は
子どもの学歴が最上級に大事で
その教育のためなら
どんな出費もいとわない・・
どれだけ人をけおとしても上に行く
いや、行かせる(こどもに)。
韓国は日本事情に受験先生がすごいと聞いてましたけど
本当にこんな感じなのかもしれません。
そして、そんなハイソな世界に生きるお母さんも
貧乏だった過去を隠してここまでにのしあがっているっていう。
韓国らしい面白設定がさすがでした。
でもね~
やっぱりわかるわかる、
と思うのは、
自分もまた
子どもの教育に必死だったころもあるから~。
勉強を強いられてきた(と振り返ると思う)自分の昔に重ね合わせ
それでも、やっぱり
今になってあれはあれでよかった
親がおさえつけるのはどうなんだ、だけど
それでも、それを信じてやってきて今の自分があると思えたり
親は親で
私が大学生になったら、急にすっと手を離すという
それなりにポリシーがあったんだなと
そこまでは親の責任と思って、
親の方針でやってきたのだなという思い
そこには、子どもの将来を親なりの価値観で思うがゆえだったと
いまはそう思えるから
私にとってはたぶんよかった。
と思えたんですが
「私にとっては」だということに
子どもができたころは気づかず
自分が歩いてきた道が正しかった、よかったのだと
きっとこの子たちにとってもいいものであるはずと
私みたいにきっといつかいろいろ見えて納得して感謝する日が来るはずと
そう思い込んでいたから
私の子ども時代ほどではないとはいえ
ある程度子どもに強いていたり
価値観を植え付けたりしていたなとね
今振り返ると思います。
途中で気づいて、完全に手を離すと
子どもたちはもう自由奔放に
私の手から羽ばたいていきましたけどね(笑)。
その結果、浪人だ留年だいろいろな試練がありましたけど
どうにかこうにか切り抜けてきてきっと今がある。
試練だったかどうかもわからんけどね( 一一)
でも、私と子どもたちとは完全別人格であり
幸せの定義も違うんだということ
そこに途中で気づけたことは本当によかったなと
今振り返ると思います。
あったりまえなことでも
当たり前な学生時代を過ごしてこなかった私にとっては
なかなか腑に落ちるほどに理解するには
時間もかかりましたからね・・
なので、このお受験戦争や
親同士(女性同士)の確執や
そんなものがうずまくスカイキャッスルは
なかなか見ごたえがあって面白かったです。
やっぱり、親子の話がどうしたって自分に響く。
これは当然のことでもありますかね。
親の思いも痛いほどわかり
そして子どもの成長過程で起こることもよくわかる。
子どもたちが巣立てば
どうでもよかったことになるけれど
子どもの学歴が自分の成績みたいに思えてしまう親の気持ちも
めちゃくちゃよくわかるんですね~
あと10年たったら、
なんやってん?私?
ってなるけどな、とも思ったりしながらね(笑)。
観てます。
子どもがいなくなる寂しさ
あとは、「海のはじまり」。
ムスメは
「月9でこのドラマはないわ~!暗すぎる!
西園寺さんならわかるけど!!」
と言って、観るのをやめたようですけど
私は好きでね~
そもそも暗めのドラマが好きですから(笑)。
これもまた
響くところは人によって違うと思うんですよね~。
今週の、大竹しのぶさんの泣きのシーンね。
もう、外で見ているのに泣けて困りました。
娘が亡くなり
孫と暮らしていたけれど
その子の存在を知らなかった父親が
その子の存在を知って
一緒に暮らす決心をして
一緒に暮らすことになる。
つまり、一緒に暮らしていた孫がいなくなる。
ふと、普段の生活の中で
いつものように
家の中にいる孫を呼ぶんですが
実は家の中にはもうおらず返事もない。
お鍋を出すと
そのお鍋について一緒に話をした
娘と孫のことを思いだし
もういないんだと気づいて
鍋を抱いて座り込んで泣いてしまう。
これはもう、
来年の私やん( 一一)( 一一)( 一一)
と思って、泣けました。
孫はおらんけど(笑)。
ムスメがソファに寝転がっていたり
ムスコがのっそりとリビングにやってきたり
そんなどうでもいい景色が
当たり前の日常が
なくなってしまうんだな~
と思うと、ね。
寂しすぎるやろ!!!( 一一)
先日も、台湾旅行から帰ってきたムスメが
「ママ!見てや~!これ買ってさ~!!!」
「ママ!聞いてほしい!あの店行ったときにさ~!!!」
「ママ!これはママが好きやと思って買ってきてんけどさ!」
ってもう
しばらくいなかっただけに
帰ってきたらうるさいくらいに話しかけてくるムスメ。
毎日こんなこうるさい(笑)ムスメとの日常を過ごしているというのに
どうなるんやろな来年( 一一)
そういえばムスメも先日
「私さ、普通に大阪万博のチケットお兄に頼んでさ
行く気満々やったし、もちろん行こうと思ってるけどさ、
まさか大阪離れるとは考えてなかったし
でもよく考えたら、私そのとき東京よな????」
と言うとりました(笑)。
・・・ですよね・・?
だいたい
「死ぬまでこの家で暮らす!!!」
と言ってたムスメですからね?
いや~ほんと、誰が想像したことか。
このタイミングでムスコも関西支店から異動で
あれあれひぃぃぃ、ってなってます。
どっちにしても、結局、親子の感情が揺れる話に弱いという話。
自分におきかえるから当然ですね。
海のはじまり。は、全然設定が違うドラマですけど
でもやっぱり
子どもの気持ち、親の気持ち、祖母の気持ち
を考えるとどうしたって涙が出てしまう・・
親子のテーマは永遠ですね。
でもやっぱり、これをこの人生で味合わせてもらったことは
私にとって最高の幸せだよなってね
別れの寂しさも込みでそう思います。
いよいよドラマもクライマックス。
しばらくまたドラマミスなひとときが始まります(笑)。
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