いや~こわいですね。
東京八重洲の鉄筋落下事故・・
2人亡くなられたとのことで
ムスコとしてもひとごとではないというか
同じような仕事してますから
私も背筋がぞっとしました。
そうでなくても
自分の不注意から
かなり危なかった、
みたいな話は
ムスコからよく聞いているので
本当に
毎日祈るような気持ちです。
どうか無事で。
建築業界は
「ご安全に」という挨拶をするそうですけど
本当にその意味をしっかり意識して
作業にあたってほしいと思いました。
(人為ミスかどうかもわかりませんけど。)
ムスコの仕事
ムスコの仕事は
いわゆる現場監督でして
けっこう高いところに上って
写真を撮ったり
ものすごい地下の奥深くで
作業確認したりと
聞いていると本当に
大変そうな仕事です。
そして、同期のみなさんも
いや同期のみならず会社のみなさんそうですけど
マジでブラックです。
ブラック日本一、なんて言われましたけど
いや~ほんまそうだなと
毎日思います。
もちろん、同期(2年目)で
辞めたひともたくさんいるみたいですし
つい先日も
同期が突然やめるって・・!
なんてこともあって
いやそもそもムスコも
仕事は面白くなければ興味もない
やりがいも感じられない、
なんてことをよく言うのですけど
果たして、続けることが正しいのかどうかもわかりません( 一一)
そもそも「正しい」道なんてなくて
そのときに自分が選んだ道が正解であるに違いないんですが
それにしたって
考える余裕や時間すらなさそうな気がします。
「仕事ってそんなもん!面白くもないし楽しいこともない!」
「給料は我慢料や!」
などと言うつもりはありませんが
かといって
「すぐやめたほうがいい!自分が楽しいを思えることをしたほうがいい!」
「やりたいことをやるのが幸せ!」
とも簡単には言えないというか。
そのあたりはとても難しいです。
私自身、入社して5年目で辞めたわけですが
辞めたよかった(だからこんなホワイトな会社で働ける)
という気持ちもあるけれど
辞めなくてもよかった(客観的に見たら子どもいても働ける!)
という気持ちも正直あります。
ディレクター業務は
とてもしんどかったし
それこそムスコ以上に家に帰る時間もなく
いやいや子育て無理やろ!
な現場ではありましたが、
でもやっぱり、「楽しい」「おもしろい」瞬間はあって
その瞬間があるから頑張れていたし
それこそ、待遇もずっとよかったりもしたし
いま、おなじくらいの年代の残ってる人たちをみて
大きな仕事できてるな~
と思うと、ちょっと心の奥のほうがちくっとしたりもします。
あのとき、
「やめようかな」と言うと
周りの人たちは
「こんなしんどい生活!はやく辞めたほうがいい!」
とか言ってくれていたけど
辞めた直後は
いやいや・・誰か止めてほしかった・・
と思ったものです。
当然のように入ってくる収入が途絶えるって
それほどこわいことだったりしたんですね~。
特にまだ若かったし、子育てもこれからなときで
お金の不安は大きかったですしね。
そう思うと、ムスコにとって
仕事って(今の会社って)どうなのかなと思うと同時に
本人が「経験していないこと」はわからないわけなので
自分が経験したことを
そのまま話す、
ってことが最近多いです。
そういう話はムスコも慎重に聞いてます。
とりあえずは
給与が平均より高いそうで
それで続けられてる、ってのはあるみたいです。
どうせしんどい仕事なら
どこにいっても現場監督という仕事がしんどいなら
給与の高いところで、
と思っていたとムスコは言いましたが
まさかそんなことを考えているとも
あまり知りませんでした。
たかがお金、されどお金。
そういう選び方もまたひとつ。
なのでしょうね。
私は、給与はまったく見ていなくて
とにかく放送局という業種だけを見つめていましたけど
それはもう、
いろんな決め方があっていいと思います。
本当にひとそれぞれですし
人生はやっぱり
自分しか責任とれないですもんね。
ムスコだってそう思ってこの会社を選んだとしても
同期の方々のように
ふっと辞めよう、と思う日がきて
辞めてしまうこともあるわけで。
それはそれ。
(と今は(起こっていないから)思えます。)
親だからやっぱり
揺れ動くし心配もするし一言いいたくなるし
でも
「彼の人生なんだから」
はいつも忘れないでいたいなと思います。
人生は選択の連続
そんなことを考えていると
本当に、人生って
選択の連続だな~
ってね、思います。
今日はどの靴を履こう?
という小さなところから
今日はどっちの道行こう?
これからどんなことをしよう?
どんな学校に入ろう?
どんな会社に入ろう?
会社に入って何を目標にしよう?
辞める決断をしたら、その後何しよう?
というようなことまで
本当に、いつも選択してるな、
と思います。
スティーブジョブズが、
決断(選択)の回数を減らすために
毎日同じ服を着ていたのはよく知られる話ですが
本当に、生きてると、
選択が常に目の前にあるよなぁ、
といつも思います。
それに追っかけられてるような。
でも、その選択が
自分にとって、
本当に選択したいことであったり
自分がやりたいことであったり
常に「自分」を見失わないでいたいし
子どもたちもそうあってほしいなと思います。
いずれにしてもまずは
今日のムスコが安全に仕事できますように・・
もはや毎日無事に帰ってきてくれているのが
奇跡なんちゃうか!
と思えてきました。
今日もご安全に。
かみさま、よろしくお願いいたします・・!
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